ななもり。
突然だった。 時間深夜2時46分、メンバー2人を除く、他4人の携帯に青白く通知が届く。
ななもり。
ころん
莉犬
ななもり。
ななもり。
ジェル
るぅと
るぅと
ころん
莉犬
ジェル
ななもり。
ころん
莉犬
るぅと
莉犬
ジェル
莉犬
ジェル
さとみ
??
通話
08:11
「どうですか?みなさんの状況は」 「いい感じですよ。」 「自分から言い出すタイミングを考えてたんだけど…、あの人が言い出してくれてよかったかな。」 「じゃあ、一応乗り気になってはくれたんですね。よかったぁ、」 「これであの方も安心してくれる」 「この続きは、もう頼みますよ、疲れちゃった。」 「はーいはい、任せてぇ。」 「絶対に楽しませますから。」 「…はは、期待してますよ。」 「あー、早く見たいなあ。」 「ふふ、僕だって楽しみですよ」 「君らの友情物語。」
さとみ
るぅと
るぅと
さとみ
さとみ
女子高生や社会人、 多くの人々が行き交う駅前で1時間放置されていたさとみは、こめかみに怒りマークがついていた。
某緑チャットで我がグループのリーダーから唐突に送られてきた、 「明日駅前集合ね!」の通知。
動画作りが趣味なおかげで、動画作りが間に合わず困ってしまう、だなんてことはないが、呼び出され現時刻は午前8時半。 学生の時のさとみさんなら普通だったかもしれない、だがもう学生時代なんで約10年前だぞ、体が合うわけないだろ。ねみいんだよ今俺は。
ななもり。
るぅと
さとみ
後ろにオレンジ、水色、赤色と色とりどりな奴らを連れてきた、今回俺らを招いた犯人である「ななもり。」が、奥の人混みからかき分けてきた。
ころん
ジェル
るぅと
ころん
ジェル
さとみ
あいつらぜってえ許さねえ。
莉犬
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