主
𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭
五条紅萌
…………
家入硝子
私にできることはやった
家入硝子
あとは待つしかないな
五条悟
そうだな、、
虎杖悠仁
紅萌、、
家入硝子
お前たちも治すからこっちに来い
伏黒恵
はい
綾人
やっと会えたのに、
五条悟
綾人
綾人
五条さん
五条悟
強くなったんだね
綾人
…………
五条悟
紅萌はずっと君のことを探してたんだよ
綾人
紅萌が、
五条悟
ああ
五条悟
紅萌にとって綾人は大切な人
綾人
…………
五条悟
紅萌は僕にそう言ってたよ
綾人
俺は紅萌の力になれてたのかな
五条悟
なってたよ
五条悟
確かに君と離れた後の紅萌はとても落ち込んでいたよ
綾人
…………
五条悟
でもその分紅萌は強くなろうしてたよ
五条悟
君が紅萌を助けてくれた時僕に言ったんだ
五条悟
強くなってから綾人に会うんだって
綾人
…………
五条悟
綾人が悲しんでると紅萌も悲しむよ
綾人
……俺の親はろくでもない人だった
五条悟
…………
綾人
家に帰れば邪魔者扱いされ
綾人
俺には帰る場所がなかった
綾人
そんな時に紅萌と出会ったんだ
綾人
俺は紅萌に救われたんだ
五条悟
そっか、
綾人
あの
五条悟
ん?
綾人
紅萌のところ行ってもいいですか?
五条悟
うん、行こっか
ガラガラ
五条紅萌
……………
綾人
…………
綾人
リボン付けてくれてたんだ
五条悟
紅萌はずっと綾人から貰ったリボンを大切にしてたよ
五条悟
……君が紅萌に救われたように紅萌も君に救われたんだよ
綾人
俺が、、
五条悟
ああ、
五条悟
僕らの両親は紅萌のことを邪魔扱いしていた
綾人
!!
五条悟
知っている通り紅萌は親から暴力を受けていた
綾人
………
五条悟
そんな絶望的な日常を変えてくれたのが君だ
綾人
そうだったんだ
五条悟
ああ
綾人
五条さんも辛いですよね
五条悟
まぁね
五条悟
でも紅萌はみんなのために戦った
五条悟
自慢の妹さ
五条悟
紅萌ならきっと大丈夫だ
五条悟
僕は信じてるからね
綾人
信じる
五条悟
そうさ
ガラガラ
虎杖悠仁
五条先生
五条悟
おっと僕はこれで失礼するね
綾人
あ、
虎杖悠仁
…………
伏黒恵
…………
釘崎野薔薇
…………
綾人
……………
虎杖悠仁
そういえば名前言ってなかったな
伏黒恵
そうだな
釘崎野薔薇
そうね
虎杖悠仁
俺、虎杖悠仁
伏黒恵
伏黒恵だ
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
綾人
俺は綾人だ
虎杖悠仁
よろしくな
伏黒恵
よろしく
釘崎野薔薇
よろしく〜
綾人
こちらこそ
虎杖悠仁
なぁ綾人
綾人
ん?
虎杖悠仁
紅萌に恩があるってどいうことだ?
綾人
…………
綾人
俺は親から邪魔者扱いをされていた
3人
!!
釘崎野薔薇
何があったのよ
俺の両親はろくでもない人だった
親はいつも家にいない
帰ってきたと思ったら
俺を邪魔者扱いしてくる
綾人
なんで俺がこんなことに
俺は日が暮れるまでずっとここにいた
そんな時紅萌に出会った
あいつはボロボロで今にもいなくなりそうだった
ほっとけなくて声をかけた
綾人
なぁお前何してるの?
幼いころの紅萌
あ、えっと
綾人
俺は綾人
綾人
お前の名前は?
幼いころの紅萌
紅萌、、
綾人
なぁ
幼いころの紅萌
ビクッ
綾人
悪い脅かすつもりはなかった
綾人
その傷どうしたんだ
幼いころの紅萌
……………
俺はその時に察した
こいつは助けを誰かに助けを求めてる
幼いころの紅萌
お父さんとお母さんに、、、( ; ; )
綾人
……
綾人
ギュー
綾人
怖かったよな
綾人
なぁ
幼いころの紅萌
?
綾人
何かあったらここに来いよ
幼いころの紅萌
え、いいの?
綾人
お前のこと知りたいんだ
幼いころの紅萌
うん!
俺はこいつのことを守ってやりたいと思った
綾人
それが俺の過去だ
綾人
後は五条さんから聞いてると思うけど
伏黒恵
……
綾人
俺にとって紅萌は初めての友達だった
綾人
紅萌と会ってる時の俺は自分らしくいれる
綾人
だから俺にとっては紅萌は俺を変えてくれたんだ
伏黒恵
紅萌に恩があるってそういうことか
綾人
ああ
虎杖悠仁
なぁ
綾人
ん?
虎杖悠仁
俺たちと一緒にいてくれくれないか?
釘崎野薔薇
それいいわね
綾人
……
伏黒恵
どうするんだ?
ガラガラ
五条悟
いいんじゃない
綾人
五条さん、
五条悟
それが綾人にとっても紅萌にとって
五条悟
最善の選択だと思うよ
五条悟
それにここに居たいんだよね?
綾人
はい
五条悟
なら決まりだね
五条悟
部屋用意するから待っててね
綾人
ありがとうございます