TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

記憶喪失

一覧ページ

「記憶喪失」のメインビジュアル

記憶喪失

1 - 第1話

♥

117

2024年02月28日

シェアするシェアする
報告する

タッタッタッ

ガンッガラガラ

青.....!!ハァハァ

ぁえ?あ、あの

どうやらここまで走ってきたらしく息をきらしている

お前..記憶喪失なんだよな?

は、はい..

だからあなたのことも分からないです..

ほとんどのことは忘れてしまったし思い出したくても思い出せない

僕のために必死になって走ってきてくれたこの人のことも思い出せない

.....

俺はお前の友達だよ(ニコ

そう言って彼は少し悲しそうに笑った

そんな彼の表情を見て僕は胸が締め付けられた

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

彼とはどんなことがきっかけで仲良くなったんだろう

彼とはどれだけ仲が良かったんだろう

そんなことが気になって聞こうとした

あの!

今日はこの後忙しいから帰るわ!

僕の言葉と彼の言葉が被ってしまった

そのせいで僕の声は聞こえなかったのだろう

ほんとはまだいたいけど、まぁとにかく顔見れて良かった

彼はもう僕の方に背を向けていた

ま、まってください

思わず引き止めてしまった

ん?どーした?

えっと..

あっ名前!!名前教えてください

あー言ってなかったけ

俺の名前は桃だよ

桃..くん..

.....じゃまたな青

は、はい!来てくれてありがとうございました

次会うときは敬語はなしな?

彼は振り返ることなくその言葉を最後に残し病室から出ていった

桃くんか..

名前を聞いて記憶を取り戻した

なんてことはもちろんない

だけど僕はこの名前を何回も呼んでいた気がする

桃くんとは相当仲が良かったのかな...?

また今度聞いてみるか!

次会うときは敬語はなしな?

俺はそう言って部屋を出た

本当ならもう少し青と話をする予定だった

この後忙しいなんてのも嘘だ

うぅ..うっ..

そう俺は泣いてるのをあいつに見られたくなくて嘘をついてまで部屋を出たんだ

あいつは何も悪くない

そんなことは分かってる

それでも忘れられるっていうのはこんなに辛いものなんだな

それに俺は青にもう1つ嘘をついてしまった

友達...か

俺と青は友達なんかじゃない

俺らは"恋人"だった

この作品はいかがでしたか?

117

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚