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この話は、フィクションです。
ここは、福岡の小さな街。
今から約6年前の事だった。
おじいちゃん
皐月
お父さん
皐月
皐月
おじいちゃん
おじいちゃん
皐月
皐月
お父さん
おじいちゃん
皐月
お父さん
お母さん
お母さん
皐月
街の人
街の人2
街の人2
街の人
私は、衝撃が走った。
こんな、田舎町だ。
子供と言えば大体の人の顔は分かる。
皐月
街の人2
街の人
皐月
街の人
皐月
お父さん
私は、必死で走った。
どうしよう。
どうしよう。
羽瑠だったらどうしよう
羽瑠!羽瑠!
皐月
そこにいたのは、泣き崩れる羽瑠のお母さんと
頭から血の出て、
何も動かない羽瑠だった。
皐月
羽瑠のお母さん
皐月
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
街の人
街の人
街の人
皐月
それから、10分くらいたった頃だった。
救急車が来て
羽瑠を乗せて行った。
病院に着いて
先生から聞いた言葉は
あまりにも残酷で、
聞いていられなかった。
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
羽瑠のお母さん
先生は、黙って羽瑠のお母さんを見つめ首を横に振るだけだった。
羽瑠のお母さんは、泣き崩れ
羽瑠のお父さんが、羽瑠のお母さんを
抱きしめた。
皐月
皐月
皐月
そこにいるのは、
いつもの元気な羽瑠とは、
程遠い
静かな羽瑠だった。
皐月
皐月
皐月
皐月
それから、数時間後
羽瑠は、家族や彼女の私までを
置いて
最期の時を過ごした。
次の日の葬式
私は、悲しすぎて
言葉も出なかった。
泣きじゃくる羽瑠のお母さん
大きく言っているはずの
お経も
みんなの鼻をすする音も
全てに何も思わなかった。
羽瑠は、
私の彼氏で、
いつも友達のように遊んだし
バカップルのように
手を繋いだ
そんなある日の事だった。
皐月
皐月
おじいちゃん
おじいちゃん
おじいちゃん
皐月
皐月
おじいちゃん
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
お母さん
皐月
私は、全てを話した。
皐月
お母さん
お父さん
皐月
お父さん
お父さん
皐月
お母さん
お母さん
皐月
皐月
皐月
皐月
琴葉
皐月
琴葉
私は、またまた全てを話した。
琴葉
琴葉
皐月
皐月
琴葉
皐月
皐月
琴葉
皐月
皐月
琴葉
琴葉
皐月
皐月
琴葉
皐月
琴葉
皐月
皐月
琴葉
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
琴葉
皐月
翌日
皐月
琴葉
琴葉
琴葉
皐月
皐月
琴葉
皐月
皐月
皐月
琴葉
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
琴葉
皐月
皐月
琴葉
もしもし
羽瑠
皐月です。
羽瑠が居なくなって
6年が経ったね
羽瑠が居ない世界は
退屈で
寂しいよ
でも、
沢山泣いて
その分沢山
笑ったから
強くなったんだ
また、一緒に
友達みたいに遊んで
バカップルみたいに手をつなごう
そして、
一緒に
強くなろう
元気でね
私は、いつまでも羽瑠の
1番の恋人だよ
それじゃあね
琴葉
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
琴葉
琴葉
琴葉
琴葉
琴葉
琴葉
皐月
皐月
皐月
羽瑠は、
きっと元気だ
心の声届け
コメント
1件
私実は風の電話のいもとようこさんの本を呼んで読書感想文で感想書いたんだけど、感動して泣いたことがある! だからみんな岩手行ってみな?!もしかしたら亡くなった家族・友達に話せるかもよ!