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🔞表現🈶
ご注意ください
只今おれたちは
ジェヒョンの家で
sh
sh
sh
絶賛性行為中だ
jh
jh
かと言って
べつに付き合っているわけではなくて
セフレ、ってやつだ
おれたちがこういう関係になったのは
ちょうど2ヶ月前くらい。
それまではただの同級生みたいな感じで
ほかの友達と遊んだりする仲だった。
sh
あの日もいつも通り
数人で遊んだ後にジェヒョンの家で酒を飲んでいた。
見事に全員酔っ払ってしまって
みんなリビングで寝落ちしていた。
おれが目を覚ました時、
ジェヒョンだけが起きていて
寝室で休もうと誘われたから
着いていって、
そのまま、
酒の勢いで__
お互い記憶を残したまま朝を迎えて
その日は気まずくて目も合わせられなかったけれど
ジェヒョンの家に2人きりで呼ばれる度
素面で体を重ねることが増えて
おれも嫌じゃなかったから
この関係をやめるなんてことはしなかった。
いや、
嫌じゃなかったというより
好きだったからの方が近いかもしれない。
冷たい廊下を歩いて
寝室に戻ると
ジェヒョンはスマホで誰かとやり取りしていた。
sh
sh
おれが声を掛けたら
スっとスマホをベッドに置いたジェヒョン。
jh
ジェヒョンが風呂場に向かったあと
裏返しに置かれた彼のスマホが
通知で震えた。
見ちゃダメだけど
それよりも、
見たいという気持ちに抗えなかった。
sh
この謝罪は
他の誰でもなく
ジェヒョンに向けた言葉。
通知の欄にはさっきの通知しか無かった。
___カナ。
自撮りであろう可愛らしい写真と
『次空いてる日ある?』という文字。
分かってた。
こんなスペックの高い男には
可愛らしい女の子が似合ってるってこと。
男が男を抱くなんて
ただの性欲の発散にすぎないってこと。
耐えきれなくなって
メモだけを残しておれは家を出た。
あれから1週間
あんな感じで別れて
ジェヒョンはどう思ったかな。
偶然なのか、意図的なのか分からないけど
3日に1回くらいだったジェヒョンとの性行為も
1週間経っても誘われることはなくなった。
もう終わりだとあっちも感じたのかもしれない。
でもおれは
心のどこかで寂しさを感じていて
あわよくばまた繋がりたいって
そう願うようにもなって。
信じられなかったよ。
おまえのためなら駆け出して行くというのに。
10時という
いつもと変わらない時刻に
またベッドで2人きり。
目は合わせられなかった。
jh
sh
sh
どうしてだろう。
好きな人が目の前にいるのに
頭の中はこの前の通知で埋め尽くされている。
ジェヒョンもどうやら、
この前のメモを気にしているらしかった。
『朝からバイトだから帰るね』
みたいなことを書いた覚えがある。
jh
jh
sh
バイトっていうのは実は無くて
ただの帰るための嘘。
これ以上は
ジェヒョンの部屋に居られないと思ったから。
でも、そういうことにしておこう。
この前の通知のことを聞こうと決めた。
拳をギュッと握って
口を開いた。
jh
jh
でも、おれが口を開くより先に、
ジェヒョンが名前を呼んで
sh
顔を上げてジェヒョンを見たら
__唇を塞がれていた。
sh
舌が入ってきて、
おれも返せばより激しくなって
そのまま押し倒されて
sh
jh
jh
この言葉を聞いて
もうなんでも良くなった。
通知のことなんてもうどうでもいい。
__今はただ、
彼の思うままに抱かれていたかった。
暑苦しい事後の空気の中
後処理をしているジェヒョンを
おれはただ目で追っていた。
jh
それがバレて、
ジェヒョンはふっと微笑んだ。
恥ずかしくなって顔を横に背けたら
ジェヒョンがおれの頭を撫でるから
心が浮ついちゃって。
sh
jh
sh
sh
もう覚えてないかな
その場の雰囲気で言っただけだったりして。
jh
どうしよう。
おれの顔は今
茹でダコみたいに真っ赤になってる。
sh
jh
jh
どうしよう。
おれも言うべき?
ジェヒョンが好きだ、って
sh
sh
いざ言おうとしても、
目すら合わせられない。
何故か好きと言えなくて
遠回しになってしまった。
沈黙が気まずくて
ジェヒョンをちらりと見た。
jh
sh
jh
jh
sh
気持ちが通じあった嬉しさからか
何故か笑みが零れてしまって
jh
jh
jh
jh
sh
一人でずっとブツブツ言ってるジェヒョンの瞳が
光に照らされて潤んでいた。
jh
jh
ぷっと吹き出してしまった。
sh
sh
とても愛おしくて
とても男らしくて
こんな一面も持ち合わせてる。
jh
jh
jh
sh
sh
sh
素直にそう言ったら
ジェヒョンがギュって抱きしめてきて
苦しくなって彼の肩を叩いた。
sh
jh
jh
jh
シャワーの音が聞こえてきてから
気になって、
ジェヒョンのスマホを手に取った。
もうすでにホーム画面で、
申し訳なさを感じながら、
メッセージアプリを開いた。
__カナ。
sh
悩んでた自分が馬鹿らしくて
スマホを放ってベッドに仰向けになった。
ジェヒョンの前では背伸びしていた。
余裕を持っているように見せてた。
でも実際は
これが夢なんじゃないかって
今でも信じられてないよ。
気づいたら夢を見ていた。
ジェヒョンが出てきて、
それはそれは幸せな夢だった。