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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

We.ナイトメア

______________________

いつも通りの朝で 一筋だけ光る壁

風に吹かれて揺れるカーテン

それに動じて一筋も揺れる

その光は俺の目を照らし

俺は光に対する

______________________

昨日は遅くに寝てしまったようだ

時計の短い針は 10を指していた

「…やっべぇ」

俺は運営国という国の 総統である

だがこの国は幹部との上下関係は ほぼ同じぐらいで

扱いの差はそんなに無い

だから通常なら 7時には起きなきゃならない

でも今は10時だ

上下関係のないこの国だと 幹部に普通に怒られる

怒られる通り越して しばかれる

我ながらに恐ろしい 国であると俺は思った

______________________

あれ…?

誰も居ない…?

皆仕事中なのかな?

食堂に誰も居ない…

あと少しで昼飯の時間だから この時間帯には誰か 1人は居るはずなんだけど…

……俺が知らない間に なにか起こったの?

正直言って昨日 何時に寝たか覚えてない

住宅地や商店街に回っても 誰一人居ない

ただ聞こえるのは 鳴いている鳥の声と

俺の足音や息だけ

誰一人居ないこの国

ただ気味が悪くて怖くて 泣きたくなった

消えないで

______________________

‎𓂃 𓈒𓏸

………?

あれ…ここベッド…?

あれ…どうして…

夢…?

時計の短い針は 7を指していた

「おーい!らっだぁ起きろ!」

「おっせぇぞ!」

ドア越しから聞こえる彼の声

夢だったんだ

よかった

1人だけでも俺の側に居て

あの悪夢から

俺は何度もそう”願った”

______________________

だけどいつも通りとは 言えないような気がした

なんか皆 気が落ち着いてないなぁ

まぁいっか

______________________

夜にはケーキが出てきた

既に火をつけた状態で

自分が産まれた日

自分の誕生日なんて 気にしていなかったから

すっかり忘れてた

日常組や我々だやワイテルズ、 赤髪のともとか

思った以上に来た

実現してることなのに 現実味がない

まぁ今日は楽しもう

ずっと

”このままなら良かったのに”

______________________

気が付いたら俺はただ 壁によっかかり座っていた

数日も続くこの光景

国内は勿論 国外から流れ込んでくるものは 全て断ち切った

茨に巻かれた鎖国

二度と解かれない鎖国

ただ同じ光景で 座り絶望を続けた

仕方がなかった

なんて言い訳をする

でも

無理だったんだ

もう数日も経って疲れ 今も座っているだけ

角を尖らせお前らにとって 残酷で滑稽だっただろう

どうせなら最後だし

血塗れにして花を腐らそう

彼らはきっと怒るだろうな

同盟の言葉も自分も 断ち切ってしまった俺だけど

俺から消えないで

______________________

END

解説

We.= 私達 ナイトメア =悪夢

ブルータル ↓ 冷酷で厳しい野生のさま

という意味を持っています。

この物語は らっだぁの望んだものが 悪夢として出てくるお話です

この物語は らっだぁが3パターンあります

1つは誰も居ない運営国に ただ一人いるらっだぁ

2つはいつも通りの日常に 自分の誕生日を祝うらっだぁ

3つ目は鎖国となった運営国で 座っているらっだぁ

という3パターン

現実のらっだぁは 3つ目のらっだぁです

1つ目と2つ目は らっだぁが見た夢であり悪夢

2つ目の夢は らっだぁが望んでいたもの

1つ目の夢は らっだぁが望んでいないもの

悪夢とはストレスから 悪い夢を見るもので

だから1つ目の夢は悪夢である

1つ目の夢の内容は 誰も居ない国だから 現実でも国に誰も居ない ということになります。

らっだぁが望みたくなかったこと

最後3つ目のパターン 現実のらっだぁのところで

国外から流れ込んでくるもの というものは その数タップ後にでる 角を尖らせは青鬼もしくは 化け物を示す 国外から流れ込んでくるものとは 外から来る敵のこと

血塗れにして花を腐らす 血塗れ = 自殺 花 = 供えていた花 全体の意味 ↓ 自分は今から死ぬから 花を供えることはできない ↓ 花が枯れる

彼らとは運営のこと

運営は既に亡くなっていた

分かりにくいかもしれないので 物語全体でいいますと

らっだぁは青鬼、化け物となり 幹部や人々を殺めてしまった 我に返った頃には遅かれ 運営や幹部大人数が亡くなった らっだぁから逃げ切った国民が 助けを求め外から来る敵や 同盟国である日常組などからの 交流をすべて断ち切り 鎖国とした 疲れきって寝たらっだぁは 大切な人が全員消えた という事実からストレスで 悪夢として出てきて その後に望んでいた人達や自分の夢を妄想する だけどたかが夢であり 絶望に埋もれたらっだぁは 花を供えるのを辞め 自分の命も断ち切った

らっだぁ運営 短編&長編集2 日常組、我々だ リクおk

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コメント

15

ユーザー

うちは後何回尊死するんだろうな…(^q^)

ユーザー

ずぎでずッッ...‼︎。゚(゚´Д`゚)゚。(涙目&鼻声)

ユーザー

うわぁ、、、結構残酷だけどこういうの好き

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