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転生したらお姫様になった件

第7話 - 第7話

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2025年08月24日

#百合

#GL

#恋愛

#創作百合

#レズ

アス

アメ

うーん…

アメ

よりによって夜中に起きちゃったのね…どうしようかな……

アメ

昼夜逆転しちゃいそう……（汗

ヘレナ

選択肢は2つあります

ヘレナ

1つ目はアメ嬢を私が寝かしつけること

ヘレナ

2つ目はこの眠れない夜を楽しむこと

アメ

どちらも楽しそうね…//（目を輝かせ

アメ

私を寝かしつけるって、具体的にはどうするの…？

ヘレナ

読み聞かせしますよ（にこっ

アメ

読み聞かせ…！？

アメ

……悪くないかも…

ヘレナ

アメ嬢の好きな香りを部屋に撒くのもいいと思います

アメ

じゃあそのふたつお願いしようかな…？//

アメ

…あっ、その前に……

アメ

夜中のお散歩、少しだけしようかな（にこっ

アメ

良ければヘレナも着いてきて？

ヘレナ

では私も。（ぺこ

アメ

夜中に城を歩くなんて初めて…//

ヘレナ

…確かに…アメ嬢は誰よりも早く寝て早く起きることがほとんどでしたからね……

そうなんだ…

アメの過去を知ってしまったからその過去の影響もあるのかなぁなんて考えてしまう…

あぁ…思い出すだけで……

〜〜…っ

〜〜〜…？

アメ

…？こんな夜遅くに誰が……

ヘレナ

…、！あ、アメ嬢…！

ヘレナ

あちらに行きましょう、外は涼しくて気持ちがいいですよ…！

アメ

……（目を見開き

レクサ

〜〜〜笑

キャリー

〜〜〜〜…//（ｸｽｯ

アメ

……

ヘレナ

…っ、(あんなの……)

私の幸せはアメの幸せ。アメの幸せは私の幸せ。

アメ

すぅ……ッ

アメ

あーっ！毎日幸せだなぁ！（大声

アメ

愛されるってこんなに幸せなんだぁ〜！

アメ

ねぇ〜、ヘレナ！！♡

ヘレナ

は、はい……、？（汗

レクサ

……、？

キャリー

…アメ姫、こんな時間になにを……

レクサ

(あいつが愛される…？誰にだ……？)

レクサ

(愛されるような奴じゃないだろ……)

あんな大きい声…初めて出した……

ヘレナ

…もしかして、わざとレクサ女王に聞こえるようにしたんですか…？

アメ

そう！

アメ

効果はあるか分からないけど、ちょっと注目して欲しかっただけ…//

アメ

私は愛されるような人じゃないのに、何を言ってるんだって…あの人、少しは考えるでしょ？

アメ

…もっと私を見てくれないかな……（夜空を見上げ

ヘレナ

……、/

ヘレナ

アメ嬢が頑張っているので、これからも続ければきっと効果は出ます

ヘレナ

応援しますよ（微笑み

アメ

……！//（ぱぁぁ

アメ

ほんと優しいね…ありがとう…//（微笑み

また泣きそう…

こんなに優しくされたの、初めて……

ヘレナ

良ければ、レクサ女王と会う時間を増やしましょうか？

アメ

是非…！！//♡

そうしてヘレナは完全に私に心を許してくれ私の恋愛まで協力してくれるようになった。

私の好きな香りでいっぱいになった部屋と読み聞かせをしてくれたヘレナのおかげで

ぐっすり眠ることが出来た。

次の日

アメ

ふあぁ…（起き上がり

ヘレナ

おはようございますアメ嬢

アメ

おはよう…（にこっ

アメ

今日は…お外に出ようかな！

さぁ、存分に言いなさい国民の皆様

私は何を言われても……ｯ

……姫様

アメ

…、？

ライアン

姫様、お元気でしたか…

アメ

え、えっと…っ

誰…？名前が思い出せないってことは…

今、初めて会った人…？

ライアン

あの時、あなたに助けてもらいました

どの時…？

ライアン

あぁ…すみません。あの時、ホームレスのフリをしていた者です

アメ

…え？

あの時…！？

全く見た目が違う…！

こんな…えぇ…！？嘘でしょ…！？

アメ

ヘレナ…っ、（ちら

ヘレナ

……ｯ、（目を見開き

ヘレナも驚いてるじゃない…！

アメ

ほ、ほんとにあなたなんですか…？（汗

ライアン

はい、迷惑をおかけしてすみませんでした

ライアン

私の名前はライアンといい、探偵をやってるんです

アメ

そ、そうだったんですね…(探偵さん…)

アメ

でも、なんでホームレスの真似なんか…

ライアン

今回の任務は「民の本性を見ろ」ということでして

ライアン

ホームレスがいたら、この国の皆さんはどう接してくれるか…

ライアン

そういう調査だったんです

ライアン

……ですがまさか…悪女姫だと言われていたあなたが

ライアン

助けてくれるとは思いもよりませんでした

ライアン

この件は報告書に書かせて頂きました

ライアン

報告書はレクサ女王の元へ直接渡ります

アメ

そ、そんな…！

アメ

そしたらレクサ女王に、あなたまで疑われてしまうんじゃ…っ（汗

ライアン

その心配はございません

ライアン

私は真実しか書かないし、信頼されているので。

ライアン

逆にあなたがホームレスを偽装した私に罵倒したり見て見ぬふりをしていたら

ライアン

それを確実に報告書に書いていたでしょう

ライアン

…姫様

ライアン

私は、今まであなたのことを…

アメ

大丈夫です…

アメ

でも、あれだけで私を決め付けて「優しい」なんて思われるのも

アメ

少し…信じすぎだと思います

アメ

確信がつくまで、もっと私を見てください（微笑み

ライアン

……、！

ライアン

はい、そうさせていただきます（ぺこ

ヘレナ

(アメ嬢…素晴らしいです……)

レクサ

…っ、ふぅ……

レクサ

(…まさか……)

レクサ

(アメが救うなんてな……)

件名：市民の行動観察記録・第14日目場所：王都第三区・晴天状況：路地にて潜伏中、姫アメ殿下に遭遇。行動：姫殿下は、私の身分を知らぬまま、水・食料を提供。評価：民の誰よりも早く、深く、私を“人間”として扱った。困った時はまた助けると述べた。所感：姫殿下の行動は、王宮の印象と著しく異なる。結論：姫殿下は、民の痛みに目を向ける資質を持つ可能性あり。

レクサ

(偽装は完璧のライアンだからバレるなど絶対にありえん…)

レクサ

(アメ…本気で変わろうとしているのか……？)

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