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ネネ
はい(((椅子3人分を持ってくる
ツカサ
あぁ、ありがとうなネネ
エム
わぁぁ！ふかふか！
ルイ
わぁ…ほんとだ…！
ルイ
(なんか高そうだな…)
ルイ
(僕みたいな汚い子供に座らせてもいいようなものなのかな…？)
ツカサ
まぁ、遠慮はしなくていい
ツカサ
あと、申し遅れた
ツカサ
オレはツカサだ
ツカサ
この城のまぁ…持ち主的な感じだ
ツカサ
そして、こっちがオレの従兄弟でもあり、使い魔の
ネネ
ネネだよ
ネネ
主に召使い的な仕事をしてる
ツカサ
とまぁ、オレ達の紹介は終わりだ
エム
んじゃあ次は私たちだね！
エム
私はエム！
エム
妖精なんだ！
エム
お散歩してたら、ここにたどり着いたんだ！
エム
そして、こっちにいる男の子が
ルイ
ルイです…
ルイ
狼族ですが、決してあなた方を食べることはありません…！
ルイ
僕は、親に虐待を受けてて…
ツカサ
何っ!?
ルイ
Σ( ˙꒳˙ ;)ﾋﾞｸｯ
ツカサ
あぁ、すまん…話を続けてくれ
ルイ
そ、それで辛くて家出してきて…
ルイ
行く先もないままでフラフラ歩いてたら、エムちゃんに会って…
我
ルイくんはまだ幼いので、くん付じゃなくて、ちゃん付にします
ルイ
一緒にお散歩しよって言われたので、歩いてたら
ルイ
ここにたどり着いたということです…
ツカサ
ほぉ…
ネネ
でも、ルイくんはともかく、エムちゃんは親が心配するんじゃない？
ツカサ
確かにな…
エム
…
エム
ごめんなさい！
ツカサ
えっ？
エム
1個言わなかったことがあるの
エム
本当はね
エム
私、両親が死んじゃって、
エム
今、親戚に引き取られてて…
エム
みんな、親切にしてくれるけど、
エム
私以外の家族と喋ってる時の方が楽しそうで…
エム
私だけ仲間外れみたいで居心地が悪くて
ネネ
そんなことがあったのね…
ツカサ
エムも辛いなぁ…
エム
そ、それで気晴らしにお散歩行こって思ってたら、道に迷っちゃって…
ツカサ
ほうほう…
ツカサ
んじゃあ、エムに1つ質問する
エム
なぁに？
ツカサ
その家にもう1回帰りたいか？
ツカサ
親戚が心配するとか、怒られるとかを排除して、
ツカサ
エムがまたその家に帰りたいかという意思を教えてくれ
エム
私は…
エム
出来ることならば、帰りたくない！
エム
みんな心配しちゃうけど、
エム
やっぱり居心地が悪いから…
エム
ただの私の思い込みだけど…
エム
だから、私は家には帰りたくない！
ツカサ
よし、よく言えた
ツカサ
じゃあ、エムもここの住人な
エム
えっ！？
エム
ここで暮らしていいの？
ツカサ
あぁ、もちろんだ
エム
やったぁ！
ツカサ
じゃあ、ネネ
ツカサ
エムを風呂に連れてやってくれ
ネネ
了解
ツカサ
んじゃあ、ルイも一緒に住もう
ルイ
えぇ！？そ、そんな…
ルイ
迷惑かけちゃうし…
ルイ
じゃあ、働きます！
ツカサ
別にそんな事しなくていいぞ？
ツカサ
ルイはオレのお気に入りだし
ルイ
えっーと…
ルイ
お気に入りというのは…？
ツカサ
単刀直入に言えば…
ツカサ
好きって事だな
ルイ
ふぅーん…
ルイ
(ツカサさん、僕のこと好きなんだ…)
ルイ
(嬉しいなぁ…)
ツカサ
じゃ、ルイはオレの部屋に来い
ルイ
はい！
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