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湊音
（私…）
湊音
（本当に…付き合えたんだ…）
湊音
（夢みたいだ…）
棘
…すじこ…（…湊音…）
湊音
ん？
ﾁｭ
湊音
ぇ…ぁ///
顔を上げると棘君の顔があり
私はキスされていたのだ
棘
……
湊音
……
湊音
と、棘…君…///
棘
明太子…（湊音…）
棘
昆布（大切にするよ）
湊音
！
その瞬間
体の力が抜けてその場に座り込んだ
棘
明太子！？（大丈夫！？）
湊音
うん…
湊音
大丈夫だよ…
湊音
嬉しくて…
今まで生きてたこの人生
親は私を見ているのではなく
勉強の事ばかり
友達も私なんか見ていない
“天才だから”“優秀だから”って
言ってばっかり
ちゃんと私を見てくれる人なんていないって諦めてた
でも、諦めなくて良かった
良かったんだ
棘
！
湊音
うぅ…
湊音
（ﾎﾟﾛ
棘
た、高菜！？（湊音！？）
湊音
ごめん…（ﾎﾟﾛ
湊音
嬉しくて…（ﾎﾟﾛ
湊音
私…！
湊音
凄い…大切にされてるんだって…（ﾎﾟﾛ
湊音
思ったら…（ﾎﾟﾛ
湊音
何か…涙でてさ……（ﾎﾟﾛ
棘
……
ｷﾞｭ
湊音
！
棘
昆布…（もう…）
棘
明太子…（湊音を一人にしない）
棘
すじこ…昆布（だから…泣かないで…）
湊音
と…げ…くん…
湊音
ありがと…
棘
明太子（帰ろっか）
湊音
うん…
だが、湊音は中々立ち上がらない
棘
？
棘
すじこ？（湊音？）
湊音
ご、ごめん…
湊音
安心したら足に力入らなくて…
苦笑いをしながら言った
棘
……
棘
すじこ（運ぶよ…）
湊音
え？
湊音
い、いいよ！
湊音
重いし…
湊音
落ち着いたら多分大丈夫だから
棘
明太子（俺がそうしたいの）
湊音
う、うん…
湊音
ありがとう…
次の日
真希
はあぁぁぁ！？
遥香
え…
パンダ
良かったな、棘
快斗
！！？？
簡単にいえば付き合ったことを打ち明けたのだ
湊音
あはは…
真希
いつの間に…
快斗
…
快斗
（まぁ、この二人が両思いなのくらい）
快斗
（予想してたっつの…）
快斗
（あ゛〜…）
快斗
（まじ、悔しい…）
↑湊音の事実は好きだった
いわゆる失恋
悟
おっはよ〜！！
真希
ｹﾞｯ…
悟
ちょっと！？
悟
真希ひどくない！？
湊音
ふふっ…
悟
ちょっ…
悟
唯一の味方、湊音まで！？
棘
しゃけ〜（これが当然の反応〜）
悟
棘はひどいな！
数ヶ月後
私は2年生になった
そして可愛い後輩ができた
湊音
ごめんね！
湊音
付き合ってもらっちゃって…
野薔薇
いいんですよ！
惠
先輩の妹なら行ったほうがいいので…
悠二
そうだな！
悟
だってさ…！
悟
誰も迷惑じゃないよ…
棘
しゃけしゃけ（うんうん！）
真希
そうだな
パンダ
いつでも呼んでくれよな
遥香
私も…その日は予定開けるようにするから…
快斗
そうだな！いつでも呼べよ！
湊音
皆…
湊音
ほんっとうにありがとう！
悟
よ〜し！
悟
紫苑のお墓参りが終わったので〜
悟
パ〜っと食べに行きますか〜！
野薔薇
先生の奢りね〜
真希
お！いいな
悠二
まじすか？先生！
悠二
あざっす！
棘
明太子〜！（食べまくるぞ〜！）
遥香
じゃあ、私は寿司がいいです…
快斗
あ゛！？俺は焼肉がいい！！
悟
え？ちょっ…
パンダ
諦めろ…悟…
湊音
まぁ…
湊音
足りなかったら私も出しますよ
悟
湊音〜✨
悠二
何してんすか？
野薔薇
はやく行きましょ〜！
紫苑そっちでは元気？
紫苑が亡くなった事はすごくショックだけど
誰も紫苑の存在は忘れないからね
これからも世界の為に私は戦います
“行ってきます”
紫苑
行ってらっしゃい
湊音
！
この瞬間紫苑が見えたのは気のせいなのだろうか
棘
すじこ！（湊音！）
棘
明太子（行こっか）
湊音
！
湊音
うん！
湊音が急に立ち止まる
棘
？
湊音
棘君…
棘
？
湊音
大好きだよ…（ｺｿｯ
棘くんにしか聞こえないように小声で言った
棘
！
棘
しゃけ！（俺も）
棘
ツナマヨ（大好き！）
私はここ、呪術高専に来て正解だったよ
私を一人の人間として見てくれたから
皆、本当にありがとう
偽りだらけの私 END
湊沙
わぁ〜！！✨
湊沙
完結したよ〜！！
湊沙
約3ヶ月くらいかな？
湊沙
本当にありがとう！
湊沙
もう…毎回皆が嬉しいコメントしてくれて…
湊沙
めっちゃ！やる気でます！
湊沙
次も作品あげていくので、コメントとか応援お願いします！
湊沙
次回の作品もお楽しみに♪
湊沙
では、次回
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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