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テラーノベル(Teller Novel)

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壱華💜

クソ、油断した……

壱華💜

あの時足音に気づいてたら……

壱華💜

(それに……私が思ってた計画と外れちゃったな)

壱華💜

(本当は向こうから撮影があるって言われて、そこでみんなの前で発表する計画だったのに)

壱華💜

(何が起こるか予想したのかな)

壱華💜

(だから……監禁したんだ)

壱華💜

(とにかくここから出ないと手遅れになる)

壱華💜

(問題はこの手錠……)

壱華💜

(鍵で開けたり、引っ張ったりするのは無理そう……)

壱華💜

(そして……10人ぐらいの見張り)

壱華💜

(ここも突破しないと……)

壱華💜

(でも、どうしたら)

壱華💜

(………………本当は嫌だけど…あれしかないよな)

壱華💜

(よし……いくぞ、せーの)

その瞬間無理やり手の肉を削いで手錠から抜け出した

壱華💜

痛い…………

見回りさん

手を上げろ

壱華💜

え、めんどい

見回りさん

撃つぞ!

壱華💜

撃てば?

見回りさん

っ……

壱華💜

(これはおもちゃ……見た目でわかる)

壱華💜

(そっちがその気なら……)

壱華💜

邪魔だからどいてね(*^^*)

ドカッ!

見回りさん

ウッ……

壱華💜

よっわ

そしてあっという間に全員が倒れた

壱華💜

10分も経たなかったな

壱華💜

……早く行かないと撮影ってことは控え室にいるはず

壱華💜

兄さんたちが来る前に解決しないと

壱華💜

包帯包帯……あった

壱華💜

早く行こ

たったった……

壱華💜

俳優1さん!

しーーーーん

壱華💜

もう行ったのか!

壱華💜

どこだろう

???

3階だよ

壱華💜

壱華💜

トト子ちゃん!?

壱華💜

どうしてここに

トト子🧡

女の勘よ💕

トト子🧡

嫌な予感がして仕方がなかったの

トト子🧡

気をつけてね、あの人武器持ってたから

壱華💜

ありがとう

壱華💜

兄さんたちにあったらこの中には入っちゃダメって伝えて!

トト子🧡

なんで?

壱華💜

………………勘

トト子🧡

ふふっ……了解

壱華💜

じゃあね

トト子🧡

無事で帰ってくるんだよ

記者

それで壱華さんとの関係は?

俳優1

そりゃ、結婚式をあげる予定を立てていますね!

記者

結婚式はいつですか?

俳優1

それは

壱華💜

しません!

俳優1

!?

壱華💜

結婚なんてしません!!

記者

どういうことですか?

壱華💜

これ……私と彼のやり取りしたRAINです

壱華💜

勝手に付き合わされて、結婚まで追い詰められ……断れば家族を殺すと脅されました

記者

これは……細工とかもした痕跡がないですね

俳優1

お前……どうやって抜け出した

壱華💜

見てわかんない?
手の肉削いでここまで来たの

俳優1

クソ!

記者

一体何があったのですか?

壱華💜

さっきまで使われていない工場に監禁されてました

記者

え!

俳優1

後ちょっとで……

俳優1

後ちょっとで俺はお前と幸せになれたのに!!

俳優1

もう、わやクソだ!!

俳優1

全て破壊してやる!

俳優1はスイッチを取り出した

壱華💜

!!

壱華💜

みなさん逃げて!

子供

あのお姉ちゃん可愛い!

子供

お姉ちゃん!!

壱華💜

!?

壱華💜

やばい!

カチッ

ギュッ(子供を抱きしめる)

ドカーーーーん!!

一瞬にして炎が燃え上がった

子供

けほ…………ゲボ

壱華💜

煙…………と周りが火だらけ

壱華💜

この子だけでも……

壱華💜

(どこか出口が……)

壱華💜

1階に降りるより上に上がった方が早い

壱華💜

いい、お姉ちゃんにしっかり掴まってね

子供

うん

壱華💜

(念の為にロープを持っていこう)

だっ!!

壱華💜

はぁ……はぁ…………

壱華💜

(けっこう煙吸っちゃったな……)

壱華💜

(苦しい……)

子供

お姉ちゃんのヘアピン可愛いね
あたし猫ちゃん好きーー❤️❤️

壱華💜

………………ありがとう

壱華💜

これはね、私の大切な人から貰ったの

壱華💜

1番の宝物(*^^*)

壱華💜

だから……生きて帰らないとね

子供

うん!!

子供

けどお姉ちゃん

子供

周り煙っぽくて何も見えないよ

壱華💜

大丈夫!!

壱華💜

お姉ちゃんに任せて!!

壱華💜

(バケツか何か…………あ、あった)

壱華💜

(これをさっきのロープと一緒に……よし)

壱華💜

(これならこの子はいける)

壱華💜

この中に入って

子供

バケツ?

子供

うん!!

壱華💜

よいしょ

壱華💜

…………

壱華💜

いい、今から下に下がるけど暴れたら落ちちゃうから大人しくしててね(*^^*)

子供

はーーい!

壱華💜

あと、お姉ちゃんからみんなに伝えて……絶対帰るからって

子供

分かった!!

壱華💜

いくよ

そして……ゆっくりとその子を下ろして行った

床に着いた途端、一気に軽くなった…救助されたみたい

壱華💜

あとは……私だけか

壱華💜

視界が見えないからここがどこかはよくわからない……

壱華💜

無理に飛んだら……怪我をするかもしれない

壱華💜

けど………………一か八か

壱華💜

やるっきゃない!

おそ松❤️

見つかったか!

カラ松💙

いや、まだだ

チョロ美💚

どこに行ったの!

十四松💛

あれ、火事じゃないっすか!

トド子💗

本当だ…………しかもテレビ局だよ

カラ松💙

一体何が……

子供

ねぇねぇお兄さんたち

十四松💛

あれ、どうしたの?迷子?

子供

あのね、私を助けてくれたお姉ちゃんがまだ上にいるの!

おそ松❤️

!!

カラ松💙

どういう人だ?

子供

えっとねうんとね……あ!

子供

宇宙柄の猫ちゃんのヘアピン付けてた!!

子供

あと、紫色の服きてた!!

カラ松💙

!!壱華だ!

チョロ美💚

嘘でしょ!なら、まだあんな所に……

十四松💛

どうしたらいいんすか……

トド子💗

下から行くのも危険すぎる……
火を消すにも時間がかかる……

おそ松❤️

クソ、どうしたら

チョロ美💚

ねぇ!あれ!

チョロ美💚

壱華だ!

トド子💗

本当だ……一体何して

十四松💛

ここから飛び降りるつもりじゃ……

その瞬間、建物が爆発した

おそ松❤️

ヤバいってあれ!

壱華💜

いける……行ける!

だっ!!(飛び出した)

カラ松💙

壱華!!

その瞬間、後ろからレンガ飛んできて壱華の頭に当たった

壱華💜

っ…………

壱華💜

(やばい……意識が)

キラン……

壱華💜

(あ!ヘアピンが……)

ポチャン……

壱華💜

っ!

壱華💜

そんな……

壱華は着地のことを忘れており、不幸中の幸いなのか腕から落ちた

壱華💜

っ…………

カラ松💙

壱華!!

カラ松💙

大丈夫か!!!

チョロ美💚

ちょっと!ねぇ!!

壱華💜

ヘアピン……

おそ松❤️

え……

壱華💜

行かなきゃ

壱華💜

探さなきゃ

壱華💜

大切なもの……これ以上失いたくない

だっ!!

バシャン!

おそ松❤️

おい!怪我してるんだから無理して行ったら

カラ松💙

クソ!

バシャン!

チョロ美💚

兄さん!壱華!!

壱華💜

どこ?どこ?

壱華💜

どこにあるの?

壱華💜

そんな深くまでは行ってないはず!

壱華💜

どこにあるの?

キラン

壱華💜

あった!

壱華💜

もうちょっと……

パシッ

壱華💜

取れた!

壱華💜

ウッ………………

壱華💜

息が………………

壱華💜

でき………………な……い

ガボガボガボ……

壱華💜

このまま溺れて死んじゃうのかな……

カラ松💙

壱華!!

壱華💜

兄さんの声がする

壱華💜

意識が…………

壱華💜

兄さん………………………………

そこで私の意識は途切れた

繊細な雫~第3章~

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