テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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仮契約の恋人さん

第2話 - 🤎┊︎ ０１

1,024

2024年11月11日

#ブルーロック

#学パロ

#凪誠志郎

やまだ🐑💤

凪誠士郎

んじゃ、よろしくね

七瀬華恋

あ、う、うん…

七瀬華恋

(あれれ〜？どうしてこうなったんだっけ？？)

遡ること数日前

七瀬華恋

あー、目腫れちゃったなぁ…

七瀬華恋

………はぁ、

七瀬華恋

(沙羅のこと、好きだけどちょっと気まずいなぁ…)

七瀬華恋

………がんばろ…

御影玲王

あ、七瀬さん

御影玲王

おはよう

七瀬華恋

あ、み、御影くん…

リムジンで沙羅を待っているようだ

七瀬華恋

(やば、涙出そ…)

如月沙羅

あ！華恋おはよ！

御影玲王

はぁ、全く早く乗れよな

如月沙羅

ごめんってば！

御影玲王

……あー、七瀬さんも乗ってくか？

七瀬華恋

え、いや、二人の邪魔しちゃ悪いし〜

如月沙羅

はｯ？！(照)

如月沙羅

い、いや！凪もいるから！！

七瀬華恋

(尚更乗りたくない)

凪誠士郎

Zzz…

七瀬華恋

(……まあ、このやな奴は寝てるし、二人が付き合ったら慣れないといけないし、)

七瀬華恋

(あと、普通に断り続けたら気まずい！！！←)

七瀬華恋

……じゃあ、お言葉に甘えて…

御影玲王

じゃ、沙羅はこっち来いよ

如月沙羅

はぁ？なんでよ

御影玲王

いいだろ？俺の許嫁なんだし

如月沙羅

っ、わ、わかったわよ

如月沙羅

行けばいいんでしょ行けば！！(照)

七瀬華恋

(可愛いなぁ、あと目の前でイチャつかれるとメンタル的にしんどいんですが…)

凪誠士郎

んん、

御影玲王

あ、わり、起こしちまったか？

凪誠士郎

…あれ、

凪誠士郎

沙羅こんなに小さかったっけ？

七瀬華恋

（ﾆｺｫ…）(それは身長が？？？それとも胸か？？胸なのか？？？？？？？)

如月沙羅

あれ？初対面だった？

御影玲王

同じクラスだろ？

凪誠士郎

うーん、覚えてない

如月沙羅

はぁ、

御影玲王

しょうがないなぁ…

御影玲王

この人は七瀬さんだよ

凪誠士郎

……ふーん、

興味無さそうに返事をした後背もたれにもたれかかった

七瀬華恋

(やっぱやな奴！！！)

如月沙羅

いつもこんな風だからね！気にしないで！！

七瀬華恋

え、

七瀬華恋

いや、してないけど…？

御影玲王

……へぇ、いや女子は大体凪のこと好きな奴ばっかだからさ！

御影玲王

七瀬さんはそういうのとかないのか？

七瀬華恋

う、うん…ないよ

七瀬華恋

(嘘！！昨日までありました！！！！)

如月沙羅

レオもそうでしょ

御影玲王

……まあ、好きな奴に好きになってもらわなければ意味ないんだけどな？（ﾆﾔｯ）

意味深なこと言う御影くん

如月沙羅

ばｯ、かじゃないの？！（照）

御影玲王

沙羅は？

なーんて目の前でイチャイチャしだす二人

あれ？もしかして見えてない感じっすか？？ゴーストだったっけ？？

七瀬華恋

(………なんて、強がれたら良かったのにっ…)

七瀬華恋

(早く、学校に着いて…)

話していたら(主に御影くんと沙羅が)あっという間に着いた

ばぁや

玲王坊っちゃま

ばぁや

着きました

御影玲王

お、ありがとなばぁや

ばぁや

いえ、それでは行ってらっしゃいませ

御影玲王

おう、いってきます

如月沙羅

いってきます

凪誠士郎

ふわぁ、いってきまーす

凪誠士郎

レオおんぶ〜

七瀬華恋

い、いってきます！

そして校門を潜り抜けると

きゃあああ！！！

レオ様よ〜！相変わらずお美しいわ〜！

凪様も相変わらず愛らしいお顔です〜！

沙羅様も相変わらず美人だ…

私はすぐに理解した

七瀬華恋

(あ、これ私一緒に行っちゃダメなやつだ)

私はこの時保険をかけて御影くんのバックの中にお礼の手紙とキャラメルを入れたことにナイスと思った。

七瀬華恋

(……裏から行こ)

私はこの時気づいてなかった

凪誠士郎

…………

凪誠士郎がこちらを見つめていたなんて―――

如月沙羅

………あれ、華恋は？？

私は幸いなことに御影くんとも沙羅ともクラスが違うので(二人は同じだが)従兄弟に泣きついた

綾瀬千夏

ははぁん？失恋したわけだ？

七瀬華恋

もうちょっとオブラートにしてくれてもよくない？！

綾瀬千夏

いや知らないし…

この女は私の従兄弟兼リア充兼相談役の綾瀬千夏(あやせちなつ)だ。

綾瀬千夏

ま、なんとなく知ってたけど

七瀬華恋

うぅ…(泣)

綾瀬千夏

ライバル多いし、勝率低いからやめとけって言ったのに…

七瀬華恋

それで諦められる訳ないじゃん！！！（泣）

綾瀬千夏

ま、でしょーね

綾瀬千夏

……あ、彼氏から連絡だ

七瀬華恋

……いーなー…（ｼﾞﾄｰ）

綾瀬千夏

ま、私は好きになったら絶対に堕とせるタイプだからね〜

七瀬華恋

好きになったことあるのまだ一回のくせに

綾瀬千夏

……うっさいな

綾瀬千夏

てか失恋したことないから慰め方ググっていい？

七瀬華恋

どーぞー（ｽﾞﾋﾞｯ）

ん？どうしたの？

綾瀬千夏

あぁ、また失恋したって話

ま？

七瀬華恋

ま

ｯ〜〜！！

やったぁ！勝ったぁぁ！！

クソォ！負けたぁ！！

七瀬華恋

……まぁた賭けしたのかぁぁ！！！

七瀬華恋

てか全員負けろよ！何勝ってるやついるんだよ！！

クソォ、これ賭けじゃなかったら負けてなかったのに…

七瀬華恋

泣くよ？？？

七瀬華恋

い、潔くんは？！どっちに賭けた？！

潔世一

え？！

この男の子は潔世一

正直私のクラスの唯一の良心だと思ってる（（（

潔世一

え、っと…俺は失恋する方、ﾃﾞｼﾀ…

七瀬華恋

…………私はもう何も信じられない！！！

潔世一

ごめん！！！

まあまあ、許してやれよ

ちょっと世一の負けず嫌いでエゴイストな部分が出ちゃっただけだからさ（ﾆｺｯ）

コイツ、煽ったな？？？

七瀬華恋

もうやだぁぁ！！

綾瀬千夏

あ、私放課後呼び出しもらってるから帰れんわ

七瀬華恋

またかよぉぉぉ！！！

綾瀬千夏

はは、私はモテるんで

まあ、七瀬もモテるよな

変人に、だけどな？（笑）

七瀬華恋

もう無理ぃぃぃ！！！（泣）

御影玲王

ほら、凪行くぞ

凪誠士郎

めんどくさぁ…

七瀬華恋

……はぁぁぁぁ、

七瀬華恋

(やっぱカッコイイし好きなんだよなぁ…)

七瀬華恋

(てかあのやな奴と同クラってマジ？？全然意識してなかったんだけど…)

七瀬華恋

まあ、どうでもいいけど

七瀬華恋

帰ろ…

凪誠士郎

……(最近めっちゃ見かけるなー)

凪誠士郎

(まあ、どうでもいいけど)

七瀬華恋

おはよー

綾瀬千夏

ん、はよ

七瀬華恋

今日実験だっけ？

綾瀬千夏

そそ

失敗しないようにサポートしてあげる〜

七瀬華恋

いや失敗しないけど？！

綾瀬千夏

不器用なんだから手伝ってもらいなって

七瀬華恋

ぐぬぬぬ…

潔世一

あ、はは…

綾瀬千夏

あ、はいこれ

七瀬華恋

え？何これ

綾瀬千夏

華恋が好きなラーメン屋

綾瀬千夏

新しい辛いやつ出したんだって

七瀬華恋

えぇ？！ホント？！✨

綾瀬千夏

ホントホント

綾瀬千夏

私辛いの苦手だからあげる

七瀬華恋

やった！！

七瀬華恋

ありがと〜！！

綾瀬千夏

(これ食べたら少しはすっきりするかな)

私はみんなに色んな方法で慰められていた

気分も段々と晴れてきていた

それでもやっぱり、未練はあるようです

御影玲王

ーーー

如月沙羅

ーーー（笑）

目の前には楽しそうに話をする二人

私には決して見せることの無い柔らかい表情で話かけている

七瀬華恋

（ｽﾞｷｯ）

少し話が聞こえた

御影玲王

ーーーじゃ、今日は俺の家な

如月沙羅

ん、わかってる

そう言って分かれた

七瀬華恋

(知っていた。でも、心のどこかで期待していたんだ)

七瀬華恋

(まだあの時は付き合っていなかった)

七瀬華恋

(返事を沙羅がしていなかったから)

私の早とちりかもしれない

むしろそうであってくれと願った

私は必死に涙を堪え、体育館裏へと逃げた

そこは放課後ならまだしも昼の今にいる生徒はいないからだ

泣くならそこがいいと思った

七瀬華恋

う、ふ…（泣）

心のどこがで期待していた

付き合ってないから大丈夫だと。

大丈夫、なんて何を根拠に思っていたのだろう

私は声を漏らさないように口を必死に抑え肩を上下に動かした。

凪誠士郎

……また君？

七瀬華恋

っ、(凪、誠志郎…)

止めないといけない

じゃないとやな奴に惨めな姿を晒してしまう

そう思っているのに止めることが出来ない

凪誠士郎

……はぁ、

凪誠士郎

……君、なんでそんなにレオのこと好きなわけ？

七瀬華恋

……へ？

凪誠士郎

金持ちだから？顔がいいから？

七瀬華恋

………それもある←

胸を上下にして呼吸を整える

七瀬華恋

だけど、優しいとことか、サッカーしてる姿もそうだし、優等生なのに案外口が悪いとことかも好き

凪誠士郎

……ふーん、

この前みたいに興味無さそうな返事が返ってくる

凪誠士郎

……ねぇ、俺たち付き合わない？

七瀬華恋

………は？

凪誠士郎

俺は告白された時に彼女いるって言えばふる理由になるし、

凪誠士郎

君はレオに失恋した傷を癒す期間になるんじゃない？

凪誠士郎

それと一回付き合ってみたいんでしょ？

七瀬華恋

………いや、好きな人と付き合いたいんですけど

凪誠士郎

俺の事好きじゃないから都合いいの

凪誠士郎

俺のこと好きだったらこんなこと言わないよ

七瀬華恋

え、いや、だから…

凪誠士郎

うん、それがいい

凪誠士郎

決定ね

七瀬華恋

いや、だかr（（

凪誠士郎

期間は俺たちが卒業するか君が好きな人が出来るまでね

七瀬華恋

……はい、(これはもう何を言っても無理なやつ)

七瀬華恋

(まあ、好きな人が出来たら別れられるって言ってるし、まぁいっか)

凪誠士郎

んじゃ、よろしくね

七瀬華恋

あ、う、うん…

七瀬華恋

(どうしてこうなったぁぁぁ！！！)

凪誠士郎

あ、でも俺のこと好きにならないでね？

凪誠士郎

惚れられたら面倒だから

七瀬華恋

(なるかボケェ！！‪💢)

付き合った(？)早々別れたいです。

如月沙羅

……ｯ

________𝐩𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞________

👓 綾瀬千夏 Ayase Chinatsu

👓 辛いのが苦手

👓 160センチ

👓 他校にイケメン彼氏がいる(初恋)

👓 青監学園 2年

👓 華恋とは従兄弟

今回長くなってすいません！

もうひとつの作品の更新も頑張ります！！٩( 'ω' )و

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡50

仮契約の恋人さん

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めっちゃ好きです！！！♡

これなにが大変かって言うとこれの似た話を作るからすごい長いって事ね

やまだ🐑💤

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