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コメント
3件
疑心暗鬼ないだはる可愛い
︎︎
⚠️注意事項は前回同様
︎︎
第2話「後輩懲らしめ計画」
︎︎
hr
︎︎
新入社員が入って1週間ちょい、
僕はいつも通り仕事を進めていた。
...叶さんの言ってた通り、
僕の所には一度も来ない。
︎︎
...でもまあ、その方がいいんだけどね。
︎︎ ︎︎
︎︎
hr
︎︎
ｶﾞﾀｯ... ﾄｯﾄｯ...。
︎︎
︎︎
︎︎
...今日帰ったら何しようかな。
...そういえば叶さん、資料の期限 間に合ったのかな。
...最近葛葉さん、元気なさそうだけど 大丈夫なのかな。
︎︎
︎︎
hr
︎︎
何一つ変わらない日々は、
幸せだけど、飽きてくる。
︎︎
hr
︎︎
手に持った暖かいコーヒーを片手に、
僕は戻ろうと歩き始めた。
︎︎
︎︎
...ﾄﾞﾝｯ！！
︎︎
hr
︎︎
誰かと方がぶつかり、
手に持ったコーヒーを零しそうになる。
︎︎
︎︎
しかし床に散らばったのは、
コーヒーではなく、書類の束だった。
︎︎
︎︎
fw
︎︎
聞いた事のある声に、思わず顔を上げた。
︎︎
︎︎
hr
︎︎
...たくさんの紙の束。
そうか、もうそんなに働けるように なったんだ。
︎︎
...すごいなぁ。
4年の僕ぐらいの量があるじゃないか。
︎︎
そんな事を考えながら、紙を拾う。
︎︎
fw
hr
︎︎
︎︎
...気まずいな。
早く拾ってオフィスに戻ろう。
︎︎
︎︎
hr
fw
hr
︎︎
そして僕は机に置いたコーヒーを持ち、
早歩きで帰ろうとした。
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fw
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fw
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hr
︎︎
...は？
なん、で
僕の、名前...
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fw
hr
fw
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fw
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︎︎
...伺った？僕の...、名前を...？
なんで、何のために
︎︎
fw
fw
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fw
︎︎
...おい、まて。
なんでそんな赤い顔をする...？
︎︎
いや、きっとこれは悪戯だ。
僕の焦る反応が見たいんだ、コイツ。
︎︎
...そんなに僕、舐められてるのか？
︎︎
...悪いけど、僕だって1人の男だ。
アンタの思い通りになんてならない！！
︎︎
hr
fw
︎︎
...ｷﾞｭｯ！！
hr
︎︎
すると、コイツは僕の手を掴んだ。
思ったより、僕よりも手がデカくて。
︎︎
fw
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ﾀｯﾀｯﾀ...
︎︎
hr
︎︎
...何だったんだよ、手掴んだの。
︎︎
...まさか、あれって普通の戯れとして 握っただけ...？
︎︎
hr
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...それよりも、アイツは調子乗りのお節介野郎なんだ！
100％僕のことをバカにしてくる！！
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︎︎
hr
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先輩を舐めちゃ痛い目みるってこと、
思い知らせてやるよ！！
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hr
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そうして僕の後輩懲らしめ計画は、
心の中で動き始めた。
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︎︎
hr
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...かといっても、どうすりゃいいんだよ...
あっちがどう仕掛けてくるか わかんないし
今までそんなグイグイ来られたこと ないし
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hr
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kn
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hr
︎︎
いつの間にか、僕のそばにいた叶さん。
︎︎
...そうだ！この人なら何かアドバイス くれるかもしれない...！
人間関係めっちゃ広い叶さんなら...！
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hr
fw
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...ﾄﾞﾝｯ！！！
hr
fw
hr
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kn
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hr
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fw
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hr
︎︎
かっ、かなかな...！？！？
いつの間に叶さんとそんな仲に...！！
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kn
fw
kn
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hr
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...絶対、「一日の距離感じゃないだろ」 って思われてる...。
僕もコイツのペースに呑まれそうだわ...。
︎︎
...い、いやいや！何言ってんだ甲斐田！
【後輩懲らしめ計画】はどうした！！
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hr
fw
hr
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...ヤバい、テンパってスラスラ言えない...
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fw
︎︎
...あ、あれ？何も言い返してこない？
案外、効いてる...？
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fw
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hr
fw
hr
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なに、言ってんだよコイツ...
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kn
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hr
kn
kn
fw
kn
fw
hr
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なんで僕が痛い目にあってんの！？
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hr
hr
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fw
hr
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hr
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fw
fw
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hr
fw
hr
ﾀｯﾀｯﾀ...
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hr
︎︎
...っ、ダメじゃん！
懲らしめたいのに懲らしめられない...！
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kn
hr
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kn
hr
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ﾄｯ...ﾄｯ...
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hr
︎︎
...てか、アドバイス聞けてないし。
なんなら叶さん、アイツの味方してない？
もうあんなに仲良くなってるし...
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hr
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...まさか、グル！？！？
アイツに嫌味吹き込まれて、叶さんも...。
︎︎
hr
︎︎
あの叶さんが、まさか！
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kz
kn
kz
kn
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kn
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kz
kn
kz
kn
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kz
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kz
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第3話へつづく
(いいねよろしくお願い致します！)
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