この作品はいかがでしたか?
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青
桃
ストコン〜っ!!
るあち素敵な企画をありがとうっ!!
⚠︎ 先生×生徒パロ 長すぎ注意
3タップ ···▸ GO
先生と生徒の恋なんて、叶わないものだと思ってた
所詮は先生と生徒。 ほかの先生や友達にバレたら関係は直ぐに切れる
そんな、脆い脆い赤い糸。
そう思っていた。 だけど___
青
桃
桃
この人……桃先生が変えてくれた。 この僕の考え方を
そんな桃先生と僕の、切なくて甘酸っぱいお話___
キーンコーンカーンコーン
6限目の終わりのチャイムが響き、クラスメイトたちが帰りの準備をしている
その中、僕は静かに読書をする。
これから僕は放課後残って先生とワンツーマン授業。
今回のテストで見事"全教科1桁"という記録を出し、先生にこっぴどく怒られ、ワンツーマン授業をすることになった。
それもそうだ。
僕は勉強が大嫌いで、授業もまともに受けていない
僕はいわゆる『問題児』なのだ
そんな勉強に全く興味のない僕がなぜ先生とワンツーマン授業を受けるのかと言うと___
ガラガラガラッ
桃
桃
青
ワンツーマンの先生が桃先生……
いや、"思いの人"だからだ。
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
こんな恋、叶わないことなんか知ってる
でも、諦められないッ、
……いや、諦めきれない
何度も諦めようとしても、桃先生の些細な行動、表情で僕はドキドキしてしまう。
先生にとってはただの生徒。
『恋人』なんて関係を臨んではいけないのに__
青
青
桃
青
桃
桃
桃
桃
青
青
うん、有りだと思う
こんな一言で僕は期待をしてしまう
叶わない恋でもいつか…… いつか、そう言う関係になれるんじゃないか、って。
何回望んだって、何回期待したって、 所詮は先生と生徒の関係なのに___
あ〜ぁ、
……僕は本当に馬鹿だ。
キーンコーンカーンコーン
桃
桃
青
桃
青
青
放課後のい残りの時間が終わり、帰ろうとした時
僕の視界はぐるりと回った。
桃
ドンッ
青
衝撃の反射で塞がった目が開かない
今、自分はどんな状況なのか…
桃
耳元で聴こえる先生の声。
何が起きているんだと、心の中で思うと同時に目を開けると
桃
青
そこにはあと少しで唇の付きそうなほど近い、桃先生の顔があった
桃先生は僕に怪我がないか心配している様だが、僕は『大丈夫です』なんて答えるほど心の余裕なんかなかった
桃
さらに近づく桃先生。 ……もう少しでキス、しちゃいそうッ___
桃
青
桃
また、近くなった瞬間僕は桃先生から体を離した。
僕にとってはラッキーでいい事のはずなのに。 反射的に避けてしまった自分を悔やむ だけど……
もう、これ以上近づくと『好き』がバレるみたいで怖かった
もし桃先生に心臓のドキドキが伝わっていたら、好きがバレたら、
ある程度築いてきた先生と生徒の関係すらも切れてしまう。
それが、怖かった。 ただそれだけ、なのに
青
青
僕は逃げた 桃先生は何も悪くないのに
ただこの怖さを緩和したくて 桃先生が気づつくことも無視して、自分勝手に逃げてしまった。
青
あぁ、やってしまったッ、
なんで僕はこんなに自分勝手なのだろう。
ただ僕が先生のことを好きになって、 勝手に期待して、勝手に落ち込んで、勝手にはやとちりをする。
ただ、それだけでいいんだ。
なのに 『ただ僕が先生を好きになるだけ』がもう、"ただ"じゃ済まないんだ。
先生に会う度生まれる笑顔も、困った顔も、声も。
どんどん好きになってく。 毎日、好きが更新されてく。
こんなに僕は好きなのに、こんな恋、叶ってはくれない。 叶ってはいけないんだ。
だから。 だからこそ、こう思ってしまう
青
青
??
??
桃
青
青
桃
桃
青
こういう所だ。 また、好きが1つ増える
桃
桃
なんでも聞く
それは、本当になんでも聞くの、? もしも僕が桃先生のことが好き、って言ったらどうするの?
そんな疑問が生まれる。 だけど、もう心の中がいっぱいだった僕は、
青
既に頷いていた。
青
青
桃
桃
桃
桃
桃
青
青
桃
青
惹かれたところ……
笑顔、優しいところ、気遣いができるところ、運動ができるところ…… ……今思えば、惹かれたところは無かった。
今迄の自分では分からなかった。 もう、数えられないほど幾つもの"好き"が連鎖していたから、惹かれたところなんて。
もう、全部大好きなんだ。 桃先生の何から何まで。
青
桃
桃
青
桃
桃
桃
青
青
言ってしまった、と後悔したのは遅かった。 この学校に髪色が桃色の先生は1人しか居ない。
つまり、僕の恋はこれで終わり。 先生と生徒、この関係もきっと近々切れる。
桃
桃
桃
青
最後の質問 『青の好きな人は俺ですか』 僕が答える前に、桃先生が放った言葉
『俺以外居ないよね』 胸のドキドキが止まらない。
どんな反応をしていいのか分からないし、頭の中は真っ白だ。
桃
青
…信じられない。 先生から好き、だなんて言葉を発するなんて。
だけど もう勘違いも、はやとちりも出来ない。 できない現実が、ここにあるから。
桃
桃
でも、『喜んで』なんでいえなかった。 もし恋人になってしまったら、秘密にしなければならない
だけど、秘密がバレたら、そこで即関係は切れる。 先生と生徒の関係ですら、もう築くことが出来なくなってしまう。
僕はそんなの、絶対に嫌だ。
青
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
桃
桃
桃
青
ずっと叶わないと思ってたこの恋。 そして、諦めていたこの恋。
正直、本当にもう諦めて違う恋を探そうと考えた時もあった。 だけど、
恋に、先生だとか生徒だとか関係ない
だってそれは、その"人"のことを好きになったのだから。
先生も生徒も同じ"人"
だから、僕も諦めない。 そう、桃先生が教えてくれたから。
桃
桃
青
ガラガラガラッ
桃
桃
青
青
青
桃
俺と青が付き合って数日。
だんだん青も敬語無しの会話に慣れてきて、前よりかは恋人感は増した。
しかし、青が俺の事で悩んでいたことは驚いた。
青が好きな人が先生だった、ということは薄々感じていたが、まさか俺だったなんて。
本当に、あの時追いかけてよかったなと心から思う。
俺も、青と同じでこの恋を諦めていた。
青のことがずっと好きだったとはいえ、 所詮は先生と生徒。
こんな恋が叶うわけが無いと思っていた。 だけど、ネットである記事を見た。
『男同士で恋愛をしたって、結局は同じ"人間"同士なんだから、この恋を諦める理由にはならない』
と。 この記事は、ゲイを否定された男の人をインタビューした時に言っていた言葉。
確かに、と思った。 男女の恋が普通だけど、男同士だって女同士だって、勿論先生と生徒だって 結局は同じ人間なのだ。
だから、先生と生徒だから、という理由で、この恋を諦める理由にはならないんだと気づけた。
その結果、今の関係がある。
これは、変わったことじゃない。普通のことだ。 他の人が口出しする必要も無い
だって、誰をすきになるかなんて、その人の自由なのだから。
だから、男性だけど、男性が好きって人も、女性だけど女性が好きって人も、 先生が好き、生徒が好きって人だって、その恋を諦めないで欲しい。
いつか、誰もが自由に恋愛できる世界になりますように__。
『叶わない恋でも___』
𝑭𝒊𝒏.
やばいやばいっ……522タップなんだがっ😭😭
ここまで見てくれた方、ありがとうございますっ🥲💕︎
そして、るあちにも届いたらなと思います💞
まったね〜っ!!👋🏻
コメント
15件
引き込まれるような表現とか言葉が一つ一つ儚くて 意味持ってるって感じで凄い好き👊🏻💞 みかちゃ参加ありがとー!!!
め っ ち ゃ 好 き な ん だ け ど . . ! 、 😭 💙 心 の 中 の 所 の 言 葉 一 つ 一 つ に 感 情 が こ も っ て る 😿 も う 神 作 す ぎ て 語 彙 力 が ぁ ぁ ッ 、 💭 💙
天才ここにいるって👼🏻💞