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#蘇枋受
チョマ
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チョマ
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スンフェイの自室。
ベッドに腰をかけスンフェイはある物を手に一点に見つめていた。
スンフェイ
両手で持っているのはジッパー袋に入った白い桜のTシャツ。
決して盗んで、ではない。桜がケンカや街の見回りで付いた洗っても落ちない汚れ、ホツレや穴などが空いて、捨てる予定だったものだ。
燃えるゴミの袋に入っていたものを、拾ったものだった。
持って帰ったのバレてはなかったと思うけど…今思うと、こんな時が来るのかもと心のどこかで思って持って来ちゃったんだろうな……
カササ…袋を開けると鼻元に近づけた。 洗濯洗剤の香りと一緒匂うのは……
スンフェイ
しかし直ぐにはっと我に返り顔を離した
オレ変態じゃないか!!こんなの!! 顔が真っ赤になる。
スンフェイ
火照った顔のまま、もう一度顔を近づけもう一度桜の匂いを確かめた。
スンフェイ
目を瞑って吸い込むとすぐ目の前に桜が居るように感じた。
もう会う資格なんてない。会えない。でも、 本当は会いたい……キスしたい。見つめ合って、抱きあいたい。
でも、こんな姿見られたら絶対引かれるだろうな……小さく笑った。(いや、桜君の事だからオレの額に手を当てて熱あるのか?とか真顔で言いそうだな…)
スンフェイ
想像の桜の姿に笑いが込み上げる。
どうせだったら汗も染み込んでいるのも……ってオレ凄い変態だったみたいだ……自分に呆れてジッパー袋を丁寧に閉め、ベッドの下に宝物をしまい込んだ。
スンフェイ
隠したTシャツにサクラクンなんて呼びかけたりして、変な事をしている自分を再び笑った。
コメント
1件
うわあ……スンフェイの切なさがじわじわ沁みた……🥀 Tシャツの匂い嗅いじゃうとこ、自分でも変態だって分かってるのに止められない感じ、すごくリアルで。最後の「サクラクン」呼びにドキッとしたよ。もう会えないって思いながらも、宝物みたいに隠す姿が愛おしい……ちょまさんの心理描写、丁寧で好きです🤍