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16:00
いつもなら、dに会いに行っている
だが、俺はある場所に来ていた
シェアハウスから少し離れた、展望台
そこから見える景色は、本当に綺麗だった
俺はそこでdに告白した
その後も、何度もここでの景色を見た
俺にとっての、思い出の場所
誰にも見られずに
俺は死ぬ
みんな…d、ありがとう
dの記憶が戻らないなら、俺がいる意味もない
生きる価値がない
dは明日退院できる
でも、記憶が戻るわけでもない
俺が死んだら、d、悲しむかな…
死のう
m.👓
カンカンカンカン
落ちる瞬間、階段を上る音が聞こえた
でも、それが何であろうと関係ない
俺はもう死ぬんだから
ヒュ~
真っ逆さまに落ちていく…
はずだった
???
ガシッ
腕を掴まれた
顔を上げると、そこにはもう会うはずのない人がいた
m.👓
続く(めっちゃ短いし急展開でごめんね🙇)