寧々
おじゃまします
司
おじゃまします!
類
おじゃまします
えむ
どうぞどうぞ〜!
綺麗で大きなドアを開くと広々とした空間が広がっている
えむの家に来たのも約5年ぶりくらいだ
寧々
あれ?
寧々
ひなたさんたちは?
いつも顔を出してくれるえむのお姉さんたちの姿が見当たらない
えむ
ああっ!そうだった!
えむ
お姉ちゃんたち、今日から一週間いないんだった!
類
確か、北海道の海の幸巡りをすると言っていたねぇ
寧々
え、
寧々
それ、気を遣わせちゃってない、?
司
あぁ、
司
申し訳ないな、
眉間にしわを寄せるわたしと司とはうらはらに
えむはにこっと得意気に笑う
えむ
だいじょーぶだよっ!
えむ
一週間たったら帰ってくるし!
類
そうだよ
類
たまには甘えることも大切だからね
えむに続いて類もほほえむ
わたしと司は顔を見合わせてどちらからともなくほほえんだ
司
確かに
司
そうかもしれんな!
寧々
今だけは
寧々
ひなたさんたちに甘えさせてもらおう
それを聞いてえむはいたずらっぽく笑った
えむ
それじゃあ今日はなんでもし放題だねっ☆
寧々
いや、
寧々
なんでもし放題ではないでしょ、
類
修学旅行みたいでワクワクするねぇ
司
おいっ!
司
オレたちじゃなくてお前たちが甘えてどうする!
司にツッコミを入れられたえむと類は同じように首をかしげた
えむ
ほえ?
類
おや?
寧々
いつ見ても広い、
長い廊下を抜けて広々としたリビングにつくと思わず声が漏れてしまった
えむ
わぁーっ!
えむ
久しぶりだあっ!
自分の家のはずのえむが駆け回って大声をあげる
司
こらえむ!
司
いくら広いとはいえ、貴重品もあるんだろうから走り回るでない!
司
って、
司
久しぶり??
走り回るえむを見事キレイに捕まえた司は違和感に気づく
えむ
あっそれはね、、、






