俺の名前はさとる、23歳の会社員だ。
学生の頃はよくありがちな勉強が苦手な運動神経しか取り柄のない男だった。
だが小さい頃から運動神経だけはよく、足も速かったため意外にモテていた。
こんな俺がこの先の人生こんなに苦労することになるなんて…
その出来事が起きたのは俺が23歳の時付き合っていた彼女との間に子供を授かり結婚をしてからのことだ。
毎朝7時の満員電車に揺られ会社まで1時間半かけて通う日々。
そんな辛い毎日だったが、家で帰りを待つ子供の事を考えると不思議と頑張れた。
休みの日には子供と2人で家の近くの公園まで行き、砂場や遊具で夕方になるまで遊んでいた。
そんな平凡な毎日を俺はすごい幸せに感じた。
子供が2歳になる年に2人目の子供を授かった。
その知らせを聞いた時また家族が増える事に幸せでいっぱいだった。
そんな幸せな日々、この幸せが永遠に続くのだろうと俺は思っていた、だが悲劇の始まりは2人目が生まれてこれからもっと頑張らなくちゃなと思った矢先の事だった。
ある日の夜、
嫁からの一言がその始まりだった、
最近生活がキツいと。
だから私も働くと。
コメント
1件
フォロ失!