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可愛いものが好き。

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可愛いものが好き。

1 - 可愛いものが好き。

♥

310

2022年05月02日

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星月

皆さん初めまして。星月と申します。

星月

暇つぶしがてら
小説を書いてみることにしました。

星月

初投稿なので色々おかしいですが
見て下さると嬉しいです。

星月

それでは、行ってらっしゃい!

僕の周りには可愛いものが沢山。 ぬいぐるみとか、ワンピースとか。

ただ、可愛いものが好きで。

女の子に憧れて。

女の子みたいになるために努力して。

でもね、周りの人達はそんな僕の事を おかしいって言うの。

男の子なんだから もう少し男の子ぽい格好をしなさい。

スカートは履いちゃだめ。

髪を切りなさい。

そんなことは言われ慣れた。

自分の好きなように生きたいのに。

男に生まれてしまったばっかりに そんな願いも叶わない。

やっぱり神様なんて 居ないんだ。

-hotoke-

「ふわぁ、、、」

朝日が眩しくて 変な時間に起きちゃった。

といっても、もう9時。

まだ寝てたい、けど もうそろそろ起きないと。

僕は学校には行っていない。 昔、こんな性格のせいで虐められたから。

-hotoke-

あなただけが僕の味方だったな。

お母さんも、お父さんも、こんな僕を 相手にしていない。

皆が思う様な"男の子"にしようと頑張っていたみたいだけど諦めたらしい。

小さい頃はぬいぐるみ、 沢山買ってくれたのに。

「可愛いね」って言って 頭を撫でてくれてたのに。

いつからだろう、 そうしてくれなくなったのは。

相手にされなくなったのは。

"苦しい "

そんな言葉を呟いてしまえば 、 もっと苦しくなる気がして呟けない。

でももういいかな、呟いてしまっても。

例え自分を押し殺してでも、 幸せになれるのなら。

この話をした時、 あなたはこう言ったっけ。

バチンッ

刹那、頬に激痛が走った。

初兎

ッッ、そんなの
いむくんの望んだ幸せじゃない!!

-hotoke-

ッ!!

-hotoke-

そんなの分かってるよ……

-hotoke-

でも、こうしないともう、
やっていけないッ……

-hotoke-

初兎ちゃんは良いよね……

-hotoke-

どんだけ可愛いもの集めても
許されるんだもん。

-hotoke-

僕とは違う、
許してくれる親がいる。
周りの友達がいる。

-hotoke-

羨ましいのッ。
初兎ちゃんの事が。

初兎

いむくん……。
いむくんには自分らしく
生きて欲しいだけなんよ。
ごめん、ごめんな。

ポロポロ……

-hotoke-

……あれ、なんで泣いてるのッ?

気づいたら涙が出ていた。

そんな僕を初兎ちゃんは 何も言わず抱きしめて、 泣き止むまでそばに居てくれた。

その時やっと分かった。

初兎ちゃんはこの辛さを 知ってるんだ。

なのに僕は何も知らないで、 勝手な事ばかり言って、 最低じゃん……

この日、 初めて心から信頼する友達が出来た。

それから前向きに生きていけるように なった。よく笑うようになった。

髪を切ってスカートを履かなくなった。

そして、何よりも 初兎ちゃんと過ごす日々は楽しくて。

けど、そんな日々は続かないもので。

3日後、 初兎ちゃんの家の近くで火事があった。

怖すぎて事実は分からないけど、 あんなに大きな火事じゃ、きっともう……

それから僕は狂った様に泣き続けた。

-hotoke-

初兎ッッ初兎ちゃんッ……

ーやっと見つけた

初兎

いむくん、呼んだ?
ってどしたん!?

-hotoke-

……へ?初兎ちゃん…?何で生きて…

初兎

失礼やなぁ。
勝手に死んだ事にすんなや!!

-hotoke-

でも、火事がッ……

初兎

あんなんで死ぬわけないやろ。
…あほなん?

-hotoke-

流石にあほは酷くない!?

けど安心したな、 初兎ちゃんが生きていたこと。

一緒にこれからも過ごせること。

初兎

あ、そうだ!
これからカフェでもいかん?

-hotoke-

……喜んで!!早く行こ〜!!

初兎

切り替え早すぎやろ!?

-hotoke-

早くしないと置いてくよ〜

初兎

ちょっ、待ってや!!

あんがい、神様って居るのかもしれないな。

END

星月

おかえりなさい!

星月

あの…

星月

書いてる途中で意味わからん話に
なりましたね……

星月

いむくんと初兎ちゃんが
どこで知り合ったとか詳しいことは
皆さんの想像にお任せします。

星月

訳:丸投げしました

星月

慣れてない感が凄い……

星月

これでも頑張った方なんです…

星月

ここまで読んで下さり
ありがとうございました!

星月

また何処かでお会いしましょう。

星月

バイバイ〜

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