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9話-つらい¿-
雫
優希
雫
雫は少し変だ
いつもいつも
死んでもおかしくないくらいの
虐待を受けているのにも関わらず
次の日になると、普通にしている
毎日、疑問に思った。
今日は親が両方居ないから
ゆっくりできる。
優希
雫
優希
優希
優希
雫
雫
優希
雫
雫
雫
優希
雫
雫は服の袖を捲って
腕を見せる
優希
雫の腕には
痛々しい火傷跡や痣、切り傷があった
薬じゃどうにもなりそうにないほど
優希
雫
雫
優希
雫は俺を抱きしめる
ボロボロの小さな手で
雫
優希
雫
優希
雫
雫
優希
雫
優希
この日は
雫の好きな事だけをして過ごした
積み木やかるた
あやとりとか。
少したりとも、雫から離れなかった。
優希
雫
優希
雫
優希
ちょっとなにやってんの?!!
そんな母さんの声で、目を覚ました。
母
雫
俺の腕の中で寝ていた雫は
いつの間にか
母さんに耳を掴まれていた。
バツンッ!
雫
右耳を抑えて、声を押し殺す雫
母さんの手には、ハサミと耳の上半分
耳を抑える雫の手は真っ赤に染まっていた
優希
母
母
母
母
優希
母
俺は腕を捕まれ部屋から出される
父
雫
父
優希
母
ぃ"だぃ!ぃだいッ!!
ごめ、ッ…!ごめ、な"さぃ"!!
母
母
優希
『これも、アイでしょ?』
優希