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4 - No.4 アマナの緑色の方へ

♥

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2024年04月17日

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なづ お誕生日 おめでとう !!!

ということで

早速誕プレ?の ストーリーとイラストなんですが

ストーリーがバカみたいに 長くなってしまいまして (約400タップ)

とりあえずイラストだけ 先に載せます

こちらになります

そして次が ストーリーとなります

さっきも言った通り クソなっがいけど 自分なりには頑張ったので 見納めで頂けると嬉しいです

誤字もあると思いますが お許しくださいませ 見つけ次第直します

あと単純に文章力落ちた だからあんまおもろくないかも 悲しいごめんなさい(私情)

それでは早速どうぞ

《世界線設定》 軍、人外、人体実験パロ グロテスクな表現あり (流血、暴力等)

窓から朝の日差しが差し込む

その日差しが顔に当たり その眩しさにゆっくりと目を開ける

………んー…

寝ぼけ眼を擦りながら 布団から上半身を起こし 伸びをする

…今何時や……

半開きの目で壁掛け時計を見れば 針は8:30を指していた

不意に、時計の横にあった 日めくりカレンダーが視界に入る

そこには、4月17日の日付

(…もう17日か…)

時が経つのは早いなぁ…

そんな独り言を呟きつつ 私は立ち上がる

私は寝癖をそのままにして 寝ぼけたまま食堂へと向かった

おふぁようございまーす…

私はあくびをしながら 食堂の扉を開ける

すると、中にいた 数人の子ども達が驚いた顔で こちらに振り向いた

子ども

あ、な、なづお姉ちゃん!おはよう!

…ん、おはよー

何故かよそよそしい子ども達

なにか隠し事でもしているのかと 疑問に思いながら 自身の分の朝食を取りに行く

ここは、とある軍にある 小さな孤児院だ

自分合わせ十数人の子ども達が 毎日気ままに過ごしている

ここにいる子ども達は全員 親も親戚も誰もいない

親に捨てられたからだとか 戦争で亡くなったからだとか 理由は様々だ

そんな子ども達が自然と 集まった場所 それがこの孤児院だ

私たちは、月一程度で寄付される 十数万円の支援金で 生活を共にしていた

私は、この孤児院の最年長

しかし、最年長だからといって 特別多く家事をこなしたり などはしていない

ここの孤児院は しっかり者の子が多いため みんなで分担して 家事を行っているのだ

歳関係なく仲が良く お互いにお互いを支え合いながら 私達は生活を共にしていた

…あ、なづおはー。

あおはよ無夜。

私と同い年の孤児院の子、無夜が 洗濯物の入ったカゴを持ち それを干しに行こうとしている

今日洗濯物担当なよか。

そそ、早速干しに…

その瞬間、さっきの よそよそしかった子どもの一人が 無夜の服を引っ張って どこかへ連れていこうとする

え、ちょ、待って洗濯物…!

その子どもは 他の子ども達のいるところへと 無夜を連れていき コソコソと耳打ちをする

子ども

ねね、明日はなづお姉ちゃんの───でしょ?

子ども

だから、──────を作りたいんだけど…

あー…材料はあると思うから……

バレんようにこっそり作らなあかんね。

少ししか聞こえない声に 私は首をかしげる

(なに話してんだろ…)

そう思っていると 無夜が子ども達の元を離れ 私の方に向かって歩いてくる

なづー、ちょっといい?

ん、どした?

いやー、実はさ…自分今日、買い物当番も当たってて…

でも洗濯物あって忙しいんよ…

やからすまん、もし良ければ買い物行ってくれんか…?

無夜が手を顔の前で合わせ 申し訳なさそうにそう言った

あー…ええよ、行ってくる。

まじすまん、ありがとう!

これ、買い物メモ。
頼んだ!

無夜は少し強引に 私に買い物メモを押し付け また子ども達の元へ戻っていく

そして、子ども達と笑い合い 小さくハイタッチした後 無夜は洗濯物を干しに行った

子ども達はニヤニヤと笑って 調理場の方へと走っていく

その様子を見て またもや首を傾げながらも 私は買い物のために外へ出た

(太陽まっぶし…)

私は目の上に手をかざし 目を細めて怪訝な顔をした

えーっと、野菜類は買ったから次は…

八百屋から出た私は立ち止まり 次に買うものを メモで確認しようとする

その時だった

……………ん?

男性1

────、──。

男性2

───!────。

道のど真ん中で 二人の男性が話しているのに 気がつく

普通に通り過ぎようと思ったが 会話の内容を聞いて 私は大きく目を見開いた

男性1

いい人材は見つかったのか?

男性2

はい、それも大量に見つかりました!

男性1

ほう…で、それはどこに?

男性2

えっと…うちの軍で経営してる、とある孤児院があるんですけど…

男性2

そこにいる子ども達が全員、実験体として使えそうなんです!

男性2

親も親戚も身寄りも無い子ども達ばかりで、人材としてとても扱いやすいと思われます!!

男性1

…流石、期待の新人だな。仕事が早い。

男性2

はい!ありがとうございます!!

その会話を聞いた私は とてつもない悪寒がした

(孤児院ってもしかして…もしかしてうちんとこ?)

(それに人材って何?実験体って何?)

(え、うちの孤児院の子ども達全員その実験体とやらにされんの?やばくね?)

……………………

(と、とりあえず、孤児院のみんなに伝えに……)

私は踵を返して 買い物も忘れ孤児院に帰ろうとする

男性2

……………ん?

その瞬間、一人の男性が あっ、と声をあげ 私の方を指さし言う

男性2

あ、あの女!あれっす!あれ、さっき言った孤児院の子っす!!

(やべ、見つかっ───)

そう思った瞬間

男性の一人が逃げようとした 私の両腕を後ろから捕み 身動きが取れない状態にする

ちょ、まっ………

声を出そうとしたが もう一方の手で口元を強く 覆われてしまった

男性1

どうやら、会話も聞かれていたみたいだな。

私を拘束している奴が 表情の変わらない無の顔で言う

男性2

ど、どうします?こいつ…

男性1

…一度こいつだけ持ち帰って、人材として使えるかどうか確認しよう。

男性1

こいつが使えたのなら、他の奴らも使えると判断していいだろう。

男性2

なるほど、流石です…!

続々と話が進んでいく

私は男性の腕の中で暴れるが 男性の力は一切弱まらない

男性1

…………………

男性1

軍基地までずっと暴れられても困る。一度気絶させよう。

男性1

できるか?新人。

男性2

も、もちろん!任せてください!

そう返事をした男性は 私に近づいてくる

その瞬間、首辺りに 強い衝撃が来たのが分かった

どうやら、男性が手刀で 私の首を叩いたようだ

あまりの衝撃に 思わず顔を歪める

視界が段々と暗転していき 完全世界が見えなくなった後 私はガクッとうなだれた

目が、覚めた

覚めたのだろうか

目を開けたはずなのに 視界は暗闇のままだ

手足を動かそうとする

手足の感覚はあるが 催眠術にかかったかのかのように 動かそうにも動かせない

私は今 どうなっているのだろうか

そう、疑問に思った瞬間だった

急に、視界が明るくなった

目の前には大きなライト

私は眩しさのあまり目を細める

…こいつは、どうしますか?

男性1

あぁ…とりあえず、強度と耐性力を確認しておきたい。

男性1

それが確認できるのなら何をしてもいい。一応、殺してしまっても大丈夫だが…

男性1

できれば、今後軍兵として使えるようにしてくれるとありがたい。

了解しました。

不意に、そんな会話が聞こえた

私は段々と恐怖に陥るが 身動きが取れず何もできない

………………

まずは、これを試しますか…

誰かがこちらに 近づいてくるのが分かる

私の横に立ち、手に持った何かを 私の口に流し込む

それが口に入った瞬間 口元にとてつもない激痛が走る

そして私は、それを 思わず飲み込んでしまい 喉の辺りにも激痛が走った

ぉ"ぇ……っ

体がそれを吐き出そうとする

しかし、それを見た誰かが また私の口に何かを入れる

何かを飲まされ、体を傷付けられ 暴れようとしたら電撃をくらい 身動きが取れなくなる

私はそのまま何もできず 何十分とも、何時間とも感じる 長い時間、痛みに苦しんだ

…ん…………

目が、覚めた

牢屋のような空間だった

体が動かせると気がついた

私はゆっくりと首を動かし 体を見る

見た限り、外傷は無さそうだ

辺りを見渡した

とても狭い牢屋だった

物も何も置かれていない 殺風景な牢屋

壁のとても高いところに 空気の循環のための格子があるが 外の様子は一切見えない

そして、この牢屋には 私以外にもう一人いた

その人は、ちょうど私と 同い年くらいのように見える

肩くらいまである白い髪 頭に生えた黒色の猫耳 ボロボロのクリーム色の服

どうやら寝ているようで 壁に背を預け目を瞑っている

………ぁ……あ……

声が出せることに安心する

私は意を決して 白い人を起こすことにした

…あ、あの………

そう声をかけると 白い人はゆっくりと目を開ける

………んぁ………

…………………

……誰やお前。

白い人は私を見てそう言う

白と青の綺麗な瞳を見て 悪い人ではないと察した

えーっと…ここの牢屋の…新入り?的なもの、かと…

新入り………

お前、個体番号は?

…ん?個体番号?

個体番号。

………え何それ。

は?いや、常識やろ。

えぇ?

そんな話をしていた時

急に、ガタンと大きな音をたて 牢屋の扉が開いた

男性1

おい、食事の時間だ。

そこから顔を出したのは 私を誘拐した男性

私は男性を見た瞬間硬直する

男性は雑にパンと スープの入ったボウルを二人分 床に置いて牢屋を出ていった

………………

お前大丈夫か?

…え、あぁ…

白い人の言葉で我に返る

手が震える、体が動かせない

どうやら、あの男性に トラウマを持ってしまったようだ

とりあえずこれ、お前の分な。

そう言って 目の前にパンとスープを 置いてくれる

あ、ありがとう…

私は震える手で パンに手を伸ばす

白い人もスープをすする

少しの静寂

私達はほぼ同時に ご馳走様と口にした

…お前さ、個体番号書かれたタグとか貰っとらんの?

いや、特になんも貰ってないけど…

マジで?服とかに付いとったりしやん?

服…あ、もしかしてこれ?

私は左胸についていた ネームタグらしきものを 白い人に見せる

…243か。

俺は222。よろしゅうな。

あ…よ、よろしく。

…………………

…ちなみに、その猫耳は…?

ん?あぁ、俺は猫人やからな。

…ね、ねこびと?

おん。…まぁ、人間に無理矢理猫要素組み込んだ個体やと思ってくれ。

ちなみに243はなんなん?

え、いや、何って言われても…

私はあまりに 会話が成立しない現状に焦る

それを見た白い人が 何か思いついたような顔をして 私に聞いた

…もしかしてお前、外界の人間か?

…え?が、外界?

あー、えっと…ここの施設で生まれ育ったわけやないんよな?

いや、まぁ…こんな牢屋みたいなところでは育ってないね。

じゃあ、太陽があって、植物があって…

…四季、みたいなんがあるとこ。そこから来たんか?

…うん、多分そこから来た、けど…

…そうか、よう分かったわ。

白い人は驚いたような顔をしながら そう答えた

お前、なんでここに来た?無理矢理連れて来られたんか?

えっと…うん、無理矢理。

ここに来たとき、体になんかされた記憶はあるか?

あー…なんかされたかも。

…そうか…まぁ、人間の形しとるから大丈夫やろ。

…お前は、外界に戻りたいか?

…うんまぁ、戻れるもんなら戻りたいけど…

…そうか。すまんな、色々聞いて。

白い人はそこまで聞いたあと 一息ついて石壁にもたれ掛かる

外界に戻れる方法はあるで。

…え、あるんすか?!

なんで驚いとんねん。

いや、もう戻れないものかと…

…前に外界から来た奴が残してった脱出ルートがあんねん。

そこを使えば、ここの施設の出入口前までならバレずに行けるらしい。

ただ、行けるのは出入口の前まで。門番とかは自力で突破せなあかんってそいつは言っとった。

…まぁ、俺は行ったことないから知らんけど…

なんで外まで繋げてくれなかったんだろ。

バカかお前は。出入口までノーリスクで行けることをありがたく思え。

それに、門番くらいなら俺が足止めする。その間に逃げるんや。

…え、協力してくれんの?

まぁ、ここでずっと暇しとんのもあれやしな。

あと、俺はここに一人でいたいから、お前にはよ帰ってほしい。

ワロタ。

悪い人ではないが 良い人でも無いかもしれない

そう思っていると 白い人はゆっくりと立ち上がる

とりあえず、早速行くで。

あ、もう行けるの?

行けるで、こっちや。

そして私は白い人に連れられ 牢屋の隠し道を歩いていった

ここが出入口…

出入口の付近までもが 窓も自然も一切ない空間だった

出入口の扉の前には 門番と思わしき男性二人が 強そうな鎧を着て佇んでいる

…243、行くで。

………了解。

そう返事をした瞬間 白い人が隠れていたダクトから バンッと音を立て表に出る

それを見た門番の男性二人が すぐさま武器を構え白い人に向ける

オラッ………!

男性の一人が白い人に襲いかかる

白い人はそれを寸前で交わし 男性に爪で攻撃しようとするが 男性もそれを自然に交わす

もう一人の男性も 白い人に襲いかかる

白い人は男性二人を相手に 足止めをしてくれた

私はその隙にダクトから出て 扉の方へと走っていく

…っ、おい!扉の方に一体いるぞ!!

すぐに見つかってしまう

しかし、諦めず私は 扉の方へと向かっていく

扉の前まで着いた私は それを開けようと力を込めて押す

しかし、その扉は 少ししか動かない

開くまで時間がかかりそうだ

私は全ての力を振り絞って 扉を開けようとする

その瞬間だった

バンッ

っあ"…………!

急に、肩に激痛が走った

私は思わず扉を押す手を緩め 地面に倒れ込んでしまう

どうやら 白い人が食い止めていた 男性の一人が銃を発砲したようだ

私の肩からドクドクと 血が流れているのが分かる

あの時のように 手が震える、体が動かない

怖い、怖い、怖い

…っ、おい、はよ逃げろ!俺の足止め無駄にすんな!!

白い人の声が聞こえた

私は我に返り顔を上げる

私は意を決して立ち上がり また扉を強く押す

扉が人一人通れそうなくらいまで 開いた瞬間

私は急いで 扉の外へと走って出た

どれくらい走っただろうか

ここがどこかも分からない

私は息を切らしながら 元いた孤児院を探して走る

もしかしたら 孤児院は既にあの男性達に 襲われているかもしれない

そんな悪い想像が頭をよぎるが それを振り払い孤児院を探す

その時だった

い"っ………!

地面にあった石ころに 足を取られ転んでしまった

顔を地面にぶつけ 鼻がヒリヒリと痛む

私はそこで力尽きてしまい 立ち上がることもなく ただ地面にひれ伏した

あぁ、私は このまま死ぬのかもしれない

そうまで思った時だった

…………なづ?

…………ぁ…

無夜の姿が見えた

無夜がとても心配そうな顔で 私に駆け寄ってくる

ちょ、大丈夫なづ?!めっさボロボロやん!!

と、とりあえず消毒───

私は無夜の足にしがみついた

目から涙が溢れ出てくる

怖かった…めっちゃ怖かった…

え、ちょ、大丈夫なづ?何があったん?

…色々あった。

あっ、そう………

無夜はそのまま立ち上がり 私に手を差し伸べる

とりあえず、帰ろ?
みんな待ってるし。

うん、帰る。

私はその手を借りて立ち上がり 無夜と並んで孤児院へ帰った

…………………

243が逃げたあと 俺は瞬く間に研究員達に 拘束されてしまった

しばらくボーッとしていると 隣で研究員達が話している 声が聞こえた

男性1

…おい、243はどうした。

は、はい…えっと……

…実は、外に逃してしまいまして…

男性1

…っ、なにをやっている!!

はっ、はい!すいません!!

男性1

あれは貴重な成功体だったんだぞ?!何故逃した!!

しっ、しかし、222は逃さず確保出来たので…

男性1

それだけで許されると思うか!!

研究員の一人が大声で怒鳴る

男性1

243は、ここの軍では初めての"超回復・超再生力"を宿すことに成功した個体だ。

男性1

あらゆる外傷や体の老化、病気でさえも瞬時に治し再生する力…

男性1

心臓を取っても、首を跳ねても生き返る…正に"不老不死"の素晴らしい個体だった!

男性1

確実に軍で使えた、確実に戦力の向上に使えた逸材を…お前は逃しただと?

ひっ…す、すいません…すいません…

男性1

……………………

男性1

すぐに243を捜索、見つけ次第すぐにここへ拉致しろ。

りょ、了解しましたー!!

男性1

…………………

男性1

おい、222。

……………………

先程まで怒っていた研究員は 落ち着きを取り戻し ゆっくりと俺に近づいてきた

男性1

お前は243を逃がした。それは許されない事実だ。

男性1

…どうやら、ここの抜け道を使ったようだが…まだあいつの抜け道が残っていたのか…

研究員は呆れた顔で 俺らが通ってきたダクトを見つめる

男性1

…他にお前が知っている抜け道も全て教えろ。ここも含めすぐに封鎖する。

男性1

そして243を逃した分、お前に今までより多くの強化訓練・強化実験を課す。まぁ、当然の報いだ。

男性1

覚悟しておくんだな。

……………………

俺は研究員からの圧に ただ黙り込むことしかできなかった

いやー、めっちゃ心配したんだからね?

昨日買い物に行ったと思ったら、今日の朝まで全然帰ってこないんだから。

根気強く探してて良かったよーほんと…ってなづ聞いてる?

…え、あぁ、ごめん聞いてない。

あれ。

私は自身の体を見つめ 疑問に思う

先程転けたときの体の傷が いつの間にか全て完治しているのだ

そういえば 実験室らしきところで 体に色々やられたときの痕も

出入口のところで 銃で撃たれた肩の傷も

私の体の、全ての外傷が 無くなっていることに気がついた

私が疑問に思っていると 無夜が、おーい、と声を掛けてきた

なづー、孤児院ついたよー?

…あ、マジで?

うん。ほら、はやく入った入った!

え、ちょ、待って待って。

無夜が妙に 私が孤児院に入るのを急かしてくる

私は無夜に背中を押されながら 孤児院の扉を開けた

パンッ

子ども

お誕生日おめでとーう!

うおっ!…って、え?

孤児院に入った瞬間 クラッカーの音が鳴り響いた

私は目をまん丸にして驚く

子ども

ね、ね!なづお姉ちゃん、驚いた?

子ども

なづお姉ちゃん!これ、お誕生日のお手紙!

子ども

私も!はいこれ、誕生日プレゼントね!

子ども

ねぇみてみて!みんなでカップケーキ作ったんだぜ!!

子ども

あ、ちょっと!それ、後で教えるって言ったじゃん!!

子供達が私の周りで きゃっきゃと戯れている

なづ、ハッピーバースデー!

驚いた?驚いたっしょ?

…あぁ、誕生日か…完全に忘れてたわ…

いやなにしとんねん。

あ、あはは……

私はぎこちなく笑いを浮かべる

……………………

…ありがとう、みんな…

…え、もしかしてなづ泣いてる?

…泣いとらん。

今日は色々あったけど

人生で一番 忘れられない日になりそうだ

ここまで見てくださって ありがとうございますまじで

それじゃあ、良い一年を👍🏻

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