蘭
ん......ん、、パチ....

蘭
!?!

約1年ぶりに春千夜の瞼が上がっていた。
瞳が俺を捉えている
蘭
は、る......?

春千夜
................

蘭
春、わかる、?蘭だよ....、?

春千夜
................ら、ん。

蘭
......ぅ゛...........く゛....((春千夜に背を向ける

春千夜
、......か、お................

春千夜
み................せ、......て、

蘭
、グスッ......

春千夜
................

蘭
!

春千夜
......

蘭
...........ん、

蘭
ッ......あ、あいして....る、

本当の君の瞳で見つめられて
涙を堪えるのが精一杯。
声が震えてしまった
蘭
あと少しで、皆来るはずだから、、

春千夜
...........ん、

蘭
ん......どした....?

春千夜
、ぁ......、ん

蘭
蘭だよ....

春千夜
...............、ぇ......ん、ね

蘭
......大丈夫だよ、謝らないで、、

蘭
春はひとつも悪いことしてないから

蘭
......ね、?だから、自分のこと、せめないで.....グスッ

春千夜
...........ぅ、、

蘭
大丈夫だからね.........はる、はる、....ポロポロ

春千夜
......クスン

春千夜
ぅ゛〜!!((目を瞑る

蘭
!

竜胆
!春...........

蘭
ごめん、びっくりしたね.........

ココ
はる、、春、!俺、分かるか、?

春千夜
......パチ...

春千夜
...........コクン

春千夜
....こ.....こ、ぃ...........ん、ど.....ぁ....く、ち....ょ

鶴蝶
...........よかっ、た、、

竜胆
......

ココ
....ありがとう、、

春千夜
......コク

蘭
...........?

春千夜
...........

蘭
春?

春千夜
?

蘭
瞬きしないと、目乾くよ?

春千夜
......コクン

竜胆
出来ないの?

春千夜
コク....

鶴蝶
.....上手く動かせないのかもな。医者呼んでくる

ココ
ん、

春千夜
......

蘭
目閉じていい?

春千夜
......コク

蘭
ん、((優しく瞼を下ろさせる

蘭
.....泣いてるみたい。((涙を拭う

ココ
起きてよかった......ほんとに、、

竜胆
だね....。

春千夜
..........くひゅッ...へぷちッ

皆
(はい優勝)

蘭
寒い?((首に手を当てる

春千夜
コクン......

蘭
ん......((毛布を掛ける

医者
春さ〜ん、少し診ますね〜((ベッド横の椅子に座る

医者
体調どうですか〜?腹痛とかないですか?

春千夜
...........コクン

医者
少し目診ますね、((瞼を持ち上げる

医者
.........乾いてますね。目薬入れましょうか、

医者
......((目薬を差す

春千夜
......

医者
この目薬、ここに置いておくので、目が開いていて閉じられなかった場合に入れてあげてください。

蘭
分かりました

医者
目を瞑ってても寝る前は使用した方がいいかもしれません

蘭
はい、

蘭
春、起きてる?

春千夜
コクン

蘭
認知症、治ってよかったね。お薬ちゃんと効いたみたい

春千夜
...........!

竜胆
可愛い......w((優しく撫でる

ココ
あれから3年経ってるんだよ

春千夜
..........ぇ....

鶴蝶
そんなに経ってるとは思わないよな。春からしたら体感1年もないだろうし......

春千夜
ぅ......

蘭
大丈夫......春が起きてくれただけで充分だから。((頬を合わせる

春千夜
ふへ......//

皆
!!

皆
笑った

蘭
可愛すぎる

春千夜
......ん、んぅ...

鶴蝶
!動くのか......

春千夜
ん、ぅ?

蘭
、......

春千夜
!

春千夜
...........ギュ..

春千夜
......スゥ...スゥ

蘭の手を握り自分の頬の近くに寄せると
春千夜は安心したように眠りについた
蘭
......冷たい手、、

ココ
..............蘭も体調すっかり良くなったみたいで良かったよ

蘭
、うん。ごめんね....

ココ
あ、謝らせたいとかじゃなくて。ただ....心配だったからさ

蘭
ん、ありがと。頑張って生きて良かった。

竜胆
....兄ちゃん、

蘭
..........人生の半分以上、俺は春の事が大好きだから...居なくなるのがただひたすらに怖かったんだよね。目の前に居るはずなのに、俺の事わかってくれないし...........

皆
......

鶴蝶
...........ボスが提案してくれたんだけどさ

蘭
うん?

鶴蝶
.....2人はもう、梵天を辞めたらいい。って

蘭
え

鶴蝶
梵天を辞めると言うか、職務を辞めるって言うのがいいかもしれない....

ココ
俺もそれがいいと思う。ここ数年は反社全体の勢力も落ちてきて忙しくなることも少なくなってきたし

蘭
辞めたらどうなるの、?

竜胆
安全なところで暮らしな、どこか田舎でもいい。春の体調と2人のこれからの幸せのこと考えて、この世界から離れてほしいの。

蘭
春は....皆と一緒に居たいんだよ、?

鶴蝶
勿論会いに行くよ。行ける距離なら毎日でも顔を出しに行く

蘭
そんな.....、

竜胆
幸せになってもらいたいんだよ、2人には

ココ
梵天の皆がそう思ってる。

蘭
皆一緒じゃないと...........

鶴蝶
ずっと一緒だよ。約束しただろ

蘭
春は、一緒に暮らしたいんじゃないの

竜胆
兄ちゃんが居ればきっと大丈夫。

蘭
................

蘭
春が元気になったら相談してみる、、

鶴蝶
あぁ。
