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魔法は溶けないで

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魔法は溶けないで

1 - 魔法は溶けないで

♥

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2022年06月12日

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私、蒼唯舞姫(あおいまき)は都内の高校に通う高校3年生

舞姫

はぁ〜今日も学校か〜

舞姫

今日は水曜日だし、木、金って、、

舞姫

休みまであと3日もある(゚ロ゚)

そんな私の楽しみはこの時ぐらい

舞姫

こんばんは〜

伊織

お!まきちゃんこんばんは!

今日は待ちに待った塾の日

舞姫

((は、先生今日もかっこいいなぁ〜

私は塾に通っていて、そこで出会った先生に恋をしている、、

先生の名前は元宮伊織(もとみやいおり) 高身長でイケメン そして結構有名な大学の大学1年生だ

先生の担当科目は数学 そして私の塾は集団授業だから 先生と話せる回数は少ないけど 見てるだけで全然いい、、w

愛菜

せんせ〜い
今日もかっこいいね〜

結月

それな〜本当にすきになっちゃいそw

伊織

え、本当に言ってるのかー??

舞姫

(((あの子達すごいな〜グイグイいけて、、私じゃ絶対無理だよ

あそこの2人は私とは学校が違うけど、 塾内では結構有名な子だったよね、

舞姫

((ちょっと怖いから関わりたくないな

そして授業が始まった

舞姫

((うーんここの問題分からないな、、
でも手上げて聞くのもな、、

そんな時歩いて見て回っていた先生が近づいてきた

舞姫

((やば、分からないのバレちゃったかな

伊織

あれ、止まってる、教えよっか??

舞姫

はい、お願いします🙇‍♀️

伊織

よし!ここはこうして、、

舞姫

(((やば、近すぎて心臓止まりそう

伊織

ねぇ、ちょっと聞いてる??

私の顔を覗き込む

舞姫

は、すみません!ちょっとぼーっとしちゃって、、

伊織

もう1回教えるからちゃんと聞いてよー?

舞姫

はい、お願いします、、

舞姫

((いや、あんなの反則でしょ、、もう、やめて!心臓もたないよ〜

その頃

愛菜

え、なにあの女、先生と何馴れ馴れしくしてんの

結月

うざ、、先生こっちに呼んで離そうよ

愛菜

うん、そうしよ

愛菜

先生ー!こっちきて!

伊織

はーい!もうちょっと待っててね!

伊織

うん、これでわかったかな?

舞姫

はい!ありがとうございました!

伊織

他の子見て来るからまた分からなかったら呼んでね!

舞姫

はい!

先生は他の子のところに行った

舞姫

(((まじで心臓バクバク、、

そして一コマ目が終わり休み時間

舞姫

ふう〜休憩!次は英語か、、

舞姫

次は元宮先生じゃないしつまんないなー

リュックから英語のテキストを取り出し次の授業の準備をしていた時

目の前にはあの2人の姿が、

愛菜

ねぇあんた、先生と馴れ馴れしくしてんじゃねぇーよ

結月

きっも距離近すぎ、先生のこと好きなのw

舞姫

え、私何も、先生のこと、

愛菜

もう一生先生に近づくなよ

そう言い残して2人は去っていった

舞姫

うそ、私何もしてないのに
やっぱり怖い人だったな、

廊下で

愛菜

なに、あいつw陰キャ臭すっごwwww

結月

それなwがちむりw

その日の授業は終わり、 あの2人も帰って行った

私は受験生+テスト前という事もあり、 塾授業の後は自習をして帰ることが 日課になっていた、

受験シーズンのため、 塾は12時まで空いており、 塾が家から近い私は 12時近くまで自習をしていた

舞姫

はぁー憂鬱、勉強してたのにまた勉強

舞姫

逆に頭悪くなりそう

11時半頃になると はじめは何人か人がいた自習室も みんな帰ってついに私だけに

舞姫

はー早く帰りたい
時が早く進む魔法とか使えればいいな

??

あれ、まだ残っていたの

そんな声が聞こえた瞬間私は振り返った やっぱりそうだ

舞姫

え!先生!

伊織

大変だね、受験生

舞姫

そうです、本当に(´;ω;`)

舞姫

勉強勉強って感じで

伊織

それだけじゃないでしょ

舞姫

伊織

愛菜ちゃんと結月ちゃんに嫌なこと言われてない?

舞姫

え、なんで先生がそれを、

伊織

俺、あの時さ

回想

伊織

「あれ、ない!ペン置いてきたか?」

伊織

次の授業の教室に向かってた俺はペンを忘れたことに気づいて戻ってたんだ、

伊織

そんなときあの2人の声が聞こえてきて

伊織

教室を覗いてみたら舞姫ちゃんがなんか怒られてたからさー

伊織

しかも俺がなんとかって

伊織

俺悪いことした、、?

舞姫

いや、先生は悪くないんです、全部私が悪くて、、

伊織

全部話してくれない?正直に、

私は2人から言われた事を正直に話した

伊織

そんなことがあったんだね、

舞姫

はい、

伊織

本当にごめんね、距離近かったのも俺のせいだ、関わり方見直さなきゃな

舞姫

いえ、こちらこそすみません

伊織

舞姫ちゃん、もう1つ隠してる事ない??

舞姫

え、もう1つ

そのとき

私はぎゅっと腕を引かれ 顔と顔がくっつきそうなほど近くに、

舞姫

先、生?

伊織

舞姫ちゃん、自分の言葉で言って
あと1つ

舞姫

私、先生の事がす

伊織

俺も

ゴーンゴーンと12時を知らせる自習室の時計が鳴ったその時、唇と唇が触れた

舞姫

え、

伊織

お迎えに上がりました、お姫様
私と一緒にいてくれますか?

舞姫

はい!喜んで!

伊織

俺ずっと舞姫ちゃんの気持ちにわかってたよ

伊織

ちらちら見てたのもバレバレw

舞姫

え本当に?!

跪き右手を差し出しニコッと笑う先生はまさに王子そのものだった

私は差し伸べられた手の上に手を重ねた

魔法は溶けることがなかった

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