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友達が死にました。
人は簡単に死ぬんだなと思いました
人間
死んだと知らされた時は驚いた
人間
高校生だというのに
人間
学校で泣いてしまった
人間
それで
人間
どれだけ大切だったのか知った
人間
それから僕は
人間
人に簡単に死ね
人間
などと言えなくなった
人間
やがて高校時代が終わり
人間
ただただ時間が流れていく 僕は24で結婚してしばらくして息子が生まれた
人間
僕が29歳になった時
人間
母親が病気で亡くなった
人間
僕は友達のことを思い出した
人間
母親が死んで
人間
泣きはしなかった
人間
でも心のなかで
人間
まだ言いたいことがあったなと思いました
人間
だけど伝えられない
人間
友達の時もそうだった
人間
まだ言いたいことはたくさんあったのに
人間
気づいた時には
人間
もう遅かった
人間
息子には後悔のない人生を歩んでほしい
人間
人は簡単に死ぬ
人間
僕は30歳の誕生日の日
人間
車にひかれて死んだ
人間
死ぬまでの時間は
人間
周りから見れば短くても
人間
自分からすれば長く感じた
人間
今までたくさん後悔した
人間
でも僕の一番の後悔は
人間
嫁をたくさん泣かせてしまったこと
人間
人は簡単に死ぬ
人間
でも嫁と息子には
人間
元気になが生きしてほしい
人間
そうなことを思いながら
人間
死んだ
後悔が多かったけどその分
幸せでした。
タイトル
僕が死ぬまでの話
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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