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コメント
3件
え、待って、こういうの好きなんけど。死に戻りって! しかも呪い受けてるの〜? りーちゃん? 頑張って足掻いて足掻いて足掻き回ったらいいんちゃう?
ピチャァン…
おんりー
静寂に包まれた闇の中、 青年の声が静かに響く。
おんりー
その声は震え、悲しみや憎しみさえもを連想させる。
おんりー
彼はその日、彼にとっての ”全て”を失った。
笑顔も、 希望も、 仲間も。
おんりー
チャキ…
首筋に当てた刃は、所有者と共に小刻みに震えている。
おんりー
まってよ〜ん
……ズズズ、
その時、どこからともなく現れた黒と白の霧のようなものが、青年の体に纏わりつく。
おんりー
おんりー
よく覚えてるね♪
おんりー
青年は嘲笑する。
おんりー
だんだんと闇に侵食されていく体、麻痺していく感覚。
おんりー
えー、つまんない!
力の入らぬ手を動かす。 “呪い”に包まれる前に。
カタ、カタカタ…スッ ザシュ、ブシャ…
おんりー
ビシャッ、ポタ…
ありゃりゃ(笑)
青年の周りは紅に染まり、霧はどこかに消えた。
ピチャァン…
そして静寂の中に残ったのは、水の滴る音だけだった。
暗い。上も下も周囲が把握できない。 ここは何処だ…?
ふふ
ふははっ
あははっ!(笑)
突然、高笑いが聞こえた。 子供のような無邪気な声。
そんな声とは裏腹に、悍ましい気配を感じる。
おんりー
…でも、俺はもう死んだんだ。 恐れる必要もない。
おんりー
あはっ!(笑) 生意気なガキだね〜! うーん、悪魔ってのはあながち間違ってないよ♪
おんりー
でもね、終わらせるわけないじゃん〜! そんな簡単にね。(笑)
おんりー
キミはこの因果から逃れられないよ〜? ボクの”呪い”を受けたんだからさ!
おんりー
ふふっ、 楽しみだなぁ〜♪
せいぜい抗って見せるのさっ! そしてぇ〜♪
絶望に歪んだ顔を見せてっ! 泣き叫ぶ顔を見せてっ!
じゃあ、頑張ってねっ♪(笑)
ゴォッ…
おんりー
気がつくと俺は、森の中にいた。
おんりー
ザァーー サワサワ… ジジジ…
滝の音や木の葉の擦れる音。 虫の音も聞こえる、のどかな…
おんりー
落ち着きたい時によく来ていた場所。
誰も知らない…、いや。 “俺たち”しか知らない、秘密の場所。
おんりー
おんりー
心の安らぎを感じ、ふと自分に目をやった。
おんりー
なぜか俺の服はボロボロだった。
ドクン、 ドクン…
おんりー
ガサ、ザッジャリ…
おんりー
ザッ、ズルッ!ズシャァー! (ぅゎー!!!)
おんりー
俺は急いで、音と声のした方へ向かった。
ザッザッ
そこには白髪の青年、 おらふくんがいた。 …やっぱり夢だったんだ。
おんりー
おらふくん
おんりー
おらふくん
おんりー
ポワポワポワ…
俺は魔法で傷を癒した。
おらふくん
おんりー
するとおらふくんは、きょとんとして固まってしまった。
おんりー
おらふくん
明らかに様子がおかしい。 俺を、知らない…?
おんりー
おらふくん
おんりー
ガサッ、ズザザァー!
(((うわぁぁぁぁ!!)))
ズシャァ!
おん/おら
また誰かが落ちてきた。
ぼんじゅうる
おおはらmen
ドズル
おんりー
おらふくん
ドズル
ぼんじゅうる
おおはらmen
ぼんじゅうる
みんな
ドズル
…ドズさんも、、?
おんりー
おらふくん
ぼんじゅうる
ドズル
おんりー
おおはらmen
おらふくん
みんな
やっぱり、おかしい。 みんな、俺のことを知らないみたいな…
おんりー
ドズル
ぼんじゅうる
…みんなは、 この場所を知っているはず。 なぜ…?
おんりー
おらふくん
ぼんじゅうる
これは…、まさか。
おおはらmen
ぼんじゅうる
おんりー
ドズル
おんりー
おおはらmen
おんりー
おらふくん
ぼんじゅうる
おんりー
ドズル
おらふくん
…確信した。 彼らは俺のことを知らない。 そして、集落に帰れば大体の真実がわかるだろう…。
おんりー
日が傾き出した頃。
歩いていると、薄らと集落が見えてきた。
おんりー
…やっぱり、か。 ここは”あの日”なんだろう…
道中では一通り自己紹介をしながら、ゆっくり歩いてきたため、もう夕方だ。
スタ、スタ、スタ…
おんりー
ぼんじゅうる
おおはらmen
おらふくん
ドズル
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
ドズル
おんりー
ぼんじゅうる
ドズル
おらふくん
おおはらmen
ぼんじゅうる
ドズ/おら/men
ぼんじゅうる
みんな
おんりー
おらふくん
ドズル
おおはらmen
ぼんじゅうる
おらふくん
ーーーーーーーーーーー
こうして、俺は “あの日”を辿っていく。
今はまだ仮定だが、なるべく変えないほうがいいだろうから。
おんりー
カランカラン…
このお店は、小さい頃からよく来ている馴染みの店だ。
おらふくん
ドズル
ぼんじゅうる
おおはらmen
おんりー
お店の奥の方にある席に座り、注文を済ませた。
ドズル
おおはらmen
ぼんじゅうる
おらふくん
おんりー
ーーーーーーーーーー
いい感じに、酒飲みたちが酔ってきた頃。
おんりー
ドズル
ぼんじゅうる
おおはらmen
おらふくん
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
おんりー
ドズル
…本当は、知っている。 魔物を討伐しに来た、冒険者のパーティだってこと。
でも。
おんりー
ーーーーーーーーー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
ドズ/おん
ーーーーーーーーー
一つ目の関門は突破した。 でもまだ油断はできない…。
小さな齟齬が、大きな展開の変化を招くかもしれないから。
夕食を済ませ、俺の家に着いた。
おんりー
おらふくん
おおはらmen
ドズル
ぼんじゅうる
おんりー
おら/men
ドズル
おんりー
スタスタスタ
確か、綺麗で広い部屋が1部屋あったはずだ。
おんりー
ドズル
おんりー
おらふくん
ぼんじゅうる
おおはらmen
ドズル
おんりー
おんりー
ドズル
ぼんじゅうる
おんりー
ドズ/ぼん
キィ…パタン、
俺は自分の部屋に向かった。 何か、手がかりがあるかもな…
キィ、パタン
おんりー
魔導書を開き、魔法を発動させる。
ポワポワポワ
おんりー
つまり…
死に戻り。
おんりー
ボフッ
…また、あの悪夢を繰り返すのか…?
おんりー
思い出すだけで、悪寒がする。 …もう絶対にみんなを失いたくない。
おんりー
おんりー
ピキィン… ズキンッ!
おんりー
ドタッ…
急に首筋に強烈な痛みが走り、前に倒れ込む。
咄嗟に首を押さえた手を見ると、黒い霧のようなものが纏わりついていた。
おんりー
あの時と同じ声が、頭の中に響く。
抜け出す?? できるもんならやってみなよ!! ま、無理だろうけどね♪(笑)
…相変わらずの憎たらしさだ。
おんりー
ほーん、頑張ってね☆ ボクはキミを”いつでも見てる”から♪
ーーーーーーーーー
おんりー
震える体をゆっくりと起こす。
おんりー
目の前にある鏡を見ると、俺の首筋に黒い痣のような紋様があった。
おんりー
おんりー
いいよ、変えてやるさ。 この因果から抜け出して、未来を。
そして、守るんだ…
俺がみんなをッ!!
ろぉる(作者)
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