深夜
自宅
瑠愛
放課後、ちゃんとノートは見つかって提出できた
けれど何かが喉に引っかかって、 気がかりで
瑠愛
瑠愛
瑠愛
私が机に突っ込んでいたノートが、なぜ凛のもとに渡っていたのか
きっとそれが悩みのタネ
瑠愛
瑠愛
瑠愛
友達の家に行って以来、彼女と関わっていなかったが
今どうしてるんだろうか
瑠愛
私はLINEを開いてトーク画面へと目を向ける
何気なく開いたところだったのだが、変化があった
瑠愛
昔だったら普通だったことが、今では珍しくて驚いてしまう
瑠愛
瑠愛
あの子はいる
そう思えば、なんだか吹っ切れたように重荷となっていたものが取れた気がした
安心を、したのかもしれない
瑠愛
次の日
昼休み
現在、私は途轍もなく解せない状況にいた
瑠愛
見飽きたこの事態に、私は呆れることしかできない
萎える……というやつだろうか
瑠愛
みんなのオアシス、昼休み
それなのにも関わらず、アイツは私を子機扱ってきたのだ
まあ雑用を任されたってわけで
瑠愛
いつもの雑用なら渋々受け入れていただろうが
他学年のものとなると話は別だ
瑠愛
私はとある人のせいでこの階に来たくなかった
でも頼まれたものは行かなくてはならない
瑠愛
女子生徒
女子生徒
瑠愛
行き先のことだけ考える
視線を気にするとかいう自意識過剰行為は慎まないと
瑠愛
瑠愛
足取りが重いことは、できるだけ考えない
瑠愛
瑠愛
瑠愛
私にはちゃんと机に入れた記憶がある
だから考えられるのは誰かが隠したということくらい
瑠愛
ドンッ
瑠愛
考え事をして歩いていたら、不注意で誰かにぶつかってしまった
瑠愛
面倒くせえ……なんて思いながらも、少し屈んで手を伸ばす
瑠愛
瑠愛
士道龍聖
瑠愛
瑠愛
如何にも不良の類いなのではないかと疑ってしまうその風貌
私はかなりヤバい人とぶつかってしまったのかもしれない
瑠愛
瑠愛
士道龍聖
瑠愛
考え事なんてするんじゃなかった
人生最大の絶対的危機だ確実に
瑠愛
士道龍聖
瑠愛
士道龍聖
士道龍聖
瑠愛
三年の階来たときは毎度だが、なぜ後輩だとわかるんだ?
私そんなに後輩顔してるのか?
瑠愛
瑠愛
瑠愛
士道龍聖
士道龍聖
瑠愛
士道龍聖
瑠愛
士道龍聖
瑠愛
糸師冴
彼は私のこと知ってるみたいだったけど、私にはあった覚えがない
未だに謎に包まれた人だと思ってる
瑠愛
瑠愛
士道龍聖
士道龍聖
瑠愛
ちょっと待て
本当にちょっと待て
瑠愛
瑠愛
士道龍聖
瑠愛
聞き間違いじゃなさそうだ
瑠愛
瑠愛
士道龍聖
瑠愛
士道龍聖
瑠愛
瑠愛
士道龍聖
まるで私を品定めするかのような眼差しを向ける彼
私って意外と知名度あったりするのか?
偶然なのか、はたまた必然なのか……
士道龍聖
瑠愛
士道龍聖
瑠愛
瑠愛
この人も恐らく変な人だと思う
だけど、そこまで悪い人ではなさそう
……
次に糸師冴と会ったとき、なんて言おう
コメント
3件
今回も素敵です!