次の日(朝)
初
私は起きてすぐ、顔を洗った。
初
今日は音楽のテストがあるから、「私」で行く。
お兄ちゃん
初
お兄ちゃんと一緒にご飯を食べる。
お兄ちゃん
初
お兄ちゃん
初
お兄ちゃん
初
お兄ちゃん
里都
初様が困られています。
お兄ちゃん
男子はもちろん、女子まで魅了させちゃうだから!!
初
静かに。
蒼空
私がいます。 もし、初に手を出したら私が対処しますから。
朝からお兄ちゃんが騒いで、朝食は終わった。
私と蒼空は学校だ。
↑学校の校門
初
初
蒼空
私がいる。
初
家を出てからずっと色んな人からの視線を感じる。
それは学校に入ってからもだ。
女子生徒1
女子生徒2
初
初
私達が通っているのは「聖ブリリアント学園」だ。
「心・美・体」をモットーとしている。
この学校には2つのクラスが存在する。
エコノミークラス
ファーストクラス
エコノミーは家柄関係なく通える学年合同クラスだ。
ファーストはお金持ちの令嬢や御曹司が通うクラス。
私はエコノミークラス。 蒼空はファーストクラス。
一応、令嬢である私がエコノミーなのは理由がある。
家柄に頼らず学校生活を送りたいからだ。
今までお兄ちゃんに頼ってきた。
高校では自力で頑張ろうと思った。