TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

海青

それでは、どうぞ!

???

じゃじゃ〜ん!3個目のお題はここでやるよ〜!

加賀美 ハヤト

…なんですか?ここ

ん〜…見ての通り??

剣持 刀也

その説明で誰が分かるか

うぐっ…ま、まぁ!ということで!君達にはここで3個目のお題をクリアしてもらう!

その名も…"最後まで生き残れるのは誰でしょう!?"ゲーム!!

甲斐田 晴

…え?

僕がスタート!と言ったら奥にいる2つの像が動く

あ、ちなみに剣を持たせてるから斬られたらちゃんと死ぬからね〜

不破 湊

さすがにか()

時間制限があるから、その時間内で何人が生き残れるかを競う感じかな!

後ろの扉はちゃ〜んと閉めとくから、頑張ってね☆

バタンッ!!

銅像1

ギ、ギギギ、ギギギギギギギギ

銅像2

ギギギギギギギギギギギ

甲斐田 晴

…っッ!?ビクッ

不破 湊

ックソ…戦えるもんがねぇ…

剣持 刀也

こちらは武器なし…と、理不尽だねぇ

銅像1

ギギギ、ゴゴゴゴゴゴゴ……ギィン!!

加賀美 ハヤト

っ!?

剣持 刀也

ッ社長…っ!!

あの銅像、はっや!?

さっきまで十数メートルは距離あったはず…なのに、今では社長の目の前にいる

やっと動き出したと思ったら急に…なんなんだよ、あいつら!!

やばい…間に合わない…っ!

ザジュッ

加賀美 ハヤト

ぃ゙…ッッ!

剣持 刀也

……は…?

__その時、僕の中のなにかが途切れた気がした

???分後

剣持 刀也

__…ぁれ……?

社長…ふわっち…甲斐田くん…?

……………どこ…………?

剣持 刀也

………

しかも、2つあった銅像も原型を保てないほど粉々になっている

僕、気を失ってたのかな…?その間に誰かが殺ってくれたのだろう

みんなは…自由時間に入ってるのかな?とりあえず、豪邸のところまで行こう

豪邸

ガチャッ

甲斐田 晴

…っッッ!?ビクッビクッ

剣持 刀也

あ…甲斐田くん、さっきのことなんだけど……

甲斐田 晴

ッぇ…?戻って……

甲斐田 晴

っッ゙!ブンブンブンブン!!(頭振

甲斐田 晴

ちッ、違う…ッッ!騙されちゃダメッ!

甲斐田 晴

ぁ゙あ悪魔なんだからッ、人間より上手ッッ…少しでも信じちゃダメなんだッッ!!

剣持 刀也

え…?ちょ、甲斐田くん大丈夫?

甲斐田 晴

…っッッ゙!!

甲斐田 晴

さッッ、さっきは助けてくれてありがとうッ!!もう大丈夫ッだからッッ!!!

ダダダダダダ!!

剣持 刀也

え?ちょっと…!ちゃんと教えてよ!ねぇってば!!

ガチャッ バタンッ!!

剣持 刀也

…行っちゃった……

というか、さっき甲斐田くん"助けてくれてありがとう"なんて言ってたけど、僕なんかしたっけ…?

さっき、ってことは…お題をやってる時だよね?

剣持 刀也

……情報量が少なすぎる…

ふわっちと社長はここに居ないってことは、部屋に居るのかな?

でも、ふわっちの部屋は行ったことないから分からないし…社長の所に行くしかないよね

剣持 刀也

…よし、行ってみよう

加賀美部屋

ギィィィ

剣持 刀也

社長〜?

いつも僕が勝手に入らないようにと鍵かけてるから、空いてるとは思わなかったけど…

てか、社長の部屋ってこんな感じなんだ…

って、そうじゃなくて…社長は……

???

はッッ、はッッ、はッッ…

剣持 刀也

ん…?

この声は…もしかして……

加賀美 ハヤト

ひッッ、ぅ゙ッふッッ゙…ぎぅ゙ッ

剣持 刀也

…!!社長!

ダダダダダダ!!

剣持 刀也

社長!社長!!聞こえる!?

加賀美 ハヤト

ッッ゙?だッ゙れ…ッッ?

剣持 刀也

僕だよ、僕…剣持刀也だよ!

加賀美 ハヤト

剣持…っッッ゙!?ビクビクッ

剣持 刀也

社長…?

加賀美 ハヤト

ぁ゙…ッッ、私ッは、どぅ、すればッ

加賀美 ハヤト

むッ無理゙ッッ、そんなことッできなぁ゙…っッ!

剣持 刀也

ど、どうしたの?社長…僕、社長がなに言ってるか分からないよ…

加賀美 ハヤト

ッッ゙、剣持さッを、殺すなんでッ出来ないッッ!!

剣持 刀也

え……?

加賀美 ハヤト

私゙に゙はッッ出来ないですッッ゙ッ゙!!!

……なにを、言っているんだ…?社長、は……

誰かが…そうするように、吹き込んだのか……?

今までのみんなの行動からするに、甲斐田くんでは無さそう

だとすると、ふわっちが…?

殺し屋だから…悪魔は危険だから…自分は殺らず、誰かに殺らせようとしたのか?

剣持 刀也

………

…殺し屋の本能が出てしまったとしたら有り得る話だろう

だが、今までのふわっちを見て来たから分かるが、彼はそんな事はしない

……でも、なんでだろう…

そんなことを言ったような気もするし…言われたような気も、する……

…いやいやいや、そんなことより、社長を落ち着かせるのが先だ

剣持 刀也

…ねぇ、社長

剣持 刀也

僕がさ……悪魔が、ね

剣持 刀也

1人も悪にさせる事なく、殺せなんて言うと思う?

剣持 刀也

てか、殺されるなんて思う?

加賀美 ハヤト

…っッッ゙、ビクッ

剣持 刀也

__無いんだよ、そんな事

剣持 刀也

僕は悪魔なんだよ?人間を悪に引きずり込むことが悪魔としての義務

剣持 刀也

義務を果たさないで、簡単に死ぬなんて思わないでよね

剣持 刀也

どれだけ神に否定された存在だろうとも、死ぬなんて有り得ない

剣持 刀也

悪魔を舐めんじゃねぇぞ、"永遠に"この世界で生きてやるからな

加賀美 ハヤト

…っッ!!

加賀美 ハヤト

……ははっ…そう、でしたね…

加賀美 ハヤト

貴方は…そんな人でしたね

剣持 刀也

…!ふん、分かったならいいんだ、分かったなら

加賀美 ハヤト

………ふふっ……

剣持 刀也

なっ、なに…?

加賀美 ハヤト

なぜだか分かりませんが…なんだか、懐かしいような気がするんです

剣持 刀也

懐かしい…

加賀美 ハヤト

なぜかは分かりませんがね

加賀美 ハヤト

というか、なに勝手に入ってきてるんですか?早く出てください

剣持 刀也

え、はっ、はぁ!?

剣持 刀也

いや、これは仕方ないじゃん!って、押すなぁ!!

加賀美 ハヤト

もう大丈夫ですので、早く1人にさせてください

剣持 刀也

嫌だね…って、ローブ引っ張るな!

加賀美 ハヤト

だって掴まなきゃ、貴方飛んで逃げるでしょう?

剣持 刀也

ぐっ…こんのッ、イカズチ狼がぁ!!

ギィィィ バタンッ ガチッ

剣持 刀也

おい!!開けろぉ〜!!

ドンドンドンドンッ!!

加賀美 ハヤト

…ふふっ

加賀美 ハヤト

まぁ…たまには、こういう騒がしいのも良いかもしれませんね

豪邸

剣持 刀也

ックソ、なんなんだよ、あの狼…!

やっと落ち着いて話聞き出せると思ったのに、追い出しやがって…っ!

こうなるんだったら、助けるなんてしなければ良かった!!

剣持 刀也

…あれ?

僕…さっき、社長のこと……助けた…?

悪魔の僕が…?苦しんでる社長を見て、胸が痛んで…助けようと思って……

剣持 刀也

………

少し違うけど、あの時も同じような気持ちになった事があるような気がする

お題をやり始めて、銅像が社長を切りつけた時…さっきよりも比べ物にならないぐらいのショックを受けた

その瞬間、目の前が真っ暗になった

…明確に、なにがあったのかは分からないけど……感覚は覚えてる

あれは…完全に悪に囚われた悪魔だ

僕が、あの銅像らを引きずり込んで殺ったんだ

社長を切りつけたから……?でも、なんで…

剣持 刀也

……っ

不破 湊

あ、もちさんやん

剣持 刀也

っふ、ふわっち?

不破 湊

どうしたん?なんか浮かない顔しとるけど…

剣持 刀也

なんでか分からない事があって…それで、モヤモヤしてて……

不破 湊

そっかぁ、………

剣持 刀也

…?なに?

不破 湊

なんか…もちさん悪魔なはずなんに、悩んどることが人間っぽいな〜って…

剣持 刀也

え…?

不破 湊

もちさん、前世人間やった??

剣持 刀也

いや、そんな前世のことなんて分かるわけないじゃん

不破 湊

えぇ〜?悪魔ってそういうの、分かるんやないの〜?

剣持 刀也

悪魔にどんな偏見持ってるんだよ…

でも、そっか…人間ぽい……ね

剣持 刀也

ん〜…まぁ、そうかもしれないって思うだけにしとくわ

不破 湊

ま、そんなことは無いに等しいけどね

とりあえず、これから"悪魔"として人間を悪に陥れることだけ考えよ

そうすればきっと、こんな事に悩まなくても済むし

剣持 刀也

………

不破 湊

俺も思ったことあるで、殺し屋なんに…ってさ

剣持 刀也

…!

不破 湊

…俺と同じやね、もちさん

剣持 刀也

なっ…別に、そんなん要らないんだけど

不破 湊

にゃはっ…でも、同じ感じの悩みがあるやつがおるってだけで少し軽くならん?

剣持 刀也

………

不破 湊

あ、図星やろ?その顔

剣持 刀也

うるさい、別にそういうんじゃないし

不破 湊

ははっ、じゃあ俺は部屋戻るから

剣持 刀也

うん…

不破 湊

……もちさんも行く?

剣持 刀也

…うん

不破 湊

んじゃ、一緒に行こか

剣持 刀也

うん

今はまだ……少しだけ………

海青

それでは、次回!

この作品はいかがでしたか?

200

コメント

2

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚