太宰治
大丈夫、大丈夫だよ
太宰治
君が勇気をだして
太宰治
私、いや、僕のために
太宰治
"ありがとう"
ルミナス・ラークライル
私ッ
ルミナス・ラークライル
私ッ
その一言が聞きたかったんだ
本当は怖かった
拒まれるのでは無いか
優しく名前を呼んでもらえないのではないか
それでも、それ以上に私の思いを伝えられないことが
苦しかった
ルミナス・ラークライル
貴方の事がッ
ルミナス・ラークライル
治さんのことがッ
ルミナス・ラークライル
好きなんですッ!
太宰治
もう……そんなのとっくに分かってるさ
太宰治
ほら、泣かないでくれたまえ
太宰治
いまさっきも言ったろ?私は君の笑顔が好きなんだ
太宰治
ほら、
太宰治
おいで
そして彼の胸に顔を押し付けた
彼は背中に手を回してくれた
怒りでも苦しみでもなんでもない
優しくて暖かい手