この作品はいかがでしたか?
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🎀こちら、nmmnになります🎀 🎀ご本人の目に届くような行為は御遠慮ください🎀 🎀拡散等はお辞め下さい🎀 🎀全て私の勝手な妄想です🎀 🎀以上の事がご理解頂ける方のみお願いしたいです🎀
🎀こちら、「証明_中編_」の続きとなっております🎀
前作にまだ目を通していない方はそちらの方へとお願いします
赤 side
コトリ
と、マグカップが目の前に置かれる。
そのカップを置いてくれたのは俺を家に連れてきた奴では無く 彼の恋人だった。
ころちゃん
あからさまに見透かされている様な言い方だった
りーぬくん
ころちゃん
その少しした会話に彼の恋人がキョロキョロと交互に俺と彼の顔を見つめる。
るぅちゃん
ころちゃん
るぅちゃん
青い彼の元により相棒は横隣の部屋に去っていった。
ころちゃん
りーぬくん
甘く優しく誘い込むような声
ころちゃん
なんで俺はこんな人を好きになれなかったのか
りーぬくん
ころちゃん
『泣きそうな顔してんのさ』
彼から言われた瞬間に今まで無意識に抑えていたものが溢れ出す
りーぬくん
ころちゃん
りーぬくん
数時間ほど泣いていたと思う
俺が泣き終わると黄色い彼も部屋に入ってき俺の背中をさすってくれた
りーぬくん
りーぬくん
そう。
りーぬくん
るぅちゃん
背中をさする手をとめず俺を宥めてくれる
りーぬくん
俺は両方の頬をあげる
ころちゃん
りーぬくん
黄色の彼が俺のせなかをさすり、青色の彼が俺を抱きしめる
りーぬくん
るぅちゃん
『存分に泣いて』 『泣いたらいいよ』
2人がくれた言葉に先程あれほど泣いたのに涙があふれる
その間も2人は静かに俺を宥めてくれる。
あぁ、いい友達を持ったな
その思考と共に泣き疲れた俺はゆっくりと夢の中へと入り込んだ
そして、起きたのは翌日の夕方だった
りーぬくん
るぅちゃん
りーぬくん
目をパチパチとしながら体を起こす
りーぬくん
痛い…
るぅちゃん
りーぬくん
ころちゃん
るぅちゃん
青色の彼が部屋に入ってくると黄色の彼の頭を優しく撫でる
ちっ、目の前でナチュラルにいちゃつきやがって
りーぬくん
ころちゃん
るぅちゃん
これ以上居たら邪魔になるだろうしそろそろ帰ろう
足をベッドの上から下ろして立ち上がる
りーぬくん
視界がぐにゃりとなり、立てなくなってしまう
ころちゃん
ドサッと二人のどちらかの温もりを感じた後に
ぷつりと意識が途絶えた。
りーぬくん
いいにおい
あまい
ふわふわして
すっごいあったかい
おかしのようなにおい
ずっとこのふわふわをあじわっていたい
あれ
あまくなくなった
こんどは
…にが、い?
にがい
いままでにおったことのないにおい
でも、にがいってわかる
あれはさとちゃん?
ねぇ、まってよ
なんでおいてくの
ねぇ、なんで
おねがいだから
まってよ
さとみくん__。
りーぬくん
りーぬくん
ゆ、ゆめ…?
周りを見渡しても誰も居ない。
りーぬくん
頭が痛い。
りーぬくん
体がだるい。
りーぬくん
喉が痛い。
りーぬくん
きもちわるい。
りーぬくん
「あのひとはだれ?」
こうきいたらきっと
「ともだち」
ってこたえてくれるよね?
はやく…はやく…
あってきかなきゃ…
さむい
けどあつい
からだにあまりちからがはいらない
ブロック塀にもたれながら家に向かってあるきつづける
はやく
いそがなきゃいそがなきゃ
証明を求めて家へと帰る
りーぬくん
やっと我が家に着き鍵を開け中に入る。
でんき…ついてな、い?
ねちゃった…かな
りーぬくん
さがさないと
はやく
はやく
必死になって桃色の彼を探す
りーぬくん
なんでいないの…?
何処を探してもいない
風呂場にも寝室にもリビングにも
あぁ
あのおんなのひとといっしょか
も…だめだ……
あぁひとりって
さびしいな
このまましんじゃえば
らくになれるかな
……………
たしかりびんぐにかったーあったよな
おふろもはいってたし
ちょうどいいや
きってしんじゃおっかな
もう
いいよね
りーぬくん
いたいな
こころもからだも
あぁぁ…
目の前が真っ赤に染っていく
ひとりってさみしいな
あぁ…もう
さよならだ
_____BADEND____
コメント
19件
ハピシュガ途中パッと浮かんだとか言ったら炙られそう
すこここここここ はっぴーじゃむじゃむもいいけどやっぱばっどやんなすこ