ある殺し屋のお話
昔 彼は21歳の優秀な殺し屋だった 依頼されれば必ず遂行させるその実行力 あらゆる依頼をこなしたと言われている
血気盛んだったあの頃の彼は 勇敢で、美しく華麗な姿だったと言う 「靡くオレンジ色の髪」と「濁った茶色の目」 またそれが彼を魅力的にさせていた
年月が立ち いつしか彼は嫁を持った 「一切、姿形も見せない女」 それだけ彼が愛した存在だったのだろう
だが彼は ある時を持って殺し屋を辞めた 拠点にしていたアジトを離れ 誰も近寄らない禁足地へと住処を変えた
腐りきった木々 ボロボロな墓と仏
愛してやまない女と駆け落ちしたか はたまた___
研磨
黒尾
研磨
黒尾
黒尾
研磨
黒尾
研磨
研磨
黒尾
コトン
日向
日向
研磨
黒尾
日向
日向
黒尾
日向
日向
研磨
研磨
黒尾
チャリン
日向
黒尾
研磨
オレンジ色の髪 男 ……
日向
黒尾
研磨
赤葦
研磨
日向
赤葦
日向
日向
赤葦
黒尾
日向
黒尾
研磨
日向
彼が手招きした 俺はそれに従って彼の前に行った ならなぜ 俺は彼に胸ぐらを掴まれて 腹に銃を押さえつけられているんだろう
日向
研磨
彼らはまだ知らない 彼のもう1つの噂
彼の愛した女はもうこの世に居ない 彼の恩と愛を無下にし 他の男に惚気けた罰だ そう 彼の愛した女は居ない
居るのは 朽ち果てた白い置物
彼に近ずくな 彼に悟られるな 触れられるな 愛されるな 知られたら最後
白くされる
次回 ♡2000
コメント
6件
え、最高
1000までいいね押しました!!(((o(*゚▽゚*)o)))
続き楽しみにしてます!