蜂楽
おっは〜♩
乙夜
ざーっす
玲王が帰還してから丁度1時間後、 メンバーがロフトから降りてきた
烏
寝みぃ...
凛
...
そこには凛の姿も見える
昨夜のことにはあまり触れないで欲しい というような表情だ
ガチャッ
千切
ただいま〜
氷織
帰ったで〜
蜂楽
ひおりん!千切!
玲王と同じように無傷のまま、 千切と氷織が帰還した
氷織
冴くん
氷織
怪我平気やった?
こんな時でも、 やはり体調は気になるようだ
冴
もう痛みはねぇ
冴
安心しろ
わざわざ胸を貼るように言い張り、 氷織を安心させる
まだ安静にしておいた方がいいのだが、 それを聞かないのが冴だ
いつも通り
玲王
じゃあ、あとは潔だけか
メンバーの顔を一人一人確認しながら 呟く玲王
確かにこの時点で潔が帰還すれば数ヶ月ぶりに全員が揃う
蜂楽
帰ってくると信じて
もうちょいご飯まつか!
もうちょいご飯まつか!
烏
せやな
千切
あいつなら
帰ってきそうだしな
帰ってきそうだしな
満場一致で潔を待つことに
それぞれ皆好きなようにすごした
氷織は疲れを癒すために風呂に入り、
玲王はソファでうとうとし始める
蜂楽は朝食のつまみ食いをしにキッチンへ行き、冴は部屋の掃除に行く
烏と乙夜は床に寝転がり、手当たりしだいに小道具の確認をした
凪はロフトにあがり、 潔が車で眠ろうとしていた
凛
...ぉい......
凛
...凪..
後ろから凛が着いてきていた事に気づいた瞬間、驚きで転びそうになった
凪
びっっ”....
凪
くりした〜...
凛
...わり、
俯きながら謝る凛
何か言いたげな表情だった
凛
...それで...
凛
ぁの...
凛
...昨日は迷惑かけた
凛
悪ぃ
凪
...
少しばかり予想していた内容だった
凪
...あんなの気にしなくていい
凪
こっちこそごめんって感じだし...
凛
...
と、凪が朝早くから感じていたことを 打ち明けた
凛
いや...
凛
別に良い...
凪
...じゃあ、お互い様だね
凛
は、
凛
どういうー...
凪
お互いありがと
凪
ごめんね
凪
はい、解決
少し笑顔を凛にむけ、 布団を整え出す
凪
んじゃ、
凪
おやすみ...
凛
...おう
時計が6時10分を指した時
希望の音が部屋中に鳴り響いた
潔
ただいまーーッッ!!