次に早く進もう、と急かすサエに 私は──
〇〇
一歩も前に進みたくなくなるほどに ビビりまくっていた。その場にしゃがみ込み、震えている私にサエは
サエ
サエ
と言って、腕を引っ張って無理矢理 にでも立たせて進ませようとしていた。
〇〇
サエ
これは立たせれないと諦め、腕を一旦 離した少女は疑問を口にした。
〇〇
〇〇
声を張り上げこれでもかと怖さを伝えた のだが、サエは顎に手を当て何か考えて いるようで、少しすると、サエはこんな 提案をしてきた。
サエ
サエ
サエのどこかぶっ飛んでいて、 「違うそうじゃない」と言ってしまう ような発想に「え」という一言すら 言葉が出てこなくなってしまう。 「さあ答えてください」と急かすサエは 相変わらずで、早く終わらせたいという 圧をも感じさせた。
①サエに血を拭いてと頼む。 ハートがゾロ目の場合この選択肢になる ②拭いても怖いことに変わりない ハートが偶数の場合この選択肢になる ③自分が拭く。 ハートが奇数の場合この選択肢になる
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