テラーノベル
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カチャリ、と玄関のドアが開く音がした。
🐱💗
キッチンから漂う香りにふわりと笑顔になる桃くん。
仕事で疲れていた体も、その香りに包まれると、
すっと力がぬけていくようだった。
キッチンに立つのは、エプロン姿の僕。
🐹💛
そう言って振り返った僕の頬に、桃くんはそっとキスをした。
🐹💛
🐱💗
🐱💗
桃くんは、僕の頭に顎を乗せて、後ろからぎゅっと抱きしめる。
🐹💛
🐱💗
僕が作っている音がくつくつと音を立てる。
桃くんの腕の中で、僕の心臓がドキドキと高鳴った。
夕食後、二人でソファに並んで座り、他愛もない話をする。
桃くんが学校であった、生徒たちの話をしてくれる。
🐱💗
🐱💗
桃くんはそう言って、僕の頭を優しく撫でる。
🐹💛
僕が小さく言うと、桃くんは目を丸くして、それから吹き出した。
🐱💗
🐱💗
桃くんは僕をソファに押し倒し、そのまま上から顔を覗き込む。
🐹💛
🐱💗
僕の頬に手を添え、桃くんは優しくキスをした。
そのキスは、お互いの気持ちを確かめ合うように、
何度も、
何度も繰り返される。
🐱💗
桃くんの囁く声が、僕の鼓膜をくすぐった。
ぼくは、桃くんの首に腕をまわして、ぎゅっと抱きしめ返す。
🐹💛
夜はまだ始まったばかり。
二人の愛しい時間は、静かに、
そしてゆっくりと流れていくのだった。
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_(´ཫ` 」 ∠)_