悪役令嬢、綺麗事しか言わないヒロインとバカ王子を逆ざまぁw｢処刑なんてごめんあそばせ！｣

社交界の三大華花

華美な紅の薔薇 リーベル

清楚な碧の竜胆 サマンサ

純白な白の百合 ユリア

この3人は、社交界の華と言われている

権力はもちろん

圧倒的なカリスマ性と

それぞれの美貌

貴族の女性なら誰しもが憧れる存在だ

この3人に近づけば

社交界の情報はこっちのもんだ。

そして3人は仲がいい

昔からの幼馴染で

3人とも娘が 悪役令嬢なのだ。

あの乙女ゲームは

王太子ルイジェルド 冷徹眼鏡イフリート 騎士団家嫡男ユーラス 大商会の跡取りリウラン にショーロット

公爵家跡取りカイム にセレーナ

第二王子ナイジェルド にエミリア

が、それぞれの攻略対象につく悪役令嬢だ。

(※どのルートに言ってもショーロットは死にます)

ショーロットは崖から突き落としたり、暴漢を送り込みヒロインに心にも身体にも一生治らない傷をつけようとしたりなど

なんとも派手で犯罪まがいな嫌がらせをする。

セレーナはヒロインに直接嫌がらせはしないが、

義弟のカイムに地道な嫌がらせ(教科書を破くとかそこまで。)をし、

そのカイムの想い人(カイムルートに入った場合)であるヒロインに陰口を叩いたり

そんな子供の悪戯のような嫌がらせをする。

そしてナイジェルドルートに入ったときにライバルとして立ちはだかる

正妃の実の娘エミリア

エミリアは他2人のような嫌がらせではなく

貴族とあるべき者の在り方を見せつけ

圧倒的な教育の違いを手にヒロインに立ちはだかるのだ。

例えば

エ｢身分の下の者から上の者に話しかけてはいけませんのよ｣ エ｢口を大きく開けて笑うのではなく、小さく微笑んで上品に。｣ エ｢ナイジェルドお兄様の隣に立ちたければ、貴族としての常識を身につけなさい｣

と、まぁこんなに感じで

ヒロインに足りない物を徹底的に注意するタイプ

ナイジェルド攻略後に分かるのだが

将来の義姉になる存在なら、貴族として申し分ない女性がいいという理由の他に

大切な兄が取られたくなかったという可愛い理由であったり

妹キャラ的な存在だ。

このエミリアは、嫌がらせを繰り返すショーロットやセレーナにいい印象を持っておらず

悪い悪役ではないのだ

どのルートにいっても死ぬ事はない

ナイジェルドが取られても、潔く身を引く

優しいくも厳しい少女だ。

妹になるか、美しい友情が芽生えるか

いいエンドしかなかった

お姫様エミリア、何とかしないと…