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参加したいです
私はずっと、暗いところに居た。
ずっと、と言っても 生まれた時からではない。
生まれた時は…。
千冬(幼少期)
母
この頃は凄い幸せだった。
お母さんも、お父さんも優しくて。
千冬(幼少期)
母
私の母の個性は吹雪。
父の個性は雹電だった。
2人は、プロヒーローで 自慢の親だった。
ある日、私にも個性が出た。
千冬(幼少期)
千冬(幼少期)
この時はとても嬉しかった。
個性を使えるようになったということは、 オールマイトに近づける。
そんな、希望を持っていた。
母
父
千冬(幼少期)
私は、両親が喜んで 話を聞いてくれたのがとても嬉しかった。
自分に宿った個性。 氷と雪を出す。
初めて出した個性だ。
制御も効かなかった。
ただ…
母
母
父
父
私の父は個性を2つ持っていましたが、 雹の方は使いこなすことができず、 電気の方だけを使っていた。
その事もあるんだろう。 私に期待をしていた。
期待と呼んでいいか分からない程の。
それから、私は酷い訓練を させられた。
いや、ただの暴力 だったのかもしれない。
それでも、私は上手く出来た時に 褒められるのが嬉しかった。
だから、酷い訓練にも耐えた。
父
千冬(幼少期)
千冬(幼少期)
母
母
母
母
いつからか、名前も 呼んでもらえなくなった。
失敗すると、 厳しい言葉や強い叱責が続き、 休むことも許されなかった。
そして、私は自分の存在価値が 分からなくなった。
そしてある日……。
千冬(幼少期)
私は、酷い訓練で 心も体もボロボロになり、 個性が制御できなくなった。
その時の両親の顔は酷かった。
まるで、ゴミを見るような。 そんな目だった。
期待に応えられなかった私は 意味がないと言われ、地下に監禁された。
千冬(幼少期)
千冬(幼少期)
千冬(幼少期)
暗い場所で 時間の感覚がなくなっていく中
私はただ…
千冬(幼少期)
そう願っていた。
そう願うしかなかった。
主
主
主
主
主
主