飛んで夜
海斗
紫耀ただいま
廉
紫耀ただいま。
廉
美咲は??
紫耀
今はまだ寝てる
廉
俺ちょっと様子見てくる
紫耀
分かった
海斗
うん。
美咲
ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、
廉
入るね美咲ちゃん(小声)
廉
まだ熱いな、(小声)
美咲ちゃん熱測らせてね(小声)
美咲ちゃん熱測らせてね(小声)
美咲
んー、
廉
やば!!ごめん。美咲ちゃん
起こしちゃったかな??
起こしちゃったかな??
美咲
あ、廉くんおかえり
うんうん。全然。それ貸して
うんうん。全然。それ貸して
廉
あ、はい
ピピピピ
廉
見せて
美咲
はい
廉
37.7
廉
だいぶ下がったね
美咲
ええ
廉
ご飯どうする??
美咲
ごめん。食欲無い、
廉
分かった。ゆっくり寝てて
美咲
ありがとう。
廉は下へ行った
廉
美咲ちゃんご飯要らないって
紫耀
熱は??
廉
37.7
紫耀
だいぶ下がったな
海斗
そうだね
海斗
岸くんと神くんは帰りが遅くなるって
廉
おけ
じゃあ今日は俺が料理する
じゃあ今日は俺が料理する
紫耀
お!!助かる〜
海斗
じゃあ廉任せた
廉
はいはい笑
紫耀
はぁー
海斗
ため息なんか着いてどうした??
紫耀
あ、何で幼なじみがこんなに苦しまないと
ダメなんだろって思ってな
ダメなんだろって思ってな
海斗
その気持ち皆一緒だよ
俺だって何で美咲ちゃんがなんだよ
って思ってるよ。
俺だって何で美咲ちゃんがなんだよ
って思ってるよ。
その時 ガラガラ ガッシャン
紫耀
え、どこから??
海斗
美咲ちゃんの部屋じゃない
紫耀
俺ちょっと行ってくる
海斗
う、うん
紫耀
美咲!!
紫耀
やめろって
美咲はハサミを持ってて 自分の手を切ろうとしてる
美咲
止めないで、もう嫌なの、
紫耀
あかんて
美咲
もうほっといて
シャ 美咲は手を切った
紫耀
美咲!!
誰が上がってきた
廉
紫耀大きな落としたけど。
って、美咲ちゃん!!
って、美咲ちゃん!!
美咲
もうほっといて、
美咲
部屋から出てって
廉
手当させて
美咲
嫌、
廉
そのままにしてるとダメ
美咲
出てって
紫耀
美咲いい加減にしてくれ
手当だけでもさせてくれよ
俺らはお前が心配なんだよ
手当だけでもさせてくれよ
俺らはお前が心配なんだよ
美咲
分かった。手当したらすぐ
私の部屋から出てって、
私の部屋から出てって、
紫耀
おう、
廉
持ってくる
廉は1回下に降りた
海斗
あ、廉
何で慌ててるの
何で慌ててるの
海斗
美咲ちゃんに何かあった??
廉
美咲が手を切った
海斗
え!!自分で??
廉
ああ
廉
凄く出血してるから
海斗
病院連れてった方が
廉
辞めといた方がいい。
美咲今やばいから
美咲今やばいから
海斗
そっか
廉
俺九九箱とったから行くね
美咲
紫耀は出てって
紫耀
俺が手当するから
紫耀
美咲何があったの??
美咲
紫耀には関係ない
紫耀
関係あるよ。
俺ら幼なじみやろ
俺ら幼なじみやろ
美咲
幼なじみであろうが無かろうが
紫耀には関係無いことだから
紫耀には関係無いことだから
紫耀
美咲、話してくれよ
話してくれなきゃ分からないんだよ
美咲の本当の気持ちや何が辛いか
話してくれなきゃ分からないんだよ
美咲の本当の気持ちや何が辛いか
美咲
分かったような口出さないでよ
紫耀に話してどうなるの??
楽になるとでも言いたいの??
全く楽にならないのよ。もう出てって
紫耀に話してどうなるの??
楽になるとでも言いたいの??
全く楽にならないのよ。もう出てって
美咲は紫耀を無理やり部屋から追い出した
美咲
もう出てって
紫耀
ちょ美咲
廉
美咲ちゃんどうしたの??
美咲
救急箱貸して
自分でやる
自分でやる
バン ガチャ🔒 美咲は部屋の鍵を閉めた
廉
ちょ美咲ちゃん??
手当させてくれるんやないの??
手当させてくれるんやないの??
美咲
もういいからあっち行って
廉
分かった、何かあったらまた呼んで
紫耀と廉は下へ行った。
美咲
私、いつになったら、
美咲
あー、何かまただるくなって来た。
消毒と包帯だけ巻いて、寝よ、
消毒と包帯だけ巻いて、寝よ、
美咲は寝た
海斗
廉に紫耀美咲ちゃんの叫び声が
聞こえたんだけど、どうかした??
聞こえたんだけど、どうかした??
廉
俺が聞きたいよ。
紫耀何があったの
紫耀何があったの
紫耀
俺が聞きたの
何があったかとか美咲の気持ち
とか色々、そうしたら、俺に
紫耀に何が分かるのって言われて、
ただ俺は美咲が心配で、
何があったかとか美咲の気持ち
とか色々、そうしたら、俺に
紫耀に何が分かるのって言われて、
ただ俺は美咲が心配で、
廉
紫耀、その気持ちは、分かるよ
だけど今は無理に聞いたらダメ
いくら幼なじみでもダメになるだけ
だけど今は無理に聞いたらダメ
いくら幼なじみでもダメになるだけ
紫耀
分かってる、分かってるけど
美咲小さい頃から強がりだし
無理しすぎるところがあるから
俺的に美咲凄く心配なんだよ。
美咲小さい頃から強がりだし
無理しすぎるところがあるから
俺的に美咲凄く心配なんだよ。
海斗
でも紫耀、今はほっといた方がいいよ
絶対にいつかは話してくれるからよ、
絶対にいつかは話してくれるからよ、
紫耀
おう
紫耀達は色々やって 海斗と廉は眠りに入った
深夜0:30
美咲
紫耀、
紫耀
美咲、
美咲
ココア作ってくれる??
紫耀
ちょっと待ってろ
その間熱測ってろ
その間熱測ってろ
美咲
ええ
紫耀はココアを作りに行った
美咲
熱はかろ
ピピピピ
美咲
37.0
紫耀
出来たぞ
熱は??
熱は??
美咲
37.0だった
紫耀
下がってるな
美咲
ええ。ココアありがとう。
紫耀
美咲さっきはごめんな
美咲
全然いいのよ
私も言い過ぎたごめんね
私も言い過ぎたごめんね
紫耀
いいの。また話したい時に
話してくれ。でも無理はするなよ
話してくれ。でも無理はするなよ
美咲
ええ。分かったわ
美咲
紫耀、何か怖いから一緒に寝て
紫耀
いいぞ
美咲の部屋で寝よ
美咲の部屋で寝よ
美咲
ええ
美咲は熱も下がって 翌日には体調も元気になった 続く