主
主
主
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
掃除用具を手に取り落葉をはく
道の端の水路に流れる水が太陽に反射され輝く
木から一つ二つと落葉がひらりと 舞い落ちる
穂先が石レンガと擦り合い音が鳴る
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
唄声がまるで風に乗るように響く
???
木影から青く丸くて小さなものが唄う彼を影から見つめる
ぺいんと
???
ぺいんと
???
ぺいんと
???
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
???
ぺいんと
息を切らしながらその子の元へ駆け寄る
その右手には紙が握られていた
紙には五十音が書かれている
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
すると小さな足を前へ後ろへと動かし文字の上に乗る
こ
ん
に
ち
わ
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
う
た
じ
ょ
う
ず
も
っ
か
い
き
き
た
い
!
ぺいんと
???
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
小さい青い子を手に乗せ優しく撫でる
???
ぺいんと
???
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
???
ぺいんと
ほうきを柱に寄りかからして置く
青い子を手に持ち赤い鳥居へと歩き出す
階段に腰を下ろす
風が自身の髪を揺らすのが分かる
一礼をし、また一礼をする
ぺいんと
???
言葉が分からないのか疑問に思う顔をする青い子を横目に息を吸い込む
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
???
???
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
???
ぺいんと
???
ぺいんと
???
ぺいんと
ぺいんと
???
???
???
ぺいんと
???
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
???
青い子に背を向け階段を駆け下りて行った
???
主
主
主