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読了しました。第12話、じわじわ来ますね……。 れるが「この子に生きてもらえばいい」と決意するまでと、その後の「嫌われたくないなんて贅沢」の自己矛盾の描写が生々しくて、胸が締め付けられました。特に終盤、ゆうくんが「置いてかないでよ」と泣く夢のシーン——あれはれる自身の本心が投影されてるんでしょうね。自分の願いと、相手に託す願いがねじれ合ってて、まだ読める角度がありそうです。 そういえば、タイトルの「切望。」に句点が付いてるの、何か理由があるんですか? 気になってます。
主
さつき
主
主
さつき
主
主
─風が吹き抜ける。 夏の香りがする。
初夏を感じさせるそよ風は じりじりとした太陽を 少し和ませてくれる。
鼻先をかすむ潮の香りが なんだかとても心地良い。
…そんな中、屋上の日陰で れるは一人ぼーっとしていた。
れる
正直未来なんて見えてないし、 もうなんでもいいから死のうかな って、思ったりもした。
…けど、れるには それができなかった。
れる
ずっとそう思っていたから。
れる
誰かにれるという 人間を知ってて欲しかった。
表面だけじゃない、弱いれるも 強いれるも、死にたいれるも 全部を知った上で
その人に悲しんでもらいたい。
…でもそんな事、友達に頼む なんて友達の荷が重すぎるし。
こったんだって…… もうこれ以上苦しめたくない。
れる
結局はこのループ思考。 止まらない考えの繰り返し。
れる
れる
れる
れる
結局の行き詰まりに 嫌気が差して寝転がってた時
…急に、屋上の戸が開いた。
れる
いやれるが言える話じゃ ないねんけどさ
入ってきた人は緑髪の生徒。 ひまわり色の虚ろな目をした彼は まっすぐと柵に向かってって。
靴を脱いで、柵に手をかけた。
れる
彼が足をかけた時 れるは咄嗟に走り出していて。
れる
自分でも気付かないうちに、 そう叫んでいた。
れる
自分に止める理由なんか無いし 止めるべき仲の人間でもないのに
れる
如月ゆう
れる
でも、振り返った君を見て 分かってしまった。
れる
どうしようもないから諦めて、 もう、なんだっていいから 早く自分を殺してくれって顔。
れる
柄にもなく神様の巡り合わせ なんだって思った。
れる
そしてそれと同時に、 この子を幸せにするのが 神様からの試練なんだって。
れる
この子に最高の幸せをあげよう。 …そして、その幸せを。
れる
…幸せを共にしたれるの存在を 生涯忘れないように。
れる
不純な動機だなんて分かってる。 でも……それでも。
今はただ、 自分の思うままに。
れる
如月ゆう
れる
─君の光を、僕はただずっと 追いかけ続けている。
れる
あの後、言い詰まったれるに対し 「話したいことが山程あるから またの機会に話そう。」 と伝えて、ゆうくん達は 帰っていった。
申し訳ないとは思ってる。 …けど、やっぱり少し怖くて。
れる
今更そんな事を言い始める。
れる
目が潤むのを感じる。 自分はそこまで 涙脆かっただろうか。
……いや、違うな。 …こんな思いをした事がないんだ。
嫌われるのが常で、 大切にされた事なんてないし、 されたいとも思わなかった。
こったんとも、こえくんとも 常に一線を引いて関わってきた。 いつ嫌われてもいいようにって
でも、ゆうくんだけは違ったから。
れるの全てを託す為に 自分をさらけ出したから。
れるがどういう人間かを 分かっていて欲しかったから。
れる
…ぁーぁ、方法を間違えたな。
れる
これ以上考える事を放棄した。 もうどうでもよくなりたい。
何も考えたくないから。 れるの身体は、やけに硬い布団に 吸い込まれていった。
如月ゆう
れる
如月ゆう
れる
如月ゆう
れる
れる
如月ゆう
如月ゆう
れる
如月ゆう
如月ゆう
如月ゆう
如月ゆう
如月ゆう
如月ゆう
れる
如月ゆう
如月ゆう
れる
ねぇ?
れる
君が望んでたのは、 本当にこんなことなん?
れる
君の一番大切な人に悲痛な顔をさせる …それが君の望んだこと?
れる
…ぁ、これは否定できるんや? ……じゃあ、もう悩まなくてええやんな。
れる
……アホ面。まだ分からへんの?
れる
……まぁいいや、一度自分でよく考えて そんで2人でよく話し合えばいい。
…死んでまで後悔するのか。 それとも、汚いエゴを優先するのか。
何にしろ選ぶのは 自分だって事、覚えとけ。
さつき
主
さつき
主
さつき
主
主
さつき
主