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alan S story

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alan S story

1 - alan S story

♥

104

2019年11月02日

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○○

ねえねえ

白濱亜嵐

どしたん?

白濱亜嵐

もう夜中だよ?まだ寝てないの?寝不足になっちゃうよ?

○○

いい

○○

あらんくんあらんくん

白濱亜嵐

良くないです笑

白濱亜嵐

ん?

白濱亜嵐

なーに?

○○

会いたいなあって言ったら怒る?

白濱亜嵐

え!?今!?

○○

うん、

白濱亜嵐

なんでよ〜ほんとどうしちゃったのよ今日は〜

白濱亜嵐

俺に会いたくなっちゃった?

○○

俺に会いたくなっちゃった

白濱亜嵐

素直か笑

○○

ねー家行っちゃダメかな

白濱亜嵐

白濱亜嵐

だめです

○○

えー

白濱亜嵐

えーって笑誰かに襲われたら大変でしょ??

○○

大丈夫私襲われない

白濱亜嵐

どこにそんな確信があるの

白濱亜嵐

だめ

○○

だめじゃない

白濱亜嵐

だーめ!!

白濱亜嵐

かわいい女の子が1人で夜道歩くとか危険すぎる

○○

大して遠くないし

○○

そもそも私可愛くないし

○○

どうしても会いたいんだもん

白濱亜嵐

白濱亜嵐

かわいいわ

白濱亜嵐

もー、

白濱亜嵐

早く

○○

え、行ってもいいの?

白濱亜嵐

だからそれはダメっつってんの笑

○○

どういうこと??

白濱亜嵐

白濱亜嵐

あつい

白濱亜嵐

白濱亜嵐

から早く玄関のドア開けろばか

○○

(え、嘘でしょ、そんなこと)

ガチャッ

白濱亜嵐

○○ちゃん!

○○

!?

白濱亜嵐

こんばんわっ

白濱亜嵐

会いたがってたから来ちゃった

○○

.......へっ....

白濱亜嵐

ふふ、びっくりした??

○○

あ.......あ、

白濱亜嵐

ん?

○○

あらんくんっ!

白濱亜嵐

ぉわっ!

白濱亜嵐

ちょ!○○〜

○○

だぁぁ、あらんくん...あらんくん

白濱亜嵐

...どした?

○○

.......(ぎゅううう)

○○

.......あらんくん

白濱亜嵐

……

白濱亜嵐

.......○○ちゃん、とりあえず中入ろっか

白濱亜嵐

ほら、ここおいで

○○

.......いい

白濱亜嵐

おいで

○○

いい

白濱亜嵐

も〜、来るったら来るの

○○

っ、わ、

家の中に入ったあと

少し強引に腕を引っ張られ、亜嵐くんの上に座らせられる

自分でもわかるくらい笑顔のない私とは違って

私の目を見て、優しく微笑みながらずっと話を聞いてくれる

さらに膝上に乗っているから私の目線はいつもと違う

亜嵐くんよりも上になるため、私が見下ろさなければならない

それとは違って亜嵐くんは私を少し見上げないといけないため

上目遣いをされて心臓のドキドキが飛び出しそう

白濱亜嵐

ほい、どした?

○○

.......

白濱亜嵐

ん〜?○○ちゃんっ

○○

.......い

白濱亜嵐

ん、なになに?

○○

あ、.......えと、眠れなくて、

○○

○○

最初はあらんくんに電話しようと思ったの

白濱亜嵐

うん

○○

でも、夜中だからもう寝てるかなって思って

○○

LINEしたの

白濱亜嵐

うん

○○

そしたら秒速で既読ついて返信きて、びっくりした

白濱亜嵐

んふふ

白濱亜嵐

○○からのLINEなら何があってもすぐ返すようにしてるからね

○○

...、てれる

白濱亜嵐

てれてる○○ちゃんかわい〜

○○

んもっ、ほっぺつんつんしないで!

白濱亜嵐

ふふ、ごめんごめん

○○

……ふふっ、

白濱亜嵐

あ、やっと笑った

○○

……えっ?

白濱亜嵐

○○ちゃん元気なかったから

白濱亜嵐

ちょっとでも笑顔になって欲しくて

白濱亜嵐

LINEの文面からも元気ないと伝わってきたし

白濱亜嵐

お節介だったら悪いけど

白濱亜嵐

なんかあったら遠慮せずに俺に相談しなね

白濱亜嵐

会えない時でも時間帯関係なく電話してね

白濱亜嵐

仕事中だったらあれだけど…

白濱亜嵐

でも万が一でなかったとしてもすぐに折り返すから

白濱亜嵐

今日みたいに「あいたい」って言いなね

白濱亜嵐

いつでもこうやって会いに来るから

”ね?”と頭を撫でて私を抱き寄せる

背中に回った逞しい腕は

当然だけど亜嵐くんの体温を帯びていて

とても暖かかった

ゆらゆらと体を揺らしながらまるで赤ちゃんをあやす様に

”大丈夫、大丈夫”と耳元で落ち着いた柔らかい声で繰り返す

○○

(……もしかして、私が色々辛いのに気づいてくれてた?)

そういえば思い当たることがいっぱいだ

ある日には特別な日でもなんでもないのにお花をくれた

ある日にはご飯に連れてってくれた

またある日には私がずっと行きたがってたお店に連れてってくれた

そのまたある日には私の愚痴を笑いながら聞いてくれた

○○

……ぅ、っ、

白濱亜嵐

泣いていいよ、俺が全部受け止めてやる

○○

……っ、ぅ〜っ、ぐすっ、

白濱亜嵐

よしよし、よく頑張ったね

○○

(……ああ、もう)

これだからだいすきなの

これだから離れられないの

これだから……

白濱亜嵐

白濱亜嵐

○○は俺が守るから

私にはきっとこの人なんだなって

ずっと一緒に居て欲しいんだなんて

わがままなことを思ってしまうんだ

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