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はいこんにちはドーン(は?

はい、オメガバースですよ?

はよ読め

kr

ん゛~~…

俺はクロノア。

Ωなんだけど…

ぜんっぜん発情期が来ない!!

なんでか調べたところ、好きな人がいない、尊敬する相手がいない。

とかの人が発情期になりにくい…らしい。

だとしても、ならなすぎじゃないかなぁ?

kr

ま、こっちとしては良いんだけど…

kr

いってきまーす

ガチャ

kr

おはよー

モブら:おはよー!

tr

クロノアさん!おはようございます

kr

うん、おはよ

トラゾーとは幼馴染みで、信頼できる親友。

トラゾーはαだけど、抑制剤を飲んでるから一応大丈夫。

今までトラゾーにそういう気持ちを抱いたこともない。

ただ、親友。

その関係を壊したくないから、好きにならないようにしている。

自分でも変な事を言っていると分かってるけど、

俺はーーー

tr

クロノアさん!

kr

えっ、あ、なに…?

tr

今日クロノアさんの家で勉強しに行ってもいいですかーって

kr

あ、あぁ、いいよ

tr

やったーー♪

tr

クロノアさん頭良いし助かります!

kr

…ありがとw

そう、親友なんだ。

それは、永久に変わることない関係。

クロノアさんの家です(なお家族はいません)

kr

~~…で、ここはこうで…

tr

……

kr

…ん、どしたの、トラゾー

tr

…いや、続けてください

kr

そう?…大丈夫?

tr

はい、大丈夫…です

kr

…分かった。

kr

それで、ここは~~…で……

tr

……

kr

トラゾー、解けた?

tr

う゛~っ、なんとか……

kr

ふふ、頑張ったね

tr

……

tr

クロノアさん

tr

俺ッ…

kr

…何?トラゾー

tr

ぅ、っ

tr

俺…

その瞬間、トラゾーの手が俺の手に当たった。

偶然。

何も感じない、はずだけど

何故か心臓の鼓動が早くなっているのを感じる。

ドクドクと脈打っている。

ダメだ。

好きになっちゃいけないのに

なんで、こんなにトラゾーのことが大切だって

トラゾーのことが 好きだって…

思ってしまうのだろう。

ドクンッ

kr

っ…?

ドクンッ

ドクンッ

kr

…っ゛ぁっ//?

tr

クロノアさんっ!?

kr

とら、ぞ

kr

っ…ふーっ゛…//

kr

くらくら、するッ…//

kr

たす、けて゛っ…//

目眩がする。

視界がゆらぐ。

息づかいが荒くなる。

身体が火照って、暑い。

鼓動が早く感じる。

多分、発情……?

いや、それよりも

なんで、今…?

わからない、とにかく…

楽になりたい

早くッ……

kr

はやく、っ゛//

kr

とら、ぞッ//

tr

っ゛…//

tr

ふ゛ーっ゛…っ//

tr

はぁ゛っ…//

kr

とらぞっ…、ッ//

kr

楽に、はやくッ…//

tr

っ、クロノアさん

はいどーん

これで終わり

続きはまたね

続きはちゃんとあるからね!

あるから見捨てないでね!

また見てね!!??

ね!??

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