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うちも春ちゃんのお肉食べたい🫶🏻️💞(気持ち悪くてすみません💦)
質問失礼します。以前から挙げていた他の作品などは、どうしたのですか?
このりんどーは、顔は綺麗だから残しとこ精神で置いていったのかなと思ったけども。よくよく考えたら、そういう描写は無かったから『体(美味しい部分)は持って行って要らない顔は置いていこう。』ていうサイコ感が垣間見えてサイタカ。
はる
はる
はる
はる
はる
たったったっ…!
「夕方までには帰ってくるのよ!」
「はぁ〜い!」
はる
はる
はる
百合に白薔薇、 チューリップに、オーニソガラム。
可愛いお花畑に1人、はるは今日も 本と向き合う。
周りには蝶々や小鳥さんもいて、 一緒に読書。
今日も変わらないけど、今日は何か あってほしい。
…今日だけ、
はる
はる
膨らんだ可愛らしいスカート、 リボンがついた真っ白なエプロン。
肩より下で、先がくるんとしたマゼンタの髪。
雪のような肌に、深い緑の瞳。 考え事が大好きで、 純粋無垢な女の子。
はる
はる
少女は好奇心が旺盛で、 少し先にある魔女の家が 気になるらしい。
村のみんなから可愛がられて 育てられた少女。 村人たちは、村から離れたところにいる魔女に会わせまいと、色んな話を少女にした。
だが気になって仕方がない少女は、 村人たちの話を聞いているにも関わらず、今魔女の家に向かおうとしている。
はる
はる
外のことを少しも知らない少女は、 ひとつも怖がる事無く魔女の家に たどり着いた。
はる
辺りは薄暗く、少し肌寒かった。 丁度夕方頃だと思われる
はる
その時だった。
ぎぎ…
突然ドアが開き、中から長身の男が出てきた。
はる
はる
背丈は170ぐらい、年の頃は30ほどだろう。
妖しげな紫の瞳で、こちらを舐め回すように見てくる。
はる
竜胆
はる
竜胆
男は少し黙り込むと、 笑顔で答えた。
竜胆
竜胆
竜胆
はる
はる
はる
少女はそうお辞儀をし、帰ろうと後ろに振り向いた。
竜胆
男が少女の歩みを止める
はる
竜胆
竜胆
少女は少し悩んだが、すぐそれを了承した。
はる
甘い花の香りが部屋中に立ち込めている。
はる
竜胆
竜胆
少女の前に次々とご馳走が並べられた。
はる
甘い砂糖菓子にふわふわのパン、 暖かいシチューに果物。
食べたことのないものがたくさんあった。
竜胆
はる
少女はまずはじめにパンを頬張った。
ふわふわで柔らかく、噛む度に美味しさが口いっぱいに広がった。
はる
竜胆
少女はこれまで硬いパンしか食べたことが無かった。
貧しいわけでは無いが、富裕層であるわけでもないからだ。
はる
次にシチューを食べた。暖かく、とろりとした舌触りに驚く。 少女はまたも嬉しそうに顔をほころばせた。
そして、全てのご馳走をぺろりと平らげてしまった。
恥ずかしそうに少女は笑う。
はる
竜胆
竜胆
少女はこくり、とだけ頷くと、なんだろうと楽しみに待った。
はる
はる
少女が考えていると、料理が運ばれる。
竜胆
竜胆
はる
はる
はる
少女は少ししか肉を食べたことがなかったので、とても喜んだ。
ぱくり、と口に運ぶと、思った味とは違うが、美味しさは想像通りだった。
はる
はる
はる
少女はふと不思議に思った。
竜胆
竜胆
はる
竜胆
竜胆
はる
少女は微笑んで頷いた。
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
はる
その後、少女は意識を失った。
翌日、少女のいた花畑から 異臭がした。
一人の村人が調べると、それは
少女の生首だった。
少女の生首から流れた血を見ると、魔女の家へとつづいている。
少女の母親は泣き崩れ、村人たちも少女の悲惨な死を悲しんだ。
…少女はどうなったのかな?