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二胡

……思い出した。

二胡

と言うより、ずっと覚えてたよ。

お、そーか

二胡

…うん

じゃあこれに触れてみてくれ

二胡

……ん?何これ

これは異能球。

触れるだけで異能が使えるようになるぜ

二胡

……ほんとかなぁ…

はぁ?信じろよこの俺を!

二胡

はいはい……

そう言うと二胡は異能球へと手を伸ばした。

二胡

……!

二胡

これが……私の異能……

おう!

じゃ、後は頑張れよ!

二胡

え?

キィィィン!

キィィィン……

二胡

うっ……

三月

ん、おかえり

二胡

はい……戻りました。

三月

えっと……じゃあこれで終わり……

三月

じゃなかった。

二胡

えぇ……?

三月

異能見せて

二胡

え、あっはい

二胡

どっちから行きます……?

三月

……ん?

二胡

え?

三月

どっち……ってひとつしかなくない…?

二胡

え?2つありますけど……

三月

……………………

三月

(まさかこの子…二重異能者……!?)

二重異能者 稀に現れる異能を2つ有する生き物。 現在確認されているだけでも3人しかいない。二胡を含めると4人。

三月

まあいいか。どっちでもいいから見せてよ。

二胡

あ……はい

二胡

じゃ、じゃあこっちから……

そう言うと二胡はゆっくりと深呼吸をする。

二胡

…………よし

二胡の周りに青い炎が浮かび上がる。

三月

……!

三月

(操作異能かな……)

二胡

……っと

浮かぶだけだった炎は二胡の手元へと動き出し、大剣のような形へと変化した。

三月

(炎の大剣……)

二胡

ふぅ……

三月

能力名は……?

二胡

え……っと

二胡

『ヘスティア』
……です。

三月

(神話異能……。いいね、この子)

神話異能 神話に登場する生物、武器を扱う異能の事。普通の異能より強力。

二胡

えと、も1個も見せますか……?

三月

ん、よろしく。

二胡

はい……

二胡

……いける。

二胡の周りに、先程の炎とは真逆の物があった。

水である。

三月

(ふむ……真逆の特性を使うのか)

三月

(となると……この異能名は……)

三月

(オケアノスか)

三月

異能名は?

二胡

『オケアノス』……です

三月

(ビンゴ。)

二胡

えっと、これも一応……

そう言うとまたもや先程と同じように二胡の手元へと集まる。

そして……大剣へと姿を変えた。

二胡

ど……どうですか……?

三月

ん……。いいね。

二胡

あっ、ありがとうございます!!

三月

そうそう……

二胡

え……?

三月

君も………………

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