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私が男嫌いなのには理由がある，それはこの幼馴染のせいなのです…
先生
転校生を紹介するぞー。
席つけー。
席つけー。
椎名 乃亜
椎名 乃亜（しいなのあ）です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
クラスがいっきににぎやかになった。それはそう，こんなに整った顔を見たことがないから…。
先生
えっと、空いてる席は…
先生
桃絵の隣だな。そこに座ってくれ。
クラスのリーダー的存在の人達が，私を睨みつけた。
あぁー，もう！私のせいじゃ無いんだってば〜
ってなんか見たことのある顔…？
椎名君が耳元で…
椎名 乃亜
心晴…久しぶり
桃絵 心晴
ひゃっ…
桃絵 心晴
あの時ののあ君！？
椎名 乃亜
何その可愛い声笑
椎名 乃亜
これから楽しくなりそうだね。
桃絵 心晴
なっ…
コイツのせいで…男嫌いなの！なんでまた同じ学校なの！？
帰宅
桃絵 心晴
ただい…ま？
うちの学校のローファー？なんで…
お母さん
あら，お帰り〜心晴。
桃絵 心晴
お母さ！？
椎名 乃亜
あ，さっきぶりだね。
桃絵 心晴
どういうこと！？なんでコイツが家に！？
お母さん
そんな焦らないの〜，1ヶ月椎名君を預かることにしたのよ。
お母さん
お母さんがね，仕事で1ヶ月家を空けるんだって。
お母さん
だからここから学校も近いし？良いかなって。
桃絵 心晴
はぁぁぁ！？
椎名 乃亜
あーもう，さっきからうるさい。
椎名 乃亜
悪いのはこのお口かな？塞ぐよ？
桃絵 心晴
っ！？
こんなのありえない…
私どうなっちゃうの！？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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