僕達は青空の下で 約束をした。
小さかった頃、そして君がまだ..
生きていた頃────────
君
僕
君は満面の笑みで 僕の手をぎゅっと強く握り
君
僕
まだ小さい頃で 簡単に「結婚」という言葉を口にし
幸せを誓っていた。
毎日のように 「大好き」と言い合い、笑っていた。
2人だけのあだ名を付け、 呼んでいた。
僕
君
そんな事を思い出し、 小さく笑みを浮かべる。
今日は君の命日。 そして僕の誕生日
僕
爽やかな風がサァーっと 髪を揺らす。
そうだね...っ!
君がそう言っているようだった
その時...─────────
眩い光が僕を包み、 目の前に立っていたのは
君だった─────────
綺麗なベールと美しいドレスを 身にまとい
キラキラと輝くティアラを付けていた。
君
キラキラと光る涙を目に浮かべ 笑顔を見せる君。
僕
君
君
君
僕
気がつけば 僕は純白のスーツを着ていた。
君が指さす方向には 小さな教会が1つぽつんと建っている
君
子供の時のように 無邪気に笑い駆け出す。
僕
教会の中には 誰もいなく、大きな鐘と長椅子が ずらりと並んでるだけだった
君
僕
君
君
僕
君
僕
僕
君
にっこりと優しく微笑み 抱きつく彼女は 小さい頃の面影が残り懐かしく思えた
だが、こんな幸せな時間は そう長くは続かない。
君
君
僕
君
君
僕
君
君から手渡された花は 小さい頃駆けた花畑にあった
白いカーネーション。
君
君
君
君
涙を零しながら手を ヒラヒラと振る彼女は 無邪気な彼女とは反対に
とても美しかった。
僕
僕
僕の手にはあの白いカーネーションが 涙が反射しキラリと光っていた
思い出のあの景色は 君とまたもう一度会える所でした──────。
コメント
13件
ちょっと…悲しい…っ
わ…すごい…っ 綺麗…(?) わ…っ…切なあ…(((語彙力どーした
あ泣く(´;ω;`)