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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

大飛

ん ッ 、

あつき

!! 、大飛っ!

大飛

あっちゃ … 、?

あつき

ぅんっ 、あっちゃんだよ

あつき

ちょっとみんなのこと呼んで来るから待ってて 、

確か 、みんなの前で過呼吸起こして 気失ったんだっけ …

嫌われちゃったかなぁ 、笑

大飛

っ 、嫌われたくない ッ …( ぼそっ

こんなに思うなら 、みんなに嫌われるなら もう死んだ方がマシかもしれない __

引き出しにあったカッターを手に取り 、 いつもだったら手首に当てるはずのものを 首に当てる

大飛

… ばいばい 、みんな

_ ぱし ッ 、

大飛

、?

優太

お前 ッ 、何やってんだよ!

叩かれた衝撃でドアの近くに飛んだカッター ドアには目を見開いて俺と優太を見る 、 彪雅 悠馬 あっちゃんの姿

頬を叩かれた 、あの優太に

__ 自殺失敗しちゃったんじゃん 、

自然と痛いという感情よりも先に 失敗したという事に対する不満が出た

大飛

邪魔しないでよ 、
折角死ねる所だったんだから

優太

ばかかよっ!
死んだらっ 、動画もう撮れねぇだろ ッ ( 泣

大飛

い ー よ別に 、それで楽になるなら
辛いだけならもう動画なんて撮りたくない

優太

っ 、俺らはど ー すんだよっ … !
日本一なろうって ッ 、約束しただろ 、!!

大飛

勝手にしとけばい ー じゃん 、

大飛

心配なんて少しもしてないくせに止めないでよ
ど ー せみんなも死ねばいいって思ってるんでしょ 、

大飛

無理して泣かなくていいよ 、
俺は勝手に死んどくからさ

ただもう死にたかった 、何も考えたくなかった 動画のことで悩まないように

もうコメントを見て傷つきたくなかったんだ

悲しそうな顔をする4人を見て 、 心が揺らぐ

__ もう俺 、分かんないよ ッ …

あっちゃんに大飛が起きたって聞いて すぐに寝室に向かった

そしたら首にカッターを当ててる大飛の姿が 目に飛び込んできて 、 気づいたら止めに体が動いていた

大飛

無理して泣かなくていいよ 、
俺は勝手に死んどくから

こんなに溜め込むまで大飛をほっといた俺に 嫌気がさす

もっと 、早く気づけたはずなのに __

優太

大飛 、俺の話も聞いて?

大飛

ッ 、やだっ 、聞きたくない ッ

優太

だめ 、聞いて

優太

大飛がいなきゃ 、俺らは生きていけない
死んだら悲しいし 、泣くし 、たぶん当分は立ち直れない

優太

俺今めっちゃ後悔してんだよ
なんで大飛の変化に気づいてたのに無視したから

優太

俺がもっと早く気づいて大飛に声掛けて
安心させてやれば良かったよな

優太

溜め込ませてごめん 、俺は大飛が大好きだよ

優太

大飛の気持ち全部俺らにぶつけて?
全部受け止めて 、絶対俺らが助けるから

大飛

ッ 、なんでそんな優しくすんのっ …
折角嫌われないように遠ざけたのに ッ 、( 泣

そんな事を思ってたのか 、 俺が声を発そうとした瞬間 、遮るように 先に声を出した人物がいた

優太

やま ッ …((

あつき

ばかっ 、!!
だからって死のうとしないでよ ッ 、

あつき

大飛は俺らのリーダーである前に親友なのっ 、
大飛が辛いって言えば俺らは助けるよ ッ … ?

あつき

俺らじゃ頼りないかもしれないけど 、
頼ってよ … !

あつき

どんな大飛でも 、ずっと傍にいるから ッ … ( 泣

悠馬

あっちゃんの言う通りですよ 、
大飛が世界から嫌われるなら僕たちも一緒に
嫌われます

悠馬

1人で溜め込む必要なんてないんですよ 、

彪雅

お前が俺らから離れようとしたって 、
離れられる訳ねぇだろ 笑

彪雅

嫌いなんて言われても一生離れてやんねぇよ

全員 、思ってる事は一緒みたいだ 大飛は俺らにとって大切な存在で 無くなってはならない人

優太

大飛 、言ったろ?

優太

俺らが全部受け止めて助けるって

4人の言葉を聞いて 、自然と涙が溢れてきて 止まることを知らなかった

離れたいと思っていたはずなのに 、 今では助けて欲しいと思う

大飛

ッ 、ひぐっ もう辛い ッ 、俺生きたくないよっ( 泣

大飛

こんな世の中で生きるの辛い ッ 、!

大飛

俺 ッ 、ど ー したらいいの … ?

大飛

ねぇっ 、俺の事助けて ッ 、、

本音を全部ぶちまけた 泣きながら 、みんなに助けを求めて

そんな俺をみんな優しい目で 、 一緒に泣きながら聞いてくれた

優太

大飛 、話してくれてありがと
絶対俺らが助けるから

優太

もう安心しろよ 、

あつき

ほんとっ 、大飛は溜め込みすぎなんだよ … 笑

彪雅

早く言えばすぐ助けてやんのに 、( 頭 撫

悠馬

僕手紙にも書きましたからね 、
「 友達だろ 、死ぬ程頼れ 」って

悠馬

僕たちの前から 、居なくならないでください

優太が傍にいるのが心強くて あっちゃんが優しく笑ってくれるのが嬉しくて 彪雅の頭を撫でてくれる手が暖かくて 悠馬の言葉が胸に刺さって

4人が 、俺を助けてくれる

大飛

ぅん ッ 、ごめんっ ごめん ( 泣

大飛

やっぱり俺っ 、みんなと一緒に生きたい ッ …

4人は優しく微笑んで俺に言ってくれる

「 当たり前だろ / でしょ / です 」

大飛

っ 、俺 コムドットで良かった( 微 笑 ,泣

俺らは一時活動休止を選択した 俺の為に 、精神を安定させるために 安定するまでずっと 、優しく傍に居続けてくれた 4人は俺にとって最高のメンバーだ

… 久しぶりのカメラの前に緊張する ど ー やって話せばいいのか 、必死に頭を回転させる _ ぴっ

優太

ゆうた!

悠馬

ゆうま!

彪雅

ひゅうが!

あつき

あむぎり!

大飛

みんなただいま 、やまと!

「 コムドットです! 」

明るい挨拶 傍で優しく笑いかけてくれるメンバー 見守ってくれる裏方 “ 戻って来れて良かった ”

大飛

みんな 、大好きっ!

こんなに長くなってしまってごめんなさい この世の中は本当に生きづらくなったと思います 何か叩く的を見つけては 、 叩いて人を傷つける また好きなものさえ否定する でも 、こんな生きづらい世の中を 生きていかなきゃならない ほんと人生って窮屈ですね 私は今の目の前の事でいっぱいいっぱいで めっちゃきついです 笑 生きてるだけ偉い 、自分を褒めたいです たまには楽しちゃいたい 、そう思う最近でした 最後まで見ていただきありがとうございました

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感 動 過 ぎ ま す ✊🏻

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