美玲の件が片付いた後、梵天の空気は少しだけ戻った
でも、私はまだ完全には笑え無かった
しの
.......
椅子に座って資料を見ていると、背後から甘い声
蘭
しのちゃ〜ん♡
蘭が距離ゼロで覗き込んでくる。
蘭
最近元気ないよねェ♡俺が慰めてあげよっか?♡
竜胆
兄貴...
でも竜胆も私の隣に腰を下ろす
近い、近すぎる
竜胆
しの、ちゃんと寝てる?
竜胆
美玲の事件のせいか?あの時は俺も信じてあげれなくてごめんな。
しの
え、あ、大丈夫。
蘭が私の髪をクルクル触る
蘭
ほんと可愛いよねぇ♡
春千夜
おい
春千夜
何してんだよ💢
蘭
別に〜仲良くしてるだけ♡
春千夜
触んな
蘭
えぇ〜嫉妬?
蘭が楽しそうに笑う
私は固まる
春千夜
こいつは俺のだ
心臓が爆発しそうになる
蘭
へぇ〜♡ついに言ったね♡
竜胆
ふっ笑
春千夜
(睨)
春千夜
お前も距離近すぎ
しの
え、私!?
春千夜
無自覚で煽るなむかつく。
頬が熱い
その夜。 屋上で風に当たっていると、隣に春千夜が来た
春千夜
灰谷と仲良くすんな
しの
仲良くっていうか、向こうが勝手に...
春千夜
チッ...
春千夜
俺以外に笑顔見せんな
春千夜
しの
しの
....ん?
春千夜
この前、消えようとしただろ
春千夜
俺、あん時すげえ怖かった
そっと指が絡む
私は少しだけ笑った。
あの日、嘘に溺れた梵天。
でも今はちゃんと掴まれている。 離さないくらい、強く。







