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誰も居なくなった最終下校時刻を過ぎた教室で馬乗りになりながら僕の上で服を脱ぎ始める会長。スっと眼鏡が落ちればいつもの会長の面影は一切ない。地味にしか感じていなかった彼の姿は見るからにして別人。
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彼から話を聞けばこれは学校側から与えられている仕事なのだと。サボりで授業を受けない生徒や校則違反やイケナイ行為をしている奴らに性的攻撃を与えているらしい。彼も彼で結構ノリノリでやっていたがそれは口に出さないでおこう。
話をしている際にも僕の身体をスっと触ってきていた。僕は彼の行為にうんざりして僕が攻めるなんて口に出せば彼はすぐにのった。〝僕を落としてみろ〟と。だから授業にさんかして不良を辞めろと交渉してくるので僕ものってやった。彼を落としてまた不良仲間の所に戻ればそれでいい。そんな軽い気持ちだった。
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ニヤリと小悪魔の様に笑顔を見せれば服を着て教室から出ていった。さあ、どうやって落としてやろうか。そんなことを考えている時にはもう彼の思い通りだったのかもしれない。
彼と交渉をしてから僕はしっかりと授業を受けていた。不良も（一時的に）辞め、僕は彼に話しかけるチャンスを狙っていた。だが、いっこうにそのチャンスとやらは訪れやしない。あれからと言うもの、彼の姿を見るのは皆が体育館に集まって聞く生徒会挨拶だけだった。
彼の罠にまんまと引っかかってしまった。でも、これは想定内だ。生徒会会長と言う学校のトップがそんな軽くあんな交渉をしてはこない。何か裏があるのだろうか、なんて考えながら一時間目のチャイムを屋上で聞いていた。
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予想通り。溜息をつきながら屋上に足を踏み入れるのはお目当ての彼。屋上に横になりながらゴロゴロとしている僕になんの警戒も無く近ずいてくる。
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キョトンとした瞳で目をぱちぱちとさせながら僕を見つめてくる彼。そう、彼はもう僕の下。力の差的にも彼がここから抜け出す事は不可能だ。それを全て分かりながら軽く彼を煽る。
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彼は今までに見たことも聞いたことも無いような甘い表情と声をしていて、女にすら思った事が無かったのにふと可愛いと思ってしまった。獲物を見るような目で彼を見つめていると彼の瞳には涙が溜まってきていた。そう言えば眼鏡はどうしたのだろうか。眼鏡が無いおかげで彼の顔の表情はいつもの何倍もわかりやすい。
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頬を赤くしながらも今にも涙が零れてしまいそうだ。勿論離す気など一切無い。やっと手に入れる事が出来ると言うのに。僕のテクニックで彼はすぐに僕に惚れるだろう。そこらの女はみんなそうだった。
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僕は彼のネクタイをほどきTシャツのボタンをひとつずつ外していく。その動作でさえ彼はピクピクと震えていた。スっと彼の服の中に手を入れ肌に触れるとピクンッと跳ね上がった。肌をなぞるように触れば彼は小さく甘い声を漏らした。可愛いと脳に伝わった時には上の飾りに手をつけていた。つまんだりクリクリとなぞればさっきよりも声を出し始める。
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下に手を入れれば彼は萌え袖になった手で口を抑える。ぐちゅぐちゅと音を立てながら触れば彼は腰をくねくねとさせながら涙をこぼしていた。触るスピードを早めれば抑えている手が緩まり甘い声が漏れ始める。
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耳元で囁けば彼はビクンと大きく身体を震わせそのまま達してしまった。はあはあと息を荒くしている彼は僕の首元に腕を回す。こんなのどこで覚えているのだろう。僕は屋上の端の方で彼を存分に犯していった。
気絶してしまった彼に衣服を着せ、抱き抱えながら保健室へ向かう。目が覚めたらそこからもう一度なんて馬鹿馬鹿しい事を考えているうちに気づけばドアの前。失礼しますと言い入れば誰も居ない。これはやっぱりもう1ターンしろと神様が言ってるのだろうか。頭を殴られたような痛みがして後ろを振り向けば僕より身長の低いケモ耳の生えた生徒。
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最近の生徒はみんな口が悪いのだろうか。彼から異様な殺意を感じ彼をベットに寝かせる。
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多分君のでは無いと思うけど、なんて思っていれば後ろのベットから小さな声が聞こえる。気づいた時には目の前には彼はおらず後ろを振り向けば彼がベットの横に座っていた。瞬間移動かよなんて突っ込みたくなったがスルーしておいた。
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赤
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僕を見るなり顔を真っ赤に染める彼にまた可愛いと思ってしまった。今日僕は何回彼に可愛いと思ってしまったのだろうか。彼からの視線が凄く痛い。彼の視線だけで僕のメンタルは殺されてしまいそうだった。
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赤
さっきから凄くひとつひとつの言葉が胸に刺さる。そんな茶番は置いておいて彼が先程からずっと赤い顔を手で隠していた。可愛いんだから隠さなくてもいいのになんてこの状況で言ったら彼に何をされるかなど分からない。
僕はとりあえずこの場から退出してまた屋上へと向かった。
end （？）
コメント
17件
めっちゃ好きですブクマとフォロー失礼…🥺
初見です！フォロー失礼します めっっっちゃ好きです(( ブクマ失礼します(；ω；)
見るの遅くなったぁぁ もう好きです、、 ブク失ｯ！
