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小学校五年生まで
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私は普通の子供だった
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ありきたりな夢を持ち、
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運動は普通だったけど
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勉強は出来た
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字も絵もまぁまぁ上手かった
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明るくもなかったけど、暗くもなかった
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理想的な友達がいた
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普通の優等生
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小学校六年生の時から
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頭で物語を作り始めた
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好きなアニメに
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自分の作ったキャラを入り込ませる
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初めはただの暇つぶしだった
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今、私は何の特徴もない中学生に成り下がっている
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コミュ力ゼロ
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友達もゼロ
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勉強も運動も芸術も普通過ぎる
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私の作るキャラについて
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これは多くのTELLER作家に反感を買うと思います
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少ないながらも私をフォローしてくださっている方にも…
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気を損ねたのなら何をしても良いです
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私は
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最強が嫌いです
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もちろんアニメの最強キャラが嫌いというわけではありません
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作るキャラについてです
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最強は面白くない
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私は助けてもらいたい
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助けてもあげたい
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最強になったら助けて貰えない
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それは嫌だ
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私は、私の支えであるキャラクターを大切にする
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私は助けてもらいたい
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二番手がいいな
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私は普通に幸せだ
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いじめも虐待もされたことがない
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今だって言い換えれば何でも普通に出来る
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それなのに
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何もかも偽っている
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一人称
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転校してから学校では
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"私"にした
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でも家族にはいきなり変えられなくて
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中学生にもなって自分の名前
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私の家族は怖くはない
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でも、何故か五月蠅く感じる
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何も言われたくない
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おかしいとか、一瞬でも思われたくない
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自意識過剰かな?
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私は死にたいのか?
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そう考えたことがある
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いや、死にたくはない
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その時はそう思った
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でもそれは自分についた嘘だと分かった
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一昨日、夢を見た
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半径何キロかを消滅させる爆発が世界中で起きていた
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そして
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私の家のすぐ近くでその爆発が起こった
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死は決定だ
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兄に抱きついていた
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確かにとても怖かった
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でも、その後こういう考えもちらついた
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明日返されるテスト、自信ない
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全て消え去れば何も残らない
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スマホの恥ずかしい履歴も、文字に起こしてみた物語も、
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……良かった
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気がついた
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死にたくはない訳ではなかった
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結局私は、死んだあとのことにまで
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自意識過剰だっただけだ
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私は今、死ぬ気はありません
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主人公が最強ではない物語を書きます
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助けてもらって生きていきます
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いつか、大爆発が来るのを待って…
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皆さんはどうですか?
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コミュ力もなく、自己主張も出来ない私が言える義理ではないですが、
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相談に乗ります
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最後まで見てくださり、
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また、吐き出させてくださり、
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ありがとうございました