私
少し早く目が覚めた私は、もう直ぐ退院なので、なるべく思い出せるだけ思い出そうとした。
すると、不思議な事に直ぐ思い出せた。
たった一つ。重要な事を覗いては。
何故か、一つだけ、ここに入院する原因の記憶が出てこないのだ。一人、教室にいて…そこからはモヤがかかったかのように、思い出せない。
私
私
どれぐらい時間がたったのだろうか。私は考え抜いた末、諦めた。
友人に聞こう。一人でいたという記憶しかない為、もしかしたら知らない可能性もあるが…
こうして私は、二人に通話を繋ぎ、聞いてみることにした。
私
伊藤 心菜
佐々木 玲奈
私
伊藤 心菜
私
私がそう言った瞬間、空気が固まるような、そんな感じがした。
私
伊藤 心菜
佐々木 玲奈
私
伊藤 心菜
佐々木 玲奈
私
何か隠してるような…まぁもう切ったから良いけれど。
結局…何もわからなかった。
確実に言える事は、友人が何か隠してる。それだけだ。
まさかその友人が私の入院する原因を作った…
いや、そんな事は考えてはいけないな。
私の…私の大切な、大切な、たった二人の…友人なのだから。
翌日、私は退院した。
佐々木 玲奈
私
伊藤 心菜
佐々木 玲奈
私
私
そう言ってスマホを見せると…
伊藤 心菜
うわぁ…と、思わず声に出してしまった。何故かと言うと…
そこには、行列、行列、行列、、学園の殆どの人がいるのではないかと思えるほど長い、長い行列が出来ていた。
私
伊藤 心菜
佐々木 玲奈
私
伊藤 心菜
佐々木 玲奈
伊藤 心菜
佐々木 玲奈
私
伊藤 心菜
佐々木 玲奈
そんな断末魔が聞こえたが、知らないふりだ。ここは。
伊藤 心菜
私
伊藤 心菜
そう言ってにっこりと微笑む心菜ちゃん。
私
伊藤 心菜
私
心菜ちゃんの顔が若干強ばる。 やっぱりまだ、この話題は早かったのかな。
私
伊藤 心菜
私
伊藤 心菜
そう言われた瞬間、後悔した。
コメント
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