5年前
外
柊と里桜の家の前 (アパート)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊&里桜
ガチャ
バタン
居間
柊&里桜
スゥー···タン
柊と里桜の母親(クズ母)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
里桜と一緒に帰ってきた時に襖がある部屋から出てきたこの女は俺たちの母親。 煙草を吸いながら、服が少し着崩している姿から見ると······
男1
柊と里桜の母親(クズ母)
部屋のベッドで寝転んでいる男の質問に母親は柊たちを冷たい目で見ながら答えた。
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
男1
柊と里桜の母親(クズ母)
服を着替えて帰る準備をしようとしている男に母親は気持ち悪いぐらいの猫なで声で言いながら男に擦り寄った。
男1
柊と里桜の母親(クズ母)
男1
柊と里桜の母親(クズ母)
ガチャ
バタン
柊と里桜の母親(クズ母)
母親は玄関に出る男に手を振りながら言った。男が出ていったところで玄関から少し離れて佇んでいる柊たちを見向きもせず、自分の部屋に入った。
母親の部屋
柊と里桜の母親(クズ母)
母親は鼻歌を歌いながらいつもの派手な服を着て、濃いメイクをしてキツい香水を自分に向けてかけた。
シュッ! シュッ!
柊と里桜の母親(クズ母)
鏡に映る自分を見て、母親は準備ができたところでお気に入りのブランドバッグを持ち出して玄関に向かった。
居間
柊と里桜の母親(クズ母)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊と里桜の母親(クズ母)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
パァン!
里桜がそう言った瞬間、凄い音と共に里桜の頬から痛みを感じた。柊は直ぐに妹の所へ駆け寄った。
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
柊と里桜の母親(クズ母)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
柊は母親の言動に対して怒りがいっぱいで拳を強く握りしめた。 けれどそんな兄に気づいた里桜は落ち着くように柊の拳に手を優しく重ねた。
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊と里桜の母親(クズ母)
ガチャ
バタン
母親はそう言い残し、車で待っている男の所へ向かった。
ガチャ
バタム
男の車の中
柊と里桜の母親(クズ母)
男1
柊と里桜の母親(クズ母)
柊と里桜の母親(クズ母)
男1
柊と里桜の母親(クズ母)
あたしの子じゃないもんw
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
柊は冷蔵庫の中にある 保冷剤を取り出し、少し赤く腫れてる 里桜の頬を優しく当てた。
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
柊はそう言いながら里桜が安心するように手を優しく握った。
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
数分後
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
グ〜···
里桜がお礼を言おうとした瞬間、お腹がなる音が部屋中に響いた。
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
里桜はそう言いながら、通学鞄からビニール袋で包まれたコッペパンと苺ジャムとマーガリンが入っているディスペンパックが入っていた。
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
半分に分けられたコッペパンはあっという間に平らげた。その後、柊たちは学校から出された宿題を取り組み、お風呂に入り、髪が乾くまでテレビを見て······とにかくお互い眠くなるまで時間を潰していた。
2人の兄妹にとっては いつもの日常だった。
けれど、そんな日常の中で唯一楽しみにしていることがあった。
柊と里桜の部屋
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊は部屋の電気を消して、里桜に手招きをしながら部屋の窓を開けた。
カラララ···
それは2階の窓から 夜空を見ることだった。
窓の外
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
元々男遊びがだらしなかった母親は、毎日朝まで沢山の男たちと一緒に遊び呆けていた。そんなある日、母親は柊と里桜を身ごもった。勿論、父親は不明。そして数ヶ月後、2人は母親から生まれてきた。
けれど、母親が2人を産んだのは決して一滴の“愛情”があったからではなく、母親の両親である祖父母から何度も説得されて“仕方なく”産んだからだった。
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
会いたい気持ちは柊も同じだった。 誰の子かも分からない柊たちを孫というよりも我が子のように大事に育ててくれたのは祖父母だったからだ。
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
カラララ···
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
里桜はそう言いながら窓際の方へ背もたれをつき、三角座りをした。
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
2人は同じ体勢をして、雲から出てきた月明かりによって冷たい床に映る2つの影を見ていた。
妹の里桜にとっては、 一番落ち着く時間だった。
数分後
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
里桜❁⃘*.゚(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
柊✌︎('ω')✌︎(13歳)
柊は眠っている里桜をベッドまで運び、優しく呟いて布団をかけた後に自分のベッドに入り、眠りに落ちた。
コメント
4件
よしその母親〆るのでみんな道具持ってきて、【後ちなみに私は天雷の遊び場のサブ垢みたいなもんです】
お腹すいたらお姉さんに言うんだよ?とりあえず│ω・)彡サッ!💸💸💰💸💰 ごめん日本で言う10億しかない… とりあえずお姉さんのお部屋で休んでな2人とも!
相変わらずクズだなぁ〜優希「本当に〆てやりたいですよ、」紅丸「でも、良い日常なような気もするな」宝華「えぇ、この後何も起こらないと良いけど」像影「そうならないことを祈りましょう」